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KGU~CODE:ZERO~

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「しっかし・・・・俺も堕ちたよ」凶水齋は白いボサボサ髪に破れた袴に背中に残る斬られた痕が痛々しく残る。裏門に居る警備は全員死んでいる。裏門から来たのは、予想だにしないCODE:JOKERの四大天神(伝説上の人物で皇位より上の最高神クラスの一握りの人物しか選べ出されないCODEを統べる覇王全ての知識と・体力・技術が兼ね揃えられて伊弉諾・伊弉冉の血筋が四大天神で在ること。又の名を“世界の管理者”とも言われている。)の一人、舞踊のCODEを持つ綾美の母である御前巴美が幽齋に挨拶した。
「おう、来たのか・・・・ビッグ・ママ・・・・」裏門から玄関は全て警備は踊り疲れて死ぬ。その女は、着物に髪飾りを付けた銀座のホステスのママという感じがして絶大な陰の権力があった。仏を権力沙汰に縛り付けて四大天神の権力を使ってEDENはがら空きだ。
「みっともねぇんすよ・・・・姐さんは」この青年僅か五歳で四大天神に選ばれた闇怒雨影綱(あんどうかげつな)(安西鬼兵衛門綾鷹(あんざいきへえもんあやたか))である。CODEは、影の元の主。後に闇怒雨亡き後の新四大天に選ばれるのが、闇怒雨の元カノ将軍政子(酒酔二階堂葡萄酒(しゅようにかいどうワイン))である。巴美の同期でEDENを知り尽くしてる。影を操る影に縛られる彼女たちよそ見に幽齋が入っていった。警備の屍を越えるとEDEN四階に着く。いち早く異変に気付いたHIDEは、CODEを解放した。EDENでは、CODEを使われないように無能者の心臓千個で動いていたが非常事態あらば使えるのだ。エンペラーは、地獄のCODEを解放した全てのCODEに於いても神の至高の産物は憧れるが悪魔を引き連れるのは辛い。黒コートから虹が灯されると、七皇が姿を現した。
「うっ、こ、お・・これが・・・地獄のCODE」全員驚くがカオルは内心喜んでいた。一番手に入れたいモノがすぐ側にある。今回の事件それを絡むが一番に幽齋との件だ。
「皆、聞けッ!敵は士族含め幽齋・凶水齋・零・万之介・CODE:JOKERの四大天神全員おおよそ敵は十万!迎え撃てCODE:EDEN№十二人よ」カオルが采配を上げると、EDENは戦場と化した。一番先に狼煙を上げたのがHIDEと凶水齋であった。

――――――凶水齋VSHIDE―――――
 「ファックユー血に飢えてる野郎か?俺は、CODE:EDEN№Ⅵ。HIDEだ・・・・MUSIC程俺が戦う理由ねぇっしょーがぁっ!」HIDEはギターを弾いた。
「音楽は斬るぞ!CODE:CHANGESECOND“水”」水が洪水のように四階は浸水。HIDEも音楽の壁が水を抑えた。
「洪水四十撃」凶水齋の刀が水を囲んでからの迸る水滴にHIDEは、ギターのコードの弦が水をはじき返した。凶水齋自身刀が全身刃が剥き出しにそれに勘づいてHIDEは、目を瞑った。HIDEは、音楽のCODEを解放しても時間を計っていた。
「紅交響(クリムゾンシンフォニア)」焔が水を蒸発して水蒸気に蒸発し、刀がギターを貫いた。
「うぐっ、XJAPAN・Over・SOWRD」HIDEの甲にギターの弦を集約し一本の弦が剣となって凶水齋も元のCODEが解放した。
「血大戦争血剣血水(ブラッディードンクリーク・ブラッドソード・ブラッドウォーター)」HIDEは刀に突き刺され水が赤く染まり意識が遠のく。ギターを銃にした。腰が痛いが、凶水齋一人倒せないじゃ、この先俺はポンコツだ。
「音楽地球韻性交感謝(ミュージック・アースフォニム・セックス・サンキュー)」凶水齋が一度CODEを解除する僅かな隙にギターからの周波が凶水齋の心臓に行き届いて周波が響いて力が硬直した。凶水齋はCODEが死んだ。
「うごぉぉぉぉぉっ!」HIDEもCODEの使いすぎだが、三階に行くと闇怒雨に対峙した。
「みぃっけー、アンタがミュージシャンHIDEか?」闇怒雨の影がHIDEを縛り付けて影が飲み込んだ。「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」HIDEの叫びで闇怒雨がHIDEを三階から突き飛ばした。HIDE脱落。カオルは優雅に紅茶を飲んでスマホで時計を計っていた。
「あんたにゃぁっ!姐さん逝け!」闇怒雨の影が侵蝕していく。巴美のCODEは、奉納用と対人用の二手に分類する。HIDEは力尽くで闇怒雨を止めた。
「男と心中する気は無い!だがなぁ、ゲイとゲイでも心中しなきゃいけねぇー時はこのCODE使わせてもらうぜ!親父!ジジィ」HIDEは自らギターを打ち込み周波を上げた。ただでさえCODE:LOST時に自殺願望者風の危ない賭だが、EDENの音が聞こえてくる。どんな生物でも心の音が激しく聞こえる。俺はHIDE。XJAPANのHIDEだ。ジジィが早死にし、孫である俺は病弱の母と暮らした。母親は子宮に穴が開いてそれでも俺を生んでくれた。親父は俺が六歳の時に、俺をCODE:EDENに於いて立ち去った。
一言、
「ダメな親父で悪かった。息子を育てる自信は無い。」だってさ。その時に、俺は思った。親の愛情は一番知っている。それから『女』に執着しやすい病気に発症して毎晩俺が七歳から、毎日年上の姉ちゃんとぶっ込んでいる。そして十五歳で精を出していこう毎日続いている。だからー俺がー生きる。音が具現化した時に祖父のHIDEがHIDEを抱き上げた。
「お前は俺に似て俺はお前に似てない。“HIDE”の名を継いだ以上は死んでも汚すなこの名はロック史上生きる伝説だ。ジミー・ヘンドリックスは俺の憧れだった。今次々にロックに革命が起こってる。ガールズバンドも起こってるんだもんよ。なぁ?英矢・・・・お前は俺に似てる。音は魂で、体で、感じろ!X→XX→Z→ZZ→FAZZ(エックス・ダブルエックス・ゼーター・ダブルゼーター・)と時代も流れて俺達のようなバンドが目立たないが誰かが俺達を継承し、新時代の音楽の先駆けとなる。」HIDEは靜かに自分のCODEを与えた。暖かい鼓動に俺は手を伸ばし闇怒雨も腰を抜かせた。
「嘘だろッ!生きてるんか?影鎖(シャドーチェイン)」影がHIDEは影の方向を脱して壁を蔦って背後に音を送った。影でも後ろには回らない。闇怒雨も中々機敏な動きだ。
「フルアーマー・ダブルゼーター!最後かわかんねぇかもよ俺は小さい頃から1980年代から1998年までの間HIDEを信じて親父の背中を見てきた。勿論爺ちゃんもだ。親子三代JAPAN背負ってんだよ。今の時代ロックはJAPANを背負ってねぇー」その姿は初代HIDEであり、明治八年十一月二日―HIDEは、音のCODEの向こう側OVER:BARSTに目覚める。
「Xの幻想響(ファンタジーシンフォニア)」闇怒雨没す。HIDEも傷ついた躰で三階に下りて二階を目指すが力尽きた。四大天神の一人闇怒雨死亡。影のCODEは政子に宿った。元々CODEでは無い闇怒雨その最後は、HIDEの想いで光り輝く周波で響き渡る音で散った。
「男、ガンダム無ければ音楽の世は無い」
HIDEは二階で治療してもらった。その頃・・・・幽齋はカオルと戦っていた。
「天地創造(ヘヴンアース)」片手で攻撃を反射した。その手は楽園の手である。
「魔天魔死」刀の突きにカオルはティーカップで攻撃を止めた。
作品名:KGU~CODE:ZERO~ 作家名:LordShurain