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覇王伝__蒼剣の舞い1

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 黒抄に命を狙われ、蒼国の外は命の危険が付きまとうようになったからだ。
 「で、瑠邑が何か云ってきたか?」
 「ええ。喜んでましたよ。清雅さまがご無事と知って」
 「___やっぱり知らせたな」
 「当然です」
 嫌そうに顔を顰める清雅の前で、尚武はにっこりと笑んでいた。
 拓海は、何かあるのかと隣の父に問いかけたが、その父・玄武の狼靖も珍しく笑みを口元に浮かべていた。