Bhikkhugatika
我を省みて君と会う
布団の中で目が覚めた。心は軽く、清々しい。わくわくして、楽しい。
カーテンと窓を開けると、空は曇っていて、朝日の姿は見えない。風は冷たくて、顔に刺さるようだ。
私はひとり微笑む。さてさて、相も変わらぬ美しい自然である。
気合いを入れてバルコニーに出て、深く息をしながら体操した。こうして毎朝自分と向き合って、私の中に住んでいる、君の清らかな慈しみの心を見るとき、私は矜持と楽しさとに満たされるのだ。
別離久しきかわいい君。君に会いたいが、憂えるわけではない。私が自分を省みると、君はいつもそこにいるからね。
作品名:Bhikkhugatika 作家名:RamaneyyaAsu