小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

KGU~CODE:ZERO~

INDEX|99ページ/107ページ|

次のページ前のページ
 

「神は神。知ってんならその攻撃は効かぬ。」カオルは椅子から立ち上がって幽齋が動けない。EDENは早々に対策を練っていた。その目に、幽齋は消えた。
「滅」空間が崩れた。幽齋の剣がカオルの懐に入り気を失った。
「・・・・・・カオルEDENは闇を隠してる。知っては為らんその秘密吐け」
「や、やはり・・・・それが狙いだったか」
「無い。EDENには無い。」
「教えろ!どこだ・・・CODEの秘密今の俺達CODEで死ぬ。分かるか?能力を持つものでもCODEに殺されるのだぞ!」幽齋の前にエンペラーがいた。
「エ、エンペラー退けッ!」幽齋が刃を向けると七魔が現れた。
「さっきの士族は十万死んだ。つーか」エンペラーも本領発揮だ。
「おい、幽齋!EDENに乗り込むなんて肝据わってんじゃん」サタンが片腕を隠しながら蒼い焔で、幽齋も呆れて剣を手にした。
「滅CODE:REBARTH・・・フフフフ・・ハハハハハハハハハハハハ・・・」幽齋はCODEについて詳しくその刃は漆黒におおわれていた。
「EDENは人を殺せぬと言うルール少々破らせてもらった」エンペラーは十字架を地面に落とした。橙の焔でベージュ色をした髭面の大柄の長身の男が、姿を見せた。過去一変ともベルフェゴールの大人の姿を見たことが無かったが元の姿を初めて見せた。
「アンタが幽齋ねぇ。覚えとくわそん面ぁわよ・・・」橙の焔により、エンペラーに纏う漆黒の劫火。あらゆるCODEを打ち消す力を持つが第一条件に漆黒の鬼火が幽齋も刀を抜くと、「滅」はあらゆる生命力や世界という星を滅ぼす力がある。
「漆黒の走馬灯(エヴ・ヅァルブ・フィオイーネ)」焔のカーテンでその場に居る人達を護った。
「アスモデウスッ!」紅い焔が自身の心臓に光って光り輝く大剣を抜いた。
「しょうが無いわね。私は命を司るのよ・・・・逆に死んでも恨まないで」鼻で笑うエンペラーに、黒コートが白い銀幕のコートに変わって両腕に大剣を手にし、幽齋が圧された。
「魔天絶昇蜜悠鬼須佐之男翔空斬天凰覇(まてんぜっしょうみつゆうきすさのしょうくうてんおうは)」焔のカーテンが破られて大剣で防ぐが、雷と暴風雨と千の斬撃に耐えれず腕が、切断された。頼によってサタンが与えた右腕を失い血まみれで、CODEが暴発し、エンペラーは苦しんだ。
「カオル!」カオルは神のCODEを使って幽齋は刀で次々に襲ってEDENは陥落した。
「畜生ッ!幽・・・・幽齋わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」泣いてその次の日エンペラーは、CODE:EDENを辞めた。

―――――明治十年八月一七日―――――
 あれから二年も行方を暗ましていたがその二年間も高野山で出家して仏を見ていた。今まで殺してきた魂とゆっくり対話する場を設けて自分は神宮に戻った。高野山から帰ると、親父が待っていた。
「よぉ、坊主のエンペラー、ククククククク」
「うっぜぇー、親父なんだよ?」
「逆賊は知ってるな?幽齋とカオルと残り五人今んとこ内の清水君が探しているが、EDENの秘密が解放されたのだ。あの動乱の最中幽齋が開いたのだろう」
「南が丘の心臓だよ。俺も細かいことは知らないが南が丘に行けるモノが心臓を握るというのは世界が崩壊する。」KASの話を聞いた俺は倉田山で建設中の学校を見ていた。
「わぁ、エンペラーさんお久しぶりっす。」登が木材を運搬していた。まだ御幸ロードが完成していなく砂利道に古市は遊郭が残っていた。俺はCODE:ZEROが置かれている本部の津に行った。津は最先端都市で町全体が巨大な城郭に囲まれて聳え立つ二つの塔純白の白き城が目に浮かぶ。津城は、天守閣が無い。櫓城とも言われている。造ったのは、津藩初代藩主藤堂高虎である。津にCODE:ZEROの本部並びに今日がその会合で会った。
「ようこそ、エンペラー君」モリスがエンペラーにバッジを渡した。
「君の顔はなんだか冷たい心が無いみたいだな・・・・」モルドレッドが俺の顔を見て言うと、冷泉が説明した。冷泉は先にCODE:ZEROに選ばれ津を拠点に活動している。
「モルドレッド卿?エンペラー様の奥方は二年ほど前幽齋に殺されたのです。心臓をざっくり私が行ったときには息を引き取ってました。恐らくその自責にエンペラー様は悪くございません。幽齋は生かしておくのは危険です!」冷泉の言うとおりだ。
茫然自失のエンペラーが姿を見せるのはそれから五年後の事であった。

―――――――明治十五年四月二十九日――――――
 未だにEDENの事件の傷が癒えない。幽齋の凶行、クミカが戻らない。一人靜加に五十鈴川を眺めていると父親であるKASガ来た。
「お前が茫然自失は分かる。そうだ?クミカは死んでない彼女もお前と血が繋がっている従妹の姉だ。血縁関係者は地獄でも死なねぇよ。お前は勘違いしてるが彼女は生きてる。世界の果て悠久に閉ざされ孤島断崖絶壁に聳え立つ監獄要塞“アルトカトラズ”によ・・・清水君が調べたのだよ。そこにクミカちゃんは生きてる。お前が愛した奥さん一人失う辛さ良く噛みしけておけ!これから修羅の道に進もうとでも人は護れ!クズでも」宇治橋を引き返すエンペラーに、待っていたのは冷泉・律・登であった。
「エンペラーさん、KGUは俺達四人が創った想いの結晶」忘れていた。自分があの時間が止まったかのように動いていた。KGUは最初から俺が創る気も無く親父の手伝いで、働いていた。そして、遂にこの日KGUが完成した。
「俺達も新しい希望だ・・・」
「KGUは俺が護る!」最初、確かに衛らっそうに俺が言った。三人はKGU並びに俺含めて四傑として明治十五年~大正四年間活躍した。

―――――――――本編――――――――

 現在。
無残に消えるKGU・・・。三人は崩れゆくKGUが1300年間もCODEを護り人も護ってきた神宮の学校。決して明治十五年からGHQにより、私学となったが、俺達の心にはある。
「俺が護ると言ったのに・・・何でだろうに・・・何でだ・・」涙が出てくる。他のメンバーだってエンペラーに寄り添った。
「エンペラーさん!悪くないっすよ」
「そうだ、悪いのは幽齋だろ?俺はKGUで変わったんだ。」
「KGUがこんなになるまで俺達も頑張ったんだ・・・」白宮・土方・HIDEが肩を落とした。
「ティーチは南が丘に向かった。エンペラー?痕は俺達がやる仕事だ。」
「行こう、南が丘に・・・」エンペラーは起き上がった。
「みんな、最終決戦だ!幽齋を止めるには俺達が団結しなくちゃな」KGUが消えた現場にエンペラーは、蒼い焔で倉田山を蒼い焔で燃やした。蒼い焔が山を包みKGUは瓦礫すら残らない跡地になった。石碑すら残っていなく俺達は最期の地に向かう。



遂に、最終決戦の地に辿り着くこれが、エンペラー・冷泉・登・律それぞれの想いと未来を掴むためにCODEとはなんだろうか?全てが分かる日我々が知るのは、CODE:ZEROがCODEの正体だと言うこと。
幽齋とエンペラー、ぶっつかる二人


第ⅩⅣ章約束と災厄の地~南が丘(SOUTHHILL)~
作品名:KGU~CODE:ZERO~ 作家名:LordShurain