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KGU~CODE:ZERO~

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「おめぇーさん、DAM・・・・Missionのプランは覚えておけよ」ヤヴーチには、話さずにも分かっていた。今回最も危険なのは元EDENの守末河と杏璃が居ると言うことは、神が主犯格だ。土方は、リポビタンDを飲んで機内に備え付けのシャワーで、シャワーを浴びて鬼覇の余韻が土方には残っていない。
「DOWN・・・っつーか、グズ共三人始末して良いのか?」
白宮はベンチに座って報告書を読んでいた。
その頃プールの地下室では、捕らえられた三人は、杏璃が監視して神は蝋燭一本で暗い部屋に蹲っていた。“神の異能”最大の盲点は、一度の攻撃が極めて狭い範囲内で創造できるが、身体を蝕む。
「ゴホ・・・私も人だ。神の魂がある以上、私は人ではなくなるだろう」馨は椅子に座って床から水をつくってコップ一杯三人にやった。
「いらないねっ!」律が刀で縄を切り裂くと、神聖朗が本領発揮とした。
織乃坂友禅が死んで、殺されてもう十五年・・・・その息子である神聖朗は、父の異能を調べて自分自身の異能は近年知らなかった。
(ここで、サタンの焔と俺の剣でどうにもなんねぇーつってんだよ。まぁ、やっきゃ)
「」神聖朗は片目を失って左腕も義手で、長いコートからは黄金の剣が、上空も天空も全方向剣が浮かび神聖朗の合図で剣が杏璃を串刺しにした。
「ぐっはぁぁ・・・ああああああああ」女一人その命の分まで神は人を救えない。神聖朗は、崩れゆくプールで、律と澪を天井に避難させた。
「ありがとうね。新疆」
「アンタこそなぁ・・・・俺を必要としてくれてよぉ。」神の異変に気付いて牢獄に行くと、更衣室に行くと杏里が血まみれで倒れていた。
「・・・・・・親父を殺して神になったつもりか?ばっきゃーろう」
「アステッロ・キングバス・トヴァゼン」神の力は地上界のエネルギーを一つに剣として、神聖朗と激しくぶっつかった。

「ぐぉおおおおおおおお・・・・・」神聖朗が心配で澪が下に降りてその悲しみの量がオーバーすると一気に異能が消滅するこれが、無能者が引き起こすEND OF THE REBARSTである。澪が、怒りに身を任せて神の反動で地面に急激な地殻変動を引き起こす巨大なマグマをプールの底をぶち抜いた。
「神聖朗さん、逃げて、私が残る」澪が叩く寸前に、エンペラーが神と鷲掴みした。
『哀しきハーツ』作詞HIDE作曲織乃坂友禅
どこのココロも一つじゃない!何も聞こえない闇の底に沈むココロ
お願い!届いて、この気分は、お前の心を俺が知るものの誰かを傷つけるのではない
俺の心は完全消失 愛するモノは何ですか? 人は何せすか?
あぁ・・あああ・・あああ・・・・あああああああああああ
ココロを一気にぶっ潰せるのは焔 魔神の心が神を引きずり出せる
・・・・・・・・
曲が流れて、エンペラーはもがいて覚醒した。
「神武の血が俺には眠ってるよなぁ・・・・・・」エンペラーは蒼い焔に身を焦がして七魔がエンペラーを取り囲み七焔がエンペラーの魂に帰った。あるべき場所に帰した。
「はっ!として、ぐっ!としてだ」トシちゃんの曲がエンペラーの心音を速めた。
神は異能を最大限に上げた。
「ライジング・エクリプショーン」稲妻が轟音と轟き、洪水がドバッとよしおせてきて澪は流されそうにプールの柱に掴んで、神は異能を自らENDにさせた。
「ぐぅ・・・我をここまで追い込むとは侮ったぞ、地獄の皇帝!」
「終わらせる!今日、ここで」エンペラーは今まで見たこともない姿が蒼い焔と髑髏がガシャ、ガシャ、と黒煙の黒コートが、異能本来の源である。
「千愛・魔神煉獄(Thousand・love・SatanAvith)」
エンペラーの想いと人類全人口900億人の魂と「勇気」「博愛」「希望」を背負いそれを具現化したのが、サタンと全ての悪魔を纏い己が真の魔神と目覚めたときにこそ、七つの焔は応えてその異能者に合わせた力を出す。
人類は愛する。
「うぉおおおおおおおおおおお!」エンペラーは、神武と覚醒した状態で青い焔が黒コートに風に靡いて神(カオル)の心臓を貫き大量の血がエンペラーを血染めにし、七つの焔が灯されて悪魔を統べる者こそエンペラーは覚悟した。神を倒すことが、今まで目標だったがカオルは明治三十二年に死んでいる。その身に魂が宿るのは唯一神ヤハウェーである。
すべての異能を消費する絶対的究極の奥義であり、エンペラーそのものの『皇帝』その名を語る故で、俺自身神武と同化することで、神を殺せるのだ、という。
「な、なにっ!」神は瞬間的に不意を突かれて完全無欠の神こと馨は心臓を貫いて燃えさかる死の焔が全身を燃え散らした。
「く、糞ぉおおおおおおおおおお!エンペラァァァァ――――――――ッ!」馨は、灰からそこには着物を着た黒髪の女性が横たわった。
「おい、大丈夫か!」エンペラーは慌てて駆けつけると女性の意識が戻らない。
「その女は焔が感じ取られない。無念」ルシファーは枝で心音の焔を感じるようにしたが、女は静かに眠った。
「うぅぅ・・・・」力が抜けて瓦礫の下敷きになるエンペラーに宇宙から球体が浮かび、女の身から現れたのは、その姿宇宙創生の王“ヤハウェー“つまり、正真正銘の神である。
「幾年や・・・・・我が身に纏う御御心の力」ヤハウェーは青年で背中に金色の輪を背負い左手には髑髏の十字架型の盾剣を装備し、神の焔は「生」「死」「再生」「破壊」を現すとされてサタン達が、エンペラーを外に運び、ヤハウェーは外宮に放たれて伊勢は暗黒に沈み世界は、日本は光が届かない暗闇の混沌に支配された。
「くっ、くくくく・・・・」
「ッ阿保くせぇー、俺がお前をやれるって知ってるか?」
ヤハウェーは様子をうかがって掌から黒い焔がサタンを直撃し・・・・いな、
「ぐぅほ・・・ぐっおおおお・・・くくくくく」血の洪水でサタンを庇ってエンペラーは破れた黒いコートに上半身傷だらけで首の十字架が黒焦げに散りじりとなった。
・・・・・音の地獄は耳が痛み心が崩れるほどの辛さが対象者を一瞬で堕ちる。
YOSIKIが不動の音の異能である限り、この技をHIDEが習得できない。
「いやぁぁーーーーっ!エンペラーさん」
「愚かな人の心の欲に溺れた罪がこれだ。」ヤハウェーは伊勢に黒い次元の焔で全てを天空から消滅させた。今ある歴史と人類のCODEを消すつもりであった。
「俺はぁ・・・あきらめぇー」エンペラーが七色の焔で立ち上がるが、足を崩して急激な焔の消費量で躰が燃えていた。
《我 目覚めぬか 子孫よ 我が 帝 より 遣わした 焔を》
(しらねぇーよ。んなもんよ・・・・つーか、てめぇーこそ誰だ?)
《何を隠そう我こそ神武だ お前より遙か前 神を殺したこの 焔》
(伊勢神宮がお前を護るのは皇祖神天照大神の血が流れてるからよ)
《へっ、 俺を 知ってる ばっきゃー 居るとは なんと 楽しい》
(俺もお前も皇帝だ!神武、神はどうすえや勝てる?)
《おまんのココロがもううなってんぜぇ》
神武の声が届く、聞こえるエンペラーは心の中で神武の焔が全身流れて一気に外の世界が光り輝き、躰も傷一つも無い巨大な包帯にまかれた剣をヤハウェーに向けた。
「俺が、神武だ!」神武に覚醒してヤハウェーも眉をひそめた。
作品名:KGU~CODE:ZERO~ 作家名:LordShurain