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KGU~CODE:ZERO~

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「EROS((性よ) SUKERUTON(髑髏の) SOUL(魂は) MY(俺の) BODY(身体を) WHIT(純白な) RED(紅い) KUROMUZON(真紅な) DEVIL(悪魔な) FUREIM(焔))」アスモデウスの返事を終えると、エンペラーの左目が赤く十字を刻んで右手に薔薇の十字架の痕が押されてあり、スプリンガ―と瀬戸内をぶっ斃した。
「余韻じゃぁ・・・・」焦ってきたところにまた一難・・・・神は、在る人物を待っていた。
「くははははははは、河佐伊 織華・・・・おもしゅう人間じゃぞ」ふざけやがって、神は学友会総長の河佐伊足る人物を呼んだ。
「人間本来男と女と生まれるが、世にアンドロギュノスが居るってことを知っていたかエンペラー?」エンペラーは知っていた。身体だけ見れば、女だ。が、俺のがある。
「そうか?―――エンペラー、ワシは忙しいんでな」神は逃げた。
「エンペラー君覚えてない?私愛しかったの・・・・とても―――」言葉に詰まるが、俺も困る。エンペラーはアスモデウスの焔を剣にした。
「棒きれの事くらい俺もあるが、お前のを燃やす」それが答えだ。エンペラーは、焔のコントロールを在る人物から教わった。
「KGU・・・彼が原因だ。」織華との激戦は、三階が吹き飛ぶくらいの爆音と剣の音だ。
「デッ、デカメロンがぁ調子こいんでんじゃぁーねぇーぞ」織華の胸が揺れ過ぎてエンペラーの視力はサタンに代償払って見えにくくなった。
「ブレイブ」エンペラーの腹がズシンと重く打たれて地面に倒れた。――――そもそも、勝てない。
「永遠に私のモノになる? 愛しているわ・・・・」
「糞っ、俺・・・俺ァァァァァレイラ―ァァァァァァァァァァァァァァしか愛せないんだ」傷ついて意識すらないが、レイラ―不思議と力が湧いてくる。
「俺ァ、レイラ―だけだあいつと約束した 昭和42年東京オリンピックに新幹線開通だ。」エンペラーは、明治から天成まで400年間も生きているのが、不思議である。
「そう、DISAIER」嫉妬の意。ジェラシーからきている。
「クリムゾン・バーニング」紅い焔を反射させて織華に三号館が吹き飛び火薬で大爆発して屋根が飛んでいった。
「俺・・・・カッたァ」疲れて休むエンペラーにKASが現れて背後に七魔と虹色に輝く七焔がエンペラーに真実を語り継がせる。
「俺が、KGUを創設し、CODEの起源や・・・・俺のシマでの争いはみとめねぇぞ」長身で長髪の黒髪の青年が神に言った。
「お百姓の癖に生意気だぜ?」黒コートでポケットに手を突っ込んだまま動じようとせず、神に一撃を与えた。
(そ、そんな・・・・馬鹿な・・・・・)エンペラーは起き上がってKASを見ていた。
「餓鬼、引っ込んでろ・・・・神は俺しか倒せない」KASの攻撃に神のユニオンジャックのペンダントが燃えた。
「・・・・・澪によろしくな」なんだ?俺の焔じゃ無いけどもあいつは誰だ?エンペラーの疑心がKASは言い残した。
「俺の四兄妹・・・・どうだ?共に異能が使えるんだぜぇ―――一人は、律に似た」そうか、エンペラーはこの時実の父に会えた。
「俺の子だなぁ・・・・地獄つっーうもんは、悪魔にしろ、焔の気持ちわかんねぇじゃ無駄な悪あがきよ・・・・・俺も、お前も・・・・四傑に会ったら言っといてくれ『神を止めるには、BARSTじゃ無理』とな」無責任な親父だよ。神は、かすり傷でKASを憎んだ。
「やつを許せぬわ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」発狂して神は逃げた。山海は青空のように澄み渡る青い空に瓦礫の山でエンペラーは残りの焔を集めた。
*KAS・・・・・・・・・久之(宮)朝倉阿之親王。KGU創設者にし、史上最強の異能者であり、CODEの設立にEDENからBASUTERまで五階級創り現在は、神宮に屋敷を構えて隠居を送っている。四人の子供達がいる。
長男のハマショー、次男のエンペラー、長女の守末川、次女の澪となる。












第Ⅱ章 藍(レヴィ)色の焔(アタン)
 ――――アスモデウスから一ヵ月後。
俺は自分の日記で見たのは、理解できない図にCODE:EDENが削られた形跡が気がかりであった。
「・・・・・・エンペラーさん、純君監禁でした」綾美は信用になる。
「あっ、あの部屋におったわ・・・・尾野が使っていた部屋にも同じね」そうか、エンペラーはこうして「石神清純之介」の奪還を実行した。
エンペラーは、明治の頃の手帳に、このような図が書いてある。













 「ねっ、私を信じないの?エンペラーさん」綾美にせがまれて俺と綾美はこうして純君を救出するのに清華寮跡地に聳える天空のビルディングの十五階の5509室に向かった。
「遅かったわ~拙僧刀の準備は出来てるっすよ」土方は、花瓶を刀にして花鳥の紋に波いれ乱れる刀を手にして純君監禁の部屋に強引に押し入った。
「金だッ!―――――マネーライン」店から舞い落ちる諭吉に惑わされてはダメだ。
「そのへんにしなさい、尾野・・・・」政子将軍だ。影に縛られて純之介は衰弱していた。
「アスモデウス、俺等に闘争の本能を呼び起こせ」エンペラーの眼中にプカプカと浮かぶ紅い焔が姿を見せると、真紅のドレスにハーフテールの金髪の女性が俺達三人にキスをした。

《―――― 望め 我――――― エンペラー ワシとの契約を》

「婆さんとやるのはごめんだ。俺達に影の拘束を解くのを与えろ」エンペラーは黒コートに手を突っ込んだままアスモデウスに命令を出して影を燃やして政子を取り押さえた。
「てめぇーら、早く!」
エンペラーは、限界を感じて蒼い焔に支配されつつ影を消し去って政子を放り投げた。
「う――――、ん―――――、ううううう」呻り気を失う純之介を土方は、助けたが、外には敬遠時達が待っていた。
「キャハハハハハハハハハ―――――見ろよ、見たか?かねっつうもんは天下の回しもんだ」エンペラーのBARSTが尾野をつかみ蒼い焔が炎心を包み込んで尾野の身体を熱く燃え盛る地獄の業火が、その目は悪を憎む右目に刻まれた死者の憤りの十字架が尾野は何かを思って反省した。
「ピー、おうい、エンペラー」敬遠時か・・・。エンペラーはBARSTを操ることはいまだ出来ない。そのことをそっと壁で物見していたKASがふらふらと移動した。
ビルディングが爆発し、ガラスが鏤められる外では、エンペラーと敬遠時の戦いが続いていた。
「GET WILD JUST ON A HART」誰かの異能のカードでエンペラーの右腕に突き刺さりBARSTが解除されて焔が消え行く中エンペラーは、アスモデウスの紅い焔が左腕に集中させて敬遠時をぶっ潰した。
「がぁ、 う・・・ ぁあああああ」倒した。そうだ・・・・
廊下を走りぬいて次のフロアでは、石神を監禁した犯人が怯えていた。
「罪の意識から逃げんのかぁ! 俺が、消す」エンペラーの蒼い焔が犯人を散らした。
「あっづいぃぃぃぃぃぃ・・・・・・『神』・・・・」犯人を燃やしたところを大学生の赤松炎心が警察に通報した。
プルルルルル プルルルル
「はい、もしもしこちら倭姫特殊武装警察ですが、何かご利用でも?」
「えぇ、あります。ありますー 殺人です」
作品名:KGU~CODE:ZERO~ 作家名:LordShurain