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KGU~CODE:ZERO~

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「冷泉・・・頼む」ヒュグゴゴゴゴゴゴンン!墓が開けられて死体のKASの霊魂が宿った。
人間の形成が済むと、KASが蘇った。
「うっすー、冷泉。生きてたのか?おめぇ」第一声はそれかよ。エンペラーに気付いて、サインした。
「おめぇーもよー頑張った。それで何か?」
「KAS様。クミカ様は?」
「おめぇーの前妻だろうに?」
「エンペラーさんの心の闇それが転じてでしょうが、出来ないのです。アレが」
「けっ、青い地球の前に蒼いそら→青い運命→青い空間→青い力→漆黒の虹→青い地球っつうな段階がアンだよ。ボケナスのクズでも分かるだろうがッ、俺達生まれたときから四兄姉と俺様と神武・應神・垂仁・アマテラス・ニニギ・・・クミカ・・・レイラ・・・友禅・幽齋は躰に染みついてんだよ。誰かを何かを代償に払って出来るがな。覚えとけ、エンペラーおめぇーによーんなぁかくごはあるか?」
「あるよ。」今、分かった。その流れを掴むことで勝てる。代償・・・俺は迷った。
KASが蘇って神宮徴古館に室内に入ると、ハマショーが座っていた。
「おう、元気にしてたか?ケケケケ・・・・CODEパチられたもんな」
「あぁ、ティーチに迂闊手をを出すな。」エンペラーは青年だ。黒髪の長身で黒コートを着たCODE一恐れられた男。だが、今は違う。CODE:ZEROの王に選ばれて南が丘に行くのに、遂に鍵を手に入れるときが来た。KASも徴古館の地下に行き、そこの階段を下りて下りていくと地下道がある。一千二百年前の手つかずのままだ。神宮創始にも関わることだが、一般的には、垂仁天皇期に倭姫命が「ここ良い場所じゃんここでいいっしょ?」と言い、アマテラスはこの地で祀られた。着いていくと、KASの指さす方は、ハマショーも雄呂退いた。
「んなもん、此の地にあったのか?」
「おうよ、俺達の一族の地だ。青い地球を無限大に使えるが、代償はめちゃくちゃだ。」荒れ遺跡の方向に祭壇がある。神骸「しんがい」と言う。神の骸を生産してそして消費するのに代々此の地に於いて神宮の加護で、神の骸を許可して行った。
「八百万だ。つまり八百万か・・・。使用制限を超えないようにな」ハマショーが言い、徴古館の地下五千Mで黄泉とはほど近い。冥府にてKGUのど真ん中に龍脈が流れている。エンペラーには、此処で暫くStayだ。HIDEはその頃ドームツアーの最終公演で、運命的な女性に出くわした。というのもアポロシアターで出会った女性アンジェリカと毎日が、イキまくりであった。一週間に妊娠してはその半年後に子が生まれる周期で、計四百人の子供がHIDEに居て生みすぎなのと、やりすぎたことだ。各地HIDEが国司に命じて四百人がそれぞれ自分の姓を付けて生きた。しかし、三人だけHIDEとアンジェリカが育てた。自分の血を継ぐ次世代ジェネレーションの子が誕生だ。FX―JAPAN(FINALX―JAPAN)を背負う子で、初代HIDE没後五百年記念日だ。それだけ時代が進んだ。昭和と平成を跨いで、ヴィジュアルバンドの先駆けとして26歳で生涯を閉じるまで多くの音楽を残した。今でもファンが居るので、HIDE(三代目)はその自責に囚われていた。
「あなた?」
「あぁ・・・ん?」HIDEは鈴鹿に住んでいた。荒れ地で海中に沈んで島となった鈴鹿でその中でも鼓ヶ浦の孤島でアンジェリカと過ごしていた。母親が三年前に他界。翌年にYOSIKIも他界した。財産は全部長男で家督を継いだHIDEの手に渡った。HIDEの平穏な日常は非日常に変わる。律が来てから・・・
「おっはー山ちゃんだよ!レイモンドだよ!」っつーかおはスタかよ。HIDEが扉を開けると、RITUが押し寄せてきた。HIDEは髪の毛ボーボボの状態で痩せ細って皮と肉だけであり、CODEの反応は微量だった。
「ちょっとぉー来なさい」ブチュウウウウ唇を奪われて咽せるHIDEに、RITUが言った。
「私のキスは体内のCODEの流れを循環させるの。無論CODEが効かない私にしか無理だけどね・・・。」そうかよ。HIDEが元通りに体内から痺れるワイルドソウルが覚醒した。アンジェリカに一滴残らず絞ったが気の流れですぐにでも出せるようになった。
「セックスガチ勢精子率MAXウルトラ1000%。律・・・四傑が来るなんて俺に用か?」
「うん。南が丘に向けての聖戦が始まるの。恐らくCODEが終わる日よ。私達の生き様を次世代の子には語ってもらいたいところね」律が来て紅茶を飲んでHIDEを連れて白子で来た。
「もうすぐ船来かラァ・・・」
「おう、おうおう・・・」CODEを暫く使ってない為技も忘れていた。
「おう、レヴィーまたよろしく」HIDEがKGUに呼び出されて(皇學館)に集まる者達よ、運命の針が示すのはCODEと人類の対決である。CODEを持つものと持たざる者。律が学研の椅子を持ってきてHIDEに説明した。
「あなたに言うね。四傑には四つの神具がある。あなた達エンペラーさんを信じてきた仲間達なら神具を許可しますね。澪も・・・」母親なら心配するね。律が来てからHIDEもそのうちの一人だ。土方も白宮も声をかけてあるので、KGUの希望でもある。倉田山が陥落してエンペラーも二年間地下で修行した。

―――――大和暦六年―――――

 幽齋の動きに目立ちがあった。
クミカもその中で画策していた。
「ティーチ様。Are you Know Emperor Rebarth to me・・・」ティーチには、ある島で生活していた。クミカも寛いでいた。
「そうか?娘は元気か?」ティーチは朝から酒に酔っていた。クミカも少しはエンペラーが気になる。明治十五年初婚。四傑になる以前に結婚して子供も居る。クミカには一時的な幸せで、子供も成人していた。名をエンプレス(女帝)という意味だ。エンペラーと同じCODEを持つものだ。エンプレスは、クミカと一緒にCODE:DARKNESSに所属一年ほど前にCODE:ZEROに配属。父親と同じ路に居た。
「ママ・・・青い地球は出来たよ。こんなに犠牲払ってね」
「そうね」エンプレスのCODEは、エンペラーとは一味違う。そもそもクミカが来たのはつい最近。ティーチが立ち上がって漂着したアン女王の復讐号を眺めた。
「逝こうか野郎共、クソった世界を変えるがよ」ティーチが呼んだのは残りのメンバーで顔合わせはこの日が初めてだ。「そうだな。幽齋さんいはわりぃーがCODEは俺無しじゃな」自信あるのは、CODE:DARKNESSの参謀である藁科麻呂王がクミカをそっと見た。
「What?」
「ううん。綺麗な人でネイティブだね」
「yes、you?」藁科は映像の異能。つまりは、Visionを映し出してそのヴィジョンの数秒間の駒を好きに扱える。
「だっせぇーだっ・・・」そういうのは、法の異能を持つ美濃龍。CODE:LOWである。藁科ともめてるとティーチが闇で美濃を消えさせた。
「ウザいのが嫌いでな。俺ぁ」そう言い残して船を整備していると、エンプレスも来た。
「見極めよ。御父様は手に負えない人・・・その闇ですら御父様は纏うわよ」
作品名:KGU~CODE:ZERO~ 作家名:LordShurain