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KGU~CODE:ZERO~

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「KGU総本部からで、遠藤慶一郎正一位昇格!以て軍を強化のこと来るべき日に備えてKGUには、ティーチから最期の戦を仕掛ける之事」
「馬鹿なっ!慶太は、んな性根腐ってねぇーがな、戦には向いてない。死ぬぞ」KAS遂に、KGUの作戦に初代創設者から思いを乗せて一人で伊勢に戻った。
「親父はああいう人だ。」エンペラーは香嵐渓の入り口で、サタンが現れた。
「待てよ!神具クサナギ別名天叢雲剣って熱田っすか?」
「熱田にはレプリカを七二六年に献上。Along to be ATUTAJINGU sowd purezent for emperor」サタンは、剣を知って滝の奥に光り輝く放つ剣こそ天叢雲剣である。奥には、白蛇の弁財天が鎮座なさっている。
「剣は俺だ。代々天皇家である俺が継ぐ!」背中には菊の御紋の刺青が彫ってある。クミカはレイラと待っていた。自分が消えて、それ以降のエンペラーを支えたのが曽根レイラである。かつて・・・・ティーチがCODEを持つ前に幽齋と名乗る男が、CODEを従えていたのをクミカは知っていた。天成暦元年十二月三十一日の八時大勢のCODEが死んでいったのも記憶にある。
「・・・・・・・剣」洞窟が閉ざされた。
「誰?」暗闇で蒼い焔を灯すと白蛇が蹲っていた。
「存じております。神武の末裔。正式には、天照大神の息子よ。人と神の間に生まれたお前の宿命悟ったぞよ」白蛇がしゃべった。エンペラーが生まれたのは、遙か遙か遠い神代の時代に、ある湯船に浸かり永遠に命を約束された。そこは黄泉との境界線に近い。
父、伊弉諾尊は、妻である黄泉の女王伊弉冉尊の汚れを川で祓い落として三人の子が生まれた。アマテラス・スサノオ・ツクヨミの三姉弟である。妻は、呪いで毎日地上に住んでいる人間を千人ずつ殺戮してりき、伊弉諾は千五百人とセックスし続けたと記録が残っている。二人の無差別殺戮と乱交が百年以上も続いたとされる。やがて成長したアマテラスは、大きく成長して逞しく女性として高天原を治めた。エンペラーを身ごもったのは、あの有名な天の岩戸の前後とされる。引き籠もりで心がズタボロになっていた折に、ある男がアマテラスの心の潤いとなった。彼は正体が知らない。黒コートを着て、見知らぬ力を使い、天上は平定された。名を最期に明かしてくれたサタンと言った。
アマテラスは、自分の全てをサタンにやった。その時に生まれたのが、エンペラーであるというのだ。だが、しかし・・・エンペラーが生を受けたのはKASと篠崎愛生との間に生まれたのが初めてである。この篠崎愛生は宮中での侍女をしていた人で、親父が京都を追い出されて東京の皇居に入城した際に出会って明治元年より少し前か・・・・慶長六年に俺が生まれた。それこそ、エンペラー誕生である。
「まあ知っておられるのなら剣は心で抜いてごらん」自分の心に手を当て心臓の音が聞こえる。天叢雲剣はエンペラーが心で抜いた時に、現れる。そうと、白蛇が消えた。滝の光に照らされると、朝日に映る美しい川であった。
「ただいま~」川に居たのは、全員揃っていた。
「お前が剣を抜いたときに、こいつらには、鏡を持たせた。最期は・・・・四傑であるお前達がこいつらに力を譲れ」サタンが言うので、四人は円陣を組んで一人ずつ円の中に入ってCODEを限界突破(リミットブレイク)した。その事でもあるが、出雲にある出雲大社に、最後の鍵があったが、その鍵を幽齋に奪われた。
「友禅(友齋)!」サタンの前に現れて友禅は、息子神聖朗その孫で、後にKDSでは国の覇王になる人物織乃坂(岡埜)工が来てKGUの軍事介入が本格的に行われそうだ。神聖朗が、姉と母の墓参りに帰り際来たとか。神聖朗も歳をとって齢五十だそうだ。父は見た目若いが、二五〇を越えているが、体力は衰えてない。
「エンペラーさんKGUは、ティーチ達CODE:DARKNESSと幽齋のCODE:GENESISの間では我々も身動きできません。して、日本国が歪んだのも空が茜色で青い透き通った蒼いそらが死んだのは当然。故郷を取り戻そう!」
「分かるがな、お前の気持ち。」エンペラーは心の剣を抜いて、蒼い刀身に銀に輝く刃霊剣で、三種の神器の一つ天叢雲剣を手にして焔を七王や四傑を霊剣の媒介としてCODEを流すようにした。これが、日本武尊スタイルである。元々のエンペラーは、刀を手にして浪人で、京の都の治安を護っていた。時代が違うが、現在の大和暦を生き抜こう。
「友禅先生俺は、最高の最凶の仲間に出会えて嬉しいです。COOL過ぎてもSEXしすぎてもこんな連中を俺が引き連れたなんてどこの歴史書なんてありませんよ。」エンペラーは感謝していた。そして、CODE:ZEROが反撃に打って出る。
第ⅩⅢ章KGU奪還戦CODE:1102
 大和暦七年十一月二日
KGUを取り戻すために、エンペラー達は裏門から入った。
KGU奪還戦には、CODE:1102に定められたのだ。ティーチは、三号館の屋上から見渡してCODE:DARKNESSに命じた。
「遠藤はどこだ?」一号館の地下に居住区がある。そこは奴隷市場としてティーチに命を保証された人間が要塞造りに働いていた。遠藤は、族長としてKGUの地下道に身を潜めていた。
「おめぇーらぁっ!動け動け・・・闇心操(DARKNESSHarts・Marionette)」闇の毒ガスに奴隷が数人に一列に並んで人々の心を病みに侵蝕された。ティーチは、CODEもろとも支配した。
「守末河ッ!」ティーチに呼ばれると守末河は死のうとはしていた。
「俺は闇に心も魂も売った。ケケケケ・・・・エンド君」
「蒼覇天拳」拳に力を込めてティーチの躰を貫いた。真っ黒に開いた穴が不気味であった。
「HELL on job・・・心闇(HartsDark)」遠藤の心の一部を押し殺した。エンペラーは、KGUの四号館の記念講堂の小会議室から入って学務課や会計課は時間が止まったかのようにミイラみたいに死んでいた。KGUは闇に犯された。
「ここを取り戻すぞや」ティーチのCODEを見破るのが不可能だ。
「・・・・・・ッチ」KASも連合艦隊の借金に負えないので、KGUの防衛は神聖朗が担当した。純君の息子宗之介と淳も九号館科学先進特殊技術室の室長として働いていた。
「長官CODE侵攻の抑える薬が出来ました。CODEの発祥から計算しますと約三日で効果が効きます。」宗之介は父の後継者として電子機器のCODEに目覚めた。淳は、ゲーマー公務員で働いて平日の昼間からゴロゴロして暮らしていた。
「宗之介ッ!タイタン起動まであと何分?」通信機でKASが言うと、モニターからアクセスして倉田山中腹の高軌道型追撃ミサイルの発射の準備を進めた。
「一発ドカーンと行け」ティーチには無用であった。
「闇焔弾流星(DarknessBureizShootingStardust)」黒焔がミサイルを急停止して倉田山が爆発した。ティーチの闇のCODEには効かなすぎる。(皇學館全体の損害は著しいモノ。)
KGUに残る人達は、KASが指揮した。
作品名:KGU~CODE:ZERO~ 作家名:LordShurain