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KGU~CODE:ZERO~

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「そうですな。幽殿の子供が出来て嬉しいな・・・・」
「その子供の教師に私はどうかしら?」三人のコメントに幽齋も妻の麻罹撫も幸せに暮らそうと決めていた。第一子後に(支靜加(しずか))である。
(この斎藤幽齋の娘支靜加(しずか)こそ、エンペラーが倒す今作のウルトラアルティメット級の強さを誇るラスボスである。斎藤幽齋宏繁亡き後の世界を支配する娘。因みに朝とは従妹である。人呼んで、神の遺伝子(ソロモン)と呼ばれて再び、世界はCODEを持つ者が戦う。KGU続編『KDS~ANTHER:CODE~』に続く。こうご期待あれ。主人公は、エンペラーの息子カイザーとCODEを無効にする赤松家の希望赤松湊(かなえ)による終演した世界が舞台のANTHER:CODE達と神の遺伝子によるCODEの最終決戦が始まる。
 続編では、KGUに出てきた人物達の子孫も登場予定なのでそこらもYOUCHECKだぜ。)

「そうよ、幽齋CODEは?」
「あぁ、滅は大丈夫だ。」江戸に来ても幽齋が目にしたのは、大都市に暮らす人達の生活を通じて零も儒学を学び適塾での経験を活かして小さな町の商店街でアルバイトをしていた。
「おや?アンタ・・・愛海さんっすかぁ」麻罹撫が商売をしている金物店で、包丁を買うお客さんと話していて客の名簿を見ながらの商売であった。
「そういえば幽齋さん奥さんが出来たんですか?」
「そうだけど・・・愛海(アクア)さんも包丁買って料理っすか」幽齋は店で働いて妻の手伝いをして働いていた。その店員には、後にハマショーの妻(鬼龍院濱之翔)の妻になる土佐藩家老鬼龍院家八代目当主鬼龍院藍李が江戸にて働いていた。藍李と満里奈も姉妹で、麻罹撫自身早くに鬼龍院家からの養子で、奉公先の商人成金田橋家四代目当主の攫璃蔓(サラリーマン)が、一代金物鋳造業のエースのジョーとして江戸で商売繁盛。将軍家からも仕入れている。因みに、藍李は、長い金髪がトレードマークで小柄ながらも少しツンデレで、ドSの面もあるがそれは女ながらも武士の世で鬼龍院家という家を護るためであり、姉妹揃って既婚。既婚以前は、父である(じっしょ・・・・養父で母方の再婚相手で実の父鬼龍院家六代目当主益守が二十三歳で病死になり、家督を継いだのが、養父鬼龍院家代七代目当主鬼瓦剛が家督を継いだ。)その父に姉妹揃ってSEXされてそれが嫌で土佐から江戸に逃亡したのが事の事実。だが、養父が三十四歳で隠居して母と離婚して藍李の同郷で鍛冶職人の清新院沙桜(せいしんいんさおう)と強引なSEXによって子供を生まわせてその自責により家督を長女藍李が継いだ。次期当主は、流れ者で後の藍李が晩年ハマショーとハマショーの子供で、二人は白宮に殺されたが生き残った三男の鬼龍院鬼皇劒(きおうけん)(キキ)が家督を継ぐ。
「うげぇーっ、御、御前仕合いっか?」
「えぇ、いつも此処にはお世話になってるのでせめてものの招待ですわ」愛海に招待状を受け取って幽齋は刀を抜くことは出来なかった。
「アナタ?勘定」幽齋は刃物類を勘定して風呂敷に入れた。
「毎度、五六〇両です。」麻罹撫は座敷に座っていた。何時出産するかは分からない。
「麻罹撫ちょいっと行ってくるわ」金物店を早くに閉めて江戸城に向かうと城内には、六人がビシッと待って緊張感がハンパじゃない。
「お?アンタも仕合いか・・・・秀忠公が見てんだ」其の男は痩せていて髪の毛もボサボサであった。刀からは血の臭いが異臭で鼻につく。
「と、ちょっとよ・・・・アンタなんて言う名前?」其の男はビタミン剤を飲んで堀に生えている果実を食べて無料で甘酒を飲んで、刀を磨いたと言うより空気に触れた時に、刀が現れた。
「土方鐵齋」
「驚くのは無理も無い。俺は、CODEを持つもの・・・・」手を振って城内に入っていった。
「へぇ~」幽齋はこの頃普通のごく平凡な人間であった。
その時の仕合いに出場者は、俺と鐵齋と金剛堂拓水と禅舟齋と癒以膳の六人が、将軍の御前仕合いが開かれるのを待っていた。
「なぁーアンタさっきからキョロキョロし過ぎじゃねぇー」鐵齋は刀を磨いて居眠りしていた。拓水もお茶を飲んでいた。仕合い前にお茶を飲み三人の妻と七人の子供が写っている写真を見ていた。
「良い家族っすね」癒以膳が写真を見て落ち着いていた。
「俺はぁ家族出来るんだ。鐵齋さんって九〇〇の戦場で無敗っすか?」
「そうだな。土方雄久から数えてちょうど十二代目あたりかな?つっても、弟が居て分家血筋に俺が祖だ。土方家の分家で俺が鬼神の“鐵齋”又の名を人斬り鐵齋って呼ばれてるんだ~」幽齋は刀を差し替えた。
「では、皆さん此方に」係の人に案内されてついていくと、秀忠が見ていた。
「うっ・・・気分悪ぃー」幽齋はあのスラム街から生きてきた自分の腕だけが頼りである。
秀忠が見守る中仕合いが始まった。
 
――――――第一試合――――――




 では、いざ尋常なり!
「束縛式OC(オーバー・コード)菰野龍神麗水齋土方鬼覇百之陣“アマテラス”」空気が鐵齋は刀を抜く構えをして城の空気を刀にした。更に、刀が十億本浮かび土方は自分の持ってた血だらけの刀を上空に振りかざした。拓水は戸惑い動けない覇気に圧巻して動けない金縛りである。しかも、今戦ってるのがよく見えない。中でなにが起こってるのかも・・・・拓水は家族もいる。勝てば、幕府から賞金総額百億両が貰える。副賞として米俵を六千万俵に加えBMW(高級外車)が貰えるというので、みんな必死である。
「御意」刀を下ろすと暗い世界から光を感じると刀が拓水は身動き出来ずに刀に串刺しされて仕合いが終わった。手を抜かずに刀はこの城内の覇気を刀にして相手を殺す技。
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!うがぁっ、」血を吐いて立てない拓水を治療したのが江戸幕府専属の医者伴信澄の祖で、伴家を起こした人物殼桶伴々(カラオケバンバン)こと伴西心齋(ばんせいしんさい)が神の手で、瀕死の拓水を治療させた。
「おっとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!勝者鐵齋」司会者マイクで実況をしてるのを観客の拍手が止まない。
僅か一分相手が攻撃しないようにたった一撃で相手を殺せる腕がある。会場はヒンヤリした。
当の鐵齋は髪の毛がボサボサで水を飲んでうがいして顔を洗った。CODEを一度に使う束縛式は、友禅が前に言ってた「CODEを持つものがそのCODEを一時的に解放して莫大な力が生じる。言っておくが、お前はダメだ。滅には何があるか分からない。起こるかな?てめぇーの感情一つでこの正史世界が木っ端微塵と考えても良い。馬鹿な考えはやるな?護れねぇじゃーCODEを持つもの失格だな。」そう思い出すと分かるが、俺は鐵齋の様子で分かる。青ざめた表情でCODEを感じない。聞くのも無難で、後を立ち去った。
後に、CODE:REBARTHのメンバーに選ばれて南が丘を護る上で、神(アマテラス)にその身を選ばれた者“神宮七帝(セヴンス・クリエーター)”に選ばれる拓水とその一族。俺は若い記憶が今でも忘れられない。直に分かるが、CODE:EDENに選ばれて入ってやめてこんなちっぽけな神宮屋敷に身を潜めた理由がな。消せない過去の一つや二つ誰でも抱えている。
作品名:KGU~CODE:ZERO~ 作家名:LordShurain