Bhikkhugatika
雪降ってなお心暖かし
街に雪が降り積もるさまは、真に美しいものだ。自分が自然そのものであることを忘れて、自分の欲望を真理だと思っている人々も、少しは頭を冷やすことだろうし。
私は家に閉じ込められて凍えているが、降りやまぬ雪も、私の真理と公平への情熱を冷ますことなどできはしない。たとえ積もった雪が凍ろうとも、私の君への情熱を冷やすことなどできようものか。
そうは言っても、少し体が冷えてしまったから、高野豆腐で粥を作って食べよう。元気を出して励まなければ、君に会わせる顔がないからね。
作品名:Bhikkhugatika 作家名:RamaneyyaAsu