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KGU~CODE:ZERO~

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「そうか・・・・そら?願い事・・・よ。剣策に来いって言え」そらは黒のドレスを着て化粧して朝廷の御簾から顔を出してKASの命に従って愛車ロールスロイスに乗って亀山まで高速を使って走った。清水も耳に入れた情報では、そらは二日前江戸で、グラビア雑誌の表紙を撮って続くAVDVDに立て続け八本収録した。そらは妖艶でエロティシズムの象徴で、KASの妹として、朝廷の中の貴族政治に清水とKASこの嵐がおさまることをしれず、元禄六年秋紅葉が実る秋に、京都御所では御前仕合いが行われた。
 「兄ちゃん連れてきたよ・・・・」朝廷の前に顔を出した剣策は老いぼれた老人で杖をついてKASにお目通りを願った。
「そら、下がってな」
「そら様お下がりをお願いします」清水と一緒に席を離れてそらは、タイマンの剣策とKASは、龍魂録丸について件を話した。
「俺は思うに赤松十代の誇りに懸けて護ってきた名刀じゃ」
「はぁ?意味わかんねぇことすかしてんじゃねぇーぞ」KASのCODEに、剣策はCODEを打ち消した。「こんなもの・・・」CODEを消す力がとりわけ強かった三代目は、御歳八十八歳になりまで生き延びた。そして・・・・亀山の里は、CODEを持つ者には毒である。
「・・・・・死鬼喰婆牙王邪龍焔殺(しきくうばばきおうじゃりゅうえんさつ)・・・・・」剣策の杖が仕込み刀としてKASが避けて階段から滑り落ちた。腰を強く打って剣策も若きKASに見惚れた。
「ってててて・・・・・いてぇ!」KASは蒼い焔が宮中に燃え広がった焔から蒼い髪の黒コートを着た男性が剣策に挨拶した。驚くことに七魔を具現化し、対話できるのは地獄のCODEを持つ者でも珍しい。サタンが、戸惑う剣策の顔を見た。
「この糞ジジィが龍魂録丸を知ってるのか?あの剣はなるべく壊せ」
「しゃべったぞ。魔神サタン地獄のCODEの王。」頭を下げて後退すると、サタンや他の六人も現れた。
「えぇー土産話になるだろう。」KASも焔を自在に使える。剣策は無能者ながらも龍禅の血が流れている。CODE:JOKERの王が誰か?答えはこいつに聞いてみろよ。
「私は祖父から聞いたぞ。龍禅の正体・・・・赤松龍禅は死んでいる。正式には、生きてるのだが、彼は死のCODEを持つ者。ハマショーと似ている。暗黒CODEを持つハマショー、龍禅は赤松円珍の子でもある。私は孫だからよく知っているが、龍禅は昔から不思議であった、触れただけで、相手が死ぬ。亀山の人間は無能であり続ける。龍禅も、黒コートを着て黒フードをかぶって素性を隠して生きることを決意した。彼は、あやつは・・・・龍禅は、鬼山虎龍(きやまタイガー&ドラゴン)という青年は死と生を持つCODEを持つ双腕の人間だ。あやつでも・・・円珍が隠していたのは謝る。後に、対闇CODE殲滅対神殲滅対CODE殲滅の霊刀”龍魂録丸”の誕生だ。あの剣を抜く人間は誰も居ない。抜いただけでCODEを失う。良いか?龍禅が刀を創り自らのCODEを斬りその血で刀が納めている。赤松家はその事を秘密厳守にしていた。今になって考えてみれば疎かであったな・・・・軽率であったな。我が人生憎い話とでも言いたいが、この剣策に罪は無い。お前達が刀を抜けば、CODEを限界に達すれば分かるか?束縛式じゃぞ・・・・。フハハハハハハハハハハハハハ。KASと言ったな・・・・。志納聚が世話になった。あの子も年が年で、跡継ぎを探している。KAS?もらってくれないか?この老いぼれに孫の顔が見たくて死にきれない。」
「サタン?ジジィの頼む受けてやるよ。」
「そうか?」剣策が納得していると、廊下から清水が駆けつけた。
廊下から慌てて伝えられると、闇CODEが進入してきたらしい。KASも黒コートを着て七魔を全体呼び出した。
「七魔召喚(エヴ・ルワール・グリモワール)」七魔は焔を媒介に実体化し、その威力はCODEそのものである。剣策もなんだか巻き込まれた感がして庭を眺めていた。
「言い忘れた。俺が・・・ワシが本気を出そうCODE:EDEN創設者にし、CODE:JOKERが何たるか闇CODEに力で力を抑えるしかなさそうだ」剣策のCODEが急激な力の解放に庭が吹き飛び、若い青年で黒髪の、黒コートを着て右目が抉られて長身の男性がそこに立っていた。
「名は?」
「俺、俺は・・・・赤松龍禅さぁ・・・・剣策は俺が歳を取っちまった名前だし亀山の里は誰も疑おうとはしなかった。さぁ・・・闇CODEとか面倒見だ。」刀を抜くとその赤い刀身にCODEが今まで多くのCODEを斬った刀。
「虎龍(タイガー&ドラゴン)」刃を逆さに構えて右足で闇CODEをまとめて斬った。虎のように威嚇して龍の爪で敵を討つ。古風の斬り合いの技。
「天門(ヘヴンズゲート)」垂直に落下して相手のCODEの体幹を崩す。体幹が崩れてCODEを使う神経を切ると、CODEがエラーを起こすので、CODEを持つ者は体勢を崩す。
「大天門(ビッグヘヴンズゲート)」天門同様だが、更に二撃目で相手を空圧で捌いてCODE事居合い斬りをする
抜刀術の応用であるが、龍禅自身鞘を以て戦うことは少ない。
「黒門(ブラックゲート)」刀を上空から振り落とし地表に黒い死者の骸がCODEを捕まえて地獄に引きつり落とした。
「赤門(レッドゲート)」自らのCODEを回復させる治癒剣。
「死鬼喰魔絶蜜断翔天(しきくうまぜっみつだんしょうてん)」一瞬で刀を抜かず鞘だけで相手を真っ二つ。
六連続の技に龍禅は相変わらず昔の姿で闇CODEを討った。
「どーよ、俺・・・・コレが赤松家の力よ。」元の剣策に戻った。流石に五分以上が限界で、元の年老いた姿で亀山に戻った。

―――――――享保六年――――――

 KASは、志納聚と結婚して息子蛮志慰(バンシー)と刃無自慰(バナージ)が生まれた。共に亀山藩藩主二代目・三代目を継いだ。その令としてKASに献上したのが、龍魂録丸という刀が京都に納められた。享保年間は徳川吉宗の「目安箱」で、庶民の暮らしと改革の時期にKASは、伊勢に度々参拝していき、伊勢神宮の麓倉田山の御陵内を見学していた。
「どうだ?」KASは京都御所に清水と一緒に、CODE:ZEROを考えていた。CODE:ZEROには、それぞれ選ばれし七人がCODEをEDENから護るのに創られた中立機関で、その中にKASも居た。蛮志慰と刃無自慰も相席して亀山の今後について話し合った。
「父上・・・・亀山藩は赤松家が代々の地。それで父上お考えは?」
「さっぱりな。亀山藩の天神村の八帝の一人是焚(ゼータ)様のお知恵にお貸しした方が良いと思うよ。俺は・・・・・蛮志慰・・・・」束髪の男性で白装束を来ている蛮志慰。亀山藩を支える殿として兄弟力を合わせて亡き剣策(龍禅)の墓に手を合わせて祖父から継いだ力を次に残そうとした。
「剣策殿は病にて没です。皆々亀山藩の尽力尽くせよ」蛮志慰・刃無自慰が清水に言われて亀山に城を築いた。
長男の蛮志慰は、亀山藩の天神村の八帝については、幼い頃から学んでいて伊勢に戻ると八人についてを調査していた。KASは、幕府からの参勤交代で江戸に居た。
作品名:KGU~CODE:ZERO~ 作家名:LordShurain