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KGU~CODE:ZERO~

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「よろしくね、KAS・・・・」当時は、着物姿でベージュのトレンチコートに十字架をぶら下げていた。髪は長く伸びた髪で、グラビアみたいなスタイルだって事は知っている。
「そんなこったぁー あぁ? 神さん」KASは過去を知ったのか頭をかいてKGUに向かい、その頃・・・KGUに居たのは、倉陵院真尋と神と技術職でKGU宮廷官職として働いていた巴美が対談していた。
「うむ。倉よぉの~自動武装人形はどうや?」神は包帯を巻いてワインを飲みながら学研で設計図を見ては話し合いしていた。
「神さん、いいえ・・・伯馥姫殿。あたしはMIUの件もあるんで先に賛成です」
「私は納得できないわ・・・政子が実権でしょ?」
「フハハハハハハハハハッ、巴ぇ貴様はいらん。ワシが、動かす」
「えぇ、無理よ。馥姫?」
「使えぬクズはわしが始末する。―――稲狩葉冥一―――と鈴やんを貸せ」
「倉、ダメ!神は本気よ」
「巴ぇ、ワシの理想はもう少しじゃぞ・・・あの男が来る前に」
巴美は、神が企む野望に頷くだけで学研に出ていくと、KASにあった。
「うん?だーれ」
「あたし、巴美。綾美の母親ぁ‼家のCODEに居るんじゃン、あたしさぁ―」
「娘さん、元気かな?さぁーね、俺は訳ワカメ」
「それよりも、倉や皆?」
「倉?あいつは倉陵祭の創始者で、MIU最高顧問だから俺も当がある」
巴美と話し終えると、KAS独特の感じだ。
「うぬ、倉下がれ」
「待て待て遣りあおうじゃーねぇよ。 二体のニンギョぶっ壊す」
「ガハハハハハ・・・・ワハハハハハ・・・・血と散れ」何やらボタンを押して地下からブォオオ――ンと機械の音が聞こえてKGU全体に自動武装人形の軍団が現われた。
「けっ、神も人もねぇーな」これがEND OF BARST・・・KASの力がMAXに全開だ。
「うぬ。1.2.3 ダァ――ッ‼」アントニオ猪木かぁ、お前は。神は二体の人形を巧みにあやつった。
「・・・・地獄の名に光すら喰う焔 煉獄魔(インフェルノ・)神(サタン・)炎心(フレイムハート・)墓(グレイヴ) 」腕に宿った蒼と紅の紅蓮の死者の焔を床全体に広がって神は燃え盛る焔に閉じ込められた。
「くっ、BARST」神は焔を手で消した。
「お前、えらッそうにたいそうなものじゃの~」神はKASの異能を消そうとしたが、KASは宙で感覚を掴むと、稲狩のガトリング砲が跳んできた。
「テキ・・ウツ・・・ヒョウテキ・・・ハッケン・・・タダチニ・・・ウツ」ウィーンとその鉄の巨体が腕が飛んできた。
「煉獄魔(インフェルノ・)神(サタン・)炎心(フレイムハート・)墓(グレイヴ)」ボコココーンと人形が群をなしてKASに砲撃してきて爆薬で、ふっ跳んだ。
「・・・・・阿呆」蒼い焔の鎖が神を縛った。
「うぬ。うあわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」神の様子が変だ。
ドクン ドクン ドクン
ドクン ドクン ドクン
心拍数が上がっていき神が遂に最強の姿に―
その醜い姿には、「カオス」の血が流れているのだ。
角が四本。翼が六枚。両目が紅く。爪が五本。
背中に血が染み付いた剣が三本。腹に不気味な目が浮かぶ。
「ギュゥルルルルルルルルルルルル」KASは吃驚して退散した。
「化け物相手に闘おうとはしネェ―」直ちにこの事は急ながらアマテラスとKGUの理事長であるエリザベス・アルファード・ジオラセスト・アリストテレスに伝わった。
「そうですか・・・予期しませんね。KAS天皇家最期の勅です・・・」
「アマテラスちゃん、俺も歳で無理だ。あいつだったら・・・」
「KAS、KAS。KAS。KGUに向かうから」
「エリー、ギリシャはどうだ?」
「ナポレオン英雄の幕だね。ジョセフィ―ヌによ」はぁ?KASは神宮に向かうと七人に伝えないでいた。
「センコー」石神は灼熱に耐えた。
「俺ぁ、いくーぜ、 おおう」橙の焔を受ける基礎から石神はもがいた。
「駄目やぁ」磯上はたそがれてネットで地獄から電波は届かずに無線LANで情報を得ると、新技を駄目もとでやった。
「 宇宙創世煉撃(ユニバース・ジェネシス・インフェル・)拳(ブロウ) 」橙の焔と闇を裁く漆黒の髑髏が、腕の爪としてベルフェゴールは地面に叩き潰して・・・・・
「まっ、まっ・・つて・・・・」こいつ、新世代の異能かよ。旧世代ならしもこんな、異能をすぐにコントロールできるなんてコイツ何者だ?
「おい、テメェ―の異能誰に教えてもらった?誰譲りやぁ」
「博士課程を取得してノーベル物理情報科学を取得した俺の親父、名を石神秀幸だ。」
「そいつか、」
ベルフェゴールは考えたふりをして燃え盛る焔の中で、石神に言った。
「俺達は良い・・・・祖国に帰れぇ‼ 俺が教えるのがこの橙の衣の神をも欺く焔だ・・・・霊がツイテー無い奴は止めろよ」
「あい、はい・・・あざっす」石神の宿った橙の焔は、神をも欺く禁忌の焔である。

次、―――土方歳英―――

「なぁー、俺は?」
一人緑生い茂るジャングルにさまよい、空腹で木の根に座っていた。
「聞こえるか?俺りゃぁ!」KASは、通信機で土方に話しかけると、緑の茂みから七星劍を携える巨漢が土方を見つけ、舌を出した。
「食べていい?腹へったぁ~」シュキーン、土方は木を刀にしてほおをわずかにかすった。
「暴食(グラッド)乱(グリャース)酒(アルコール)拳(ブロウ)」土方は、男を交わして刀の鞘で防いで、舌を噛みしめて力一杯に投げつけるとグツグツ煮込む沼が男に力を与えて翼が、蠅、・・・・そうか。ベルゼブブだ。
「俺、ベルゼブブっすよ。腹減り過ぎて力でないんで今日は終いっすよ。」
「訳、わかんねーよ」土方の結った髪がほどけてボサボサで跪いた。
「・・・・・しゃぁー、熊猫暴暴(パンダバクバク)拳(ブロウ) 改(ネオ) 零式(リバース・ゼロ)」豪腕の毛皮の爪の拳が土方の鳩尾を直撃して血を吐いてグツグツ煮込む食欲と死者の血の沼に堕ちて意識を失った・・・。
 神宮
「あいつらぁー、まだ三ヵゲッツー&ターンゲッツ、帰れんな」
「御時間が・・・ござ」アマテラスが疼くまる中KASはEDENと死闘を繰り広げていた。
「KAS、只今尋常に勝負であるな、」白衣を着たドクター・鈴岡がアマテラスの異能を回復してKASも異能を全開にした。
「っしゃ、性欲(エロス)全開(フルバースト)」アスモデウスが紅い紅蓮の焔でKASに生命力と攻撃全般の補助をアスモデウスは本来なら担っているが、他にKASのサタンの遺伝子レベルすら消滅する焔を増幅する力をKASに行渡った。
「煉獄(インフェルノ・)の罪(シエール)」バッココココンと燃え盛る蒼焔がEDENの四季と坂谷と神宮の巫女集団とナポレオン、新部、スプリング、ヴァルキリー、イザベルが正宮を襲撃した。
「観念したらぁどうだ?老いぼれた糞に用はねぇ―よ」坂谷はサッカーボールで木の幹を張って砂漠が頭上に蟻地獄のようにKASは飲み込まれたが、蒼い焔が砂漠を巻き上げて跪いて坂谷に煉獄の腕が、坂谷を襲った。
「青にサイガァッ、翡翠(エメラルド)の泪(ティア)」ベルゼブブの焔が暖かく包み込んでKASを癒す。
「終わりですよ、砂漠(ディザート)墓標(クルセイド)」砂漠の槌がKASの腕をえぐり、石段から転げ落ちた。
作品名:KGU~CODE:ZERO~ 作家名:LordShurain