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KGU~CODE:ZERO~

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「ファイルは今から90億年前に存在してはならないオーパーツだ。が、神がこの書を読んで復活させたのなら早急に人類は戦わなければ死ぬ!清府も知っていてこれを公表しない。」サタンが七人の顔写真というか手配書を見てしかめっ面した。

「これみんな存命か?生きているの?」
・結城杏璃(ゆうき・あんり)・・・・ORIGIN(性の異能)【色欲】
・神武天皇(神日本磐余彦尊)(かむやまといわれひこのみこ)・・・・・ORIGIN(終焉の異能)【傲慢】
・藪内玄福齋(やぶうち・げんぷくさい)・・・・ORIGIN(宇宙の異能)【怠惰】
・葉山えいな(はやま)・・・・ORIGIN(異端の異能)【嫉妬】
・菰野龍神麗水齋(こもの・りゅうじんれいすいさい)・・・・ORIGIN(武器の異能)【暴食】
・紅崎理(べにさき・おさむ)・・・・・ORIGIN(音楽の異能)【強欲】
・真野柄應神(まのがら・おうじん)・・・・ORIGIN(氷結の異能)【憤怒】

 原初は異能に七つの大罪が異能者の【罪】を背負いその分の異能対価は犯罪者と異能者の魂で補っていた。今のCODE:ZEROのその血を受け継ぐのは、土方・英矢・白宮・エンペラーに限る。
――――――七人これより黎明の世に現れ地獄再臨―――――
 本サイトをご覧の方は引き続き組織へ
*************URL
「ほらなぁ・・・全員俺達よりも先にこの世界の異能者だ。俺達はその人達の異能を受け継ぎ・・・・禁忌の存在だが、戦って明日を見て生きている!」エンペラーは明治から使っている手帳にメモをしてURLにクリックして組織へと画面が変わった。
「おい、詳細にやれ!」組織→詳細→クリック・・・・。
サタンは、回る椅子で冷えピタを額に貼って上を見ていた。
「もう希望もありゃしない」エンペラーがメモを写してパソコンにUSBに保存した。
「うぃっ!」クリックすると詳細の図が展開した。
「右にクリックして結城にアクセスしろ!」サタンが指示を出してパソコンサークルの人達からエンペラーに注意が警告された。
「あの~もう二時間パソコンなので後はご自宅に」
「うっせぇー、ぶっ殺すぞ!」サタンがキレて蒼い焔がパソコンサークルはひれ伏した。
「・・・・ど、ど・・どう・・・」部員が総撤収して二人で徹底的に調査した。
「そこ、そこ・・・」クリックするとCODEの情報のデーターベースが現れた。

 CODE:ANATHER―――グランド・ゼロ・アンセム―――――――
 ・七天の覇者(所属数7名)
 ・桃尻の十字騎士(所属数8名)
 ・地獄の七焔(所属数1名)
 ・摩天楼の魂の交響楽団(所属数4名)
 ・神の大天使の審議官(所属数3名)
 ・高天原の三鴉(所属数10名)
「これだけの莫大な情報量に俺達の全てが握られたのを神や誰かさんが見て、それを口実に水面下で裏工作してんだろうなぁ」サタンが全部知ってこう言った。
「異能は、七人それぞれ自然界は最初氷だけで後はこの世に存在しない異能だ。應神は、七人を凍らせて永遠に目が冷めないようにしたのだろうが彼らは、復活して今、世界に解き放った最凶の異能者が神についたか、六つの組織が俺らを殺そうとしているのは紛れもない事実だ。とにかく、俺が居られるのは残り少ない。それまで、俺だ!俺だ!俺だ!」サタンはエンペラーに全てを伝えてパソコン室から渡り廊下を歩いて2号館の華道部と漫画研究部にチラ見してから三階に上がった。

「レイラも戦闘に参加するのだよな。」エンペラーは静かに悟った。
「サタン様から申しつけがございます。」散策中に謹慎でCODEから逃げていた尾野が久しぶりにエンペラーをロータリー前の受付の小屋で話した。
「私謝らないと思うのだけどエンペラーごめんなさい。そ・・その・・・金の力は欲にまみれた強欲ねぇ。そんな私をここに復帰させてくれたのはサタンよ。今からエンペラーさん神宮に来てもらえませんか?」
「何でだ?倉陵祭くらい楽しませてくれ」
「私も一般人だ。辨えをつけさせて」尾野は安物セーターにボーダーのシャツで来たという。その結果からして尾野は引退してこの倉陵祭に来てエンペラーの件を伝えると七つの大罪を背負ったサタン及び悪魔達が神宮の社殿に集まってエンペラーが従来の焔とは違う《七つの大罪》が本来の異能でサタン達悪魔もそれが本音であった。
「じゃぁ、エンペラーさんお元気でね」
「あぁ、おおう」エンペラー自身過ぎた時間は元に戻らないが、罪を武器に異能者を葬っていた自分が忘れていた。尾野は昔の記憶を取り戻したところで俺は、完全に七つの焔を習得したエンペラーが、何も言わずに荒れ果てて霧がおいしげる神の社殿に出向いた。


































CHAPTERⅢ『再臨七つの大罪』

 ――――――神宮―――――

――――――天成暦48年―――――

 時代が大きく動こうとしている。エンペラーもその一人である。
神武天皇の落胤で、七つの大罪の一つ【傲慢】その罪は、七つでも最も大きく冷酷で人を何千何万も裁いてきた異能者であるエンペラーの罪を七つ取り戻すには、再度罪自体を受け入れてその後の経緯で、異能が復活する。
「よく聴け、リスク上考えたら失敗するとお前は・・・・」
「ふん、大丈夫だ。」エンペラーは砂利を歩いて大樹の間を歩いて鳥居を通過すると次元の歪みで突如出現した空間に吸い寄せられた。
「っつてぇぇ・・・ここは?」
「罪だ。円に沿って七つの大罪が焔を扱うものに適すか適さないかを見極める」サタンは神宮の正宮でアマテラスの墓に花を手向けて手をそろえて祈った。
「・・・・あいよ」エンペラーもよく考えたらここは世界が創り上げられる前の旧世界の残骸で入口もなくば、出口もない。
「お前が生きやすい場所からしろ‼」
「わってるよ‼」エンペラーは紅い焔(アスモデウス)の罪色欲の場所の扉を開けた。

ズゴゴゴン ズゴゴゴゴン ズズズズ・・・
扉の向こうは、色欲の罪を背負った男女その数430万人・・・意外に少ない。
湿気で暗い大広間にシャンデリアと洗面所とベッドと砂浜と水辺・・・・
色欲が全て揃った場所だ。
「あら?あなたは」
「エンペラーだ‼かつて・・・七の大罪の異能をもってた」
「二百年振りだね。逞しくなったね。アレもイクね」
「あぁ、そう・・・」エンペラーは紅い焔を解放した。ここは【色欲】だけだ。
「申し遅れたね。私が、杏璃の孫。アスモデウス」
「はっ?」エンペラーの紅い焔が宙に解き放たれて【色欲】が動いた。
「アナタニハ・・・ここの欲全て受け入れて貰いましょう」アスモデウスが服を脱いで、ブラも下も脱いでエンペラーに近づいた。
「目を背けないで・・・・サタン様が見ているわ」エンペラーは凝視して左目の紅い十字架の痣が光ると焔が灯され灼眼となった。
「紅い(クリムゾン)衣(フォール)」紅い焔が躰に纏い色欲が動いてきてエンペラーの灼眼も敏感となった。
「桃尻の十字架が男子の欲を刈り上げる」アスモデウスが手のひらに紅い焔が灯され、周りの女がゾロゾロと集まってきた。
作品名:KGU~CODE:ZERO~ 作家名:LordShurain