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KGU~CODE:ZERO~

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「ほい、きるぞ、盗聴されてる」電話を切って電話内のマイクロチップをぶっ壊して暗闇に流れ込む霊気にKASは昔の写真を眺めた。

*大田維新転覆計画とは?
 世界自動車業界で999パーセント以上のシェアがある。クラウン専用から航空機から船舶までを取り扱って明治の創業から天成の1200年間続く自動車社会の御曹司で、明治維新と違って機械の文明開化として大田維新として日本の二代維新が全てである。“神”が明治二十年の八月のある日に一人の少年(創業者・太田内蔵雲)が大学のガレージで世界初のバイオエンジンだけで造られた四輪車(クラウン)を開発したことで自動車に革命を起こして19歳でアメリカのビルボード誌の『世界を変えた人物100選』に第一位として入選されて神やCODE:HEVUN達から『大量殺戮破壊兵器』ST-42号機を注文したが、太田氏の孫である太田ヒロミツが拘束された事件で在り、ヒロミツ氏が神から異能を拒み清府の政治をゲリラー活動したことから天成暦47年12月7日に『大田維新転覆計画』が実行され世界の自動車業界から太田氏が消滅する事件兼企画である為KAS達がRE:HELLのグループに頼んで止めようとしている全貌である。

 「だろうなぁ・・・・」写真を懐中時計に隠してあってKASは屋上からキセルを吸って暇で本でも読んでもいた。
『CHANGE the WORLD Another F Ⅹ』著者北尻麻呂之
長編青春ファンタジーでKASが刊行当時からシリーズを読んでいるファンである。
「・・・・・ふぅ」倉陵祭まで残り時間少ないが、ベンチに座ってエンペラーをひたすら待つ。
 「おうい、着いたぞ」藪内が英矢を黒門から神宮文庫を通り過ぎてKASに会いに行った。
「俺も用がある。」
藪内は、本がボロボロになるまで読んでおり、青年がRE:HELLの一員で太田維新転覆経過にも携わっていた。
「来たのか。エレベーターのガキはエンペラーが襲いぞ!」
「アンタの息子はあの日以来から地獄でつようて、つようて強くなった」
「レイラちゃんは?」
「仮だな。」藪内は洋紙にサインして宇宙の異能はしばらく使用不可だ。
「KA,KAS!う・・・ぐ・・ぐ・・・く・・・」異能が効かないのには理由がある。
「易々と異能者がこの学校に踏みいれると思ったか?馬鹿野郎、くくく笑っちまうがよ、CODE:HEVUN襲来を予測してこの学校全体に澪の力を試験的に使って異能者が戦うことは出来ない。お前ら凡人が俺に従えば良いんだ」KASはKGU全体に異能のストッパーで、考案者は倉陵祭を笑顔でただ笑顔でやりかったのだと。

―――――KGU黒門――――

 「久しぶりに来たぞ、俺はもう二度と失わない!」エンペラーは腕を取り戻して七人が集結して黒門前に集まって校内に踏みいれると体中から力が抜けて異能と呼ぶ神の至高の産物が消えた。
「うがぁ・・ぐぅぅ・・・く」エンペラーはベルフェゴールの衣でも異能が抜ける為に澪と同じ働きかけで異能者がこのKGUに手・指一本触れられない。
「倉陵祭・・・ッて・・・」英矢は坂道を下ってクラブハウスでZZ JAPANの楽曲で演奏していた。
「おおう、エンペラー」
英矢が五階からスタントなしで飛び降りて無事に着地して握手した。
「随分と逞しくなったな・・・下もビンビン教師ビンビン物語りよのう」土方は下ネタ混じりで英矢に挨拶と軽いハグでCODE:ZERO一の音楽家と努力家である。
「英君お久しぶり・・・・二年間合ってないけど彼女出来た?」
「ロックは女に興味なしだ!女は音楽をわかんねぇー」
「そういうが、こいつ・・・無茶苦茶美人と住んでるんだぜ」純君がスマートフォンで英矢の彼女の写真を見せるとブーイングが鳴り響いた。
「えぇ――――――――っ、」全員声を揃えて言うと、英矢は拳で語った。
「美人と居て何が悪い?毎日ハメまくってイキまくって最高だぜ!」
「聞きますが、お子さんは何人の予定でしょうか?」エンペラーが記者みたいに英矢に尋ねるとこう切り出した。
「最高にぶっ飛んで50人目指してやるぜ!ぜぇぇ――――――――っと」英矢はこの二年間で成長して異能が仕えないがこの七人は笑顔が耐えない。
「倉陵祭が始まるからカーニバルでも参加させて貰おう」エンペラーは元通りになった腕で異能が使えないがジークンドを習って空手や松林拳や太極拳の達人で武術にだいぶ詳しくなった。
「澪が確か2222室に待ってるんで、俺彼奴との間に双子が生まれました」お揃いの指輪に新婚ラブラブな歳英と澪がようやく再会した。


「白宮・・・・気分は?」
「最高だ。氷が俺を救ってくれた」白宮の腕に黒い腕輪をはめていた。

―――――――KGUに来る一週間前―――――
 「ぎゃははははははははははは」サタンがエンペラーに久しぶりにジンで乾杯した。
「地獄暮らしも慣れだわ・・・・白宮がどうしても強くなるって言うもんで」
「くくくっ・・・・笑って済まないがお前に『ゴルティア』を読んで貰ってこいツラを従え」それは予想外であった。エンペラーはしばらく地獄で暮らして焔が燃える警告の岩場の宮殿にサタンが、アナトを待っていた。
現にCODE:HEVUNのメンバーであるアナトは、サタンと友好でエンペラーに力を貸すと公言して白宮和馬もアナトに用があった。
「・・・・・・サタンはアナトと知っている」
「シロクマ君氷が生まれて異能者の母と呼べる存在が『アナト』だ・・・」
サタンは赤いコートに黒いフードをかぶって小舟で荒れた牢に古代の財宝が散らかっていた。
「あった。あった・・・・」薄汚いが、写真の人物は鮮やかなクリーム色の背中に赤と黒の大翼がくっきりと移って裏面は黄色の瞳と紺色のボンテージに爆乳が目印である。
「白、こいつだ・・・・」アナトはここの地獄の一等地であるコキュートス区域の小屋に居る。
「俺も話しがある。昔聞いたことがある。『天使』・・・・真に裁かれて裁くのはお前達じゃない!KGUの真の招待は対天使のプロフェッショナルを養成するのに親父たちが四傑と組んで創らせた・・・・・」それを聞いて黙っていないだろう。サタンはそれを知っていて天使と戦おうとはしなかった。レイラはその『天使』を従属できる。
「お前には天使を燃え散らせる・・・・『七焔』があるのはお前と俺だ」サタンは極寒のコキュートスに訪れていた。
「予約の客だ。てめぇー、白宮が今後のキーだ」サタンは氷の山脈を歩いて白宮まで伝えに戻るとその途中バフォメットから不幸の兆しを聞いた。
「オリジナルの異能者でもコピーしたのだが、複製品はいっくらでも居る」ひそひそと話す中年のたばこを吸い競馬の新聞を握りしめる男にサタンは言った。
「そいつは内密なナイーブな面だ。・・・・エンペラーには言わないでくれ、お前は?」
「オリジナルねぇ・・・・あぁっ!」サタンはアナトから一回だけ聞かされている。
『聞いて。守末河は私が育てたの、分かる?あの異能は世界の均衡を崩し人間の性の欲望をありのままに表現具現としてその全てが一人の女が創り上げた異能はね。』
「ほう、そりゃぁ・・・初耳だ。で?」
作品名:KGU~CODE:ZERO~ 作家名:LordShurain