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KGU~CODE:ZERO~

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「おおおう、やばいぞ!国境警備隊だ」HIDEはライブを中止させて車に乗り込んで海に突っ込んだ。
「収入やばいです。俺、バンド抜けぬッす。おかんがフレンチだから手伝うッす」
「JUN!純!お、おい、待てよ」英矢は蹴り(帰り)際の時にバンドは夢幻に終わって失意のどん底で薬(大麻・マリファナ・MDMA・シャブ・コカイン)には溺れずに済んだが、彼女とヤリたい。俺の身体が欲しいが、一人でやるのは嫌だ。
「あああああああ!KGUに戻るわ」英矢はこれから神宮に向かった。
土方はその頃生まれてくる我が子を前に澪と菰野に帰省していた。

――――――菰野――――――――

 かつては自然豊かで(霧隠れの里)として恋結びの里として人口7万5千人の街で有り、栄華を極めた土方氏の治める場所(藩)であった。
が、先刻の地球消滅に伴い荒れ果てた荒廃した街に人の死体がごろごろ転がり落ちて商店街に蹲る人達は職(食)を求めて徘徊されてあった。土方は先祖の墓を済ませてから居城として菰野は・・・・業火に燃えさかる血に汚れた場所を土方は考えた。
「澪、ここにいてくれ」土方がバギーから降りて麓の湯の山遺跡の旧東海道側では無いが、菰野の唯一人が生息できる?確保できた場所が一カ所ある。
鏡花水月である。ここは初代菰野藩の基礎を築いた土方鐵齋が眠る場所でもある。
「澪・・・俺と来てくれ!先祖達に挨拶しネェーと俺は仮にでも土方の人間だから」澪は重たいお腹を後目に杖をついて急勾配の山を進んでいくと霧がかった橋を通り過ぎると屋敷が見えた。ここが、山麓水廟である。
「昌幸殿。第十代藩主であります・・・」土方歳英は初老で長い白い髭面の男性が車いすで移動して挨拶してくれた。
「そこのべっぴんさん。歳の奥方か?」そう話すのは、初代であった。
「鐵齋だ。アンタは歳の妻でできちゃった婚って訳か」
「違います。結婚報告してきちんとしました。俺、菰野しか無いんだ」
「嘘だな・・・・お前は昔から嘘が上手い。奥方・・・赤子は何ヶ月や」
「8ヶ月です。おのことおなこです」澪は髪を結び錦の着物を整えて金髪で土方は妻を父親隆行に報告した。
「親父、俺の妻だ。つーか鏡花水月教えてくれたって良いだろ」
「ならぬ。第二十五代続いてお前に継がせるのであれば、我らと戦え」
「歴代の当主が、歳英お前に『清浄』と申す」
「はぁ~OKだ。」歴代当主鐵齋から隆行が刀や槍・・銃・・・弓・・・など武器を手に取り、土方歳英は菰野山系の御在所で火蓋が切られた。
「いざ、尋常の上々」澪が手を振りかざした。
「鏡花水月『魔伝桜花』世古溶秘亜」刀を二重に鞘を掴み銀の刃が土方は、地面かすかすで岩を刀にした。
「鏡花水月『茶羅男』」父親の銃と刀が歳英がスーツを脱いだ。
「メラメラ燃えてきたぜぇぇぇぇぇぇぇぇ!天神王」天神剣「草薙の剣」を湖の湖面に鏡を映して隆行の首を刃に入れた。隆行は銃で歳英の眼中に写った。
「ぐぅがぁぁ!」歳英の背後に四代目藩主土方一刀齋の太刀が背中を波打った。
「茶羅男刹龍」一刀齋は黒フードにジャンジャン鳴るビーズの首飾りに耳と口にピアスをして長身で土方の腕を鞘で押さえた。
「鏡花水月『龍幻夢雷風』」鐵齋の逆刃刀に土方はひらりと交わして湖に剣を突き歴代当主に囲まれた。
「ってぇ、BARST」異能者には異能を越えてその能力に応じて進化する。
長く伸びる黒髪に黒コートに長身で、真っ赤な太刀がキラリと光る。
「一刀齋!延雪!金環!親じぃ」第三・五・七・二十四代藩主が歳英を周りを囲みその武器は多種多様。
「明鏡止水!夜桜」金環は弓で連射を猛スピード毎分1秒で50発な為、歳英は弓を斬り御在所の墓地で肩を痛めた。
「俺が残りを任す。」
「初代藩主『人斬り鐵齋』がお相手ね・・・・」
「っしゃぁぁぁ!」土方が起き上がり刀を自らに変えた。
「血命刀『菰野波切丸』」菰野にこの命を預けるという意味で土方の畏れが歴代当主を平伏せた。・・・・・土方と鐵齋は互角である。
「花鳥風月『苦行』」垂直に刃をはじくが、鞘でガードをした。
「ギロッポン」上空から雷を打つ感覚で歳英は腕を後ろに引っ込めて目をつぶった。
「蒼天八極神」刃を分解して蜂に湧かれた刃でビットとして鐵齋の刀に写らない程度で、歳英は鐵齋の刀が血に流れた。
「・・・・・・・・・」鐵齋の刀が歳英の脇を貫かれてグラッとなって鞘が宙に浮かび刀が走馬灯が走って血がダボダボ流れて鐵齋の腹に分解された波切丸が突き刺さってあった。
「金髪(エマ)美女(ニエル)」歳英は力尽きて御在所の湖で倒れた。
「ごぅ・・・二十五代目ェ・・・『鏡花水月』与える」鐵齋と歴代が歳英を引きずって霊水廟にて刀を受け継がせた。
「澪ちゃん、律さんは元気か」
「ええぇ・・・母とは会っていません」隆行は重く腰を下ろして座に澪を座らせて隆行は、澪に菰野の街並みを見渡してその後姿をくらませた。






――――――葉山宮島(旧鈴鹿市)―――――――

 英矢はバンド活動を休止に追い込むのは、考えがたいと自宅に戻った。
「YOSIKI伯父さん。ただいまぁ~」ひっそりとたたずむ鈴鹿付近近海の島でそこは、先の災害が無ければ人口8万5千人の鈴鹿市で合ったとされる。
「バンドはどうじゃ」初老でサングラスで黒い絹にコートを着て自宅のグランドピアノ前で祖父の写真が飾ってあった。
『XJAPAN 初代HIDE』生没年不詳
             『大天音君子徳上人』戒名である。
「亡き爺さんは、俺の音の魂がシルバーコードで繋いである」YOSIKIは妹の墓に毎日水をあげている。昔は、Xの仲間でその次にXXとして『デカメロン伝説』が900000枚突破している。「ZZは俺達四人が結成したバンドだ。XXよりもくだらない」英矢は、島への暮らしで婚約者の予約である。
「綾美・・・」あの事件以降綾美と連絡は取れていない。
「YOSIKIさん・・・お話良いでしょうか?」隊長の娘である琥珀である。
「私のおとうは西郷が好きで結果身を滅ぼし、CODE:ZEROにより地獄に逝きました。大変感謝いたしますのよ・・・英矢様が隊長殿の連れ子というのは承知いてました。」
「母さん、俺に生きる資格あるのか?MusicはPowerだ。SoundはEarできくもんじゃない・・・・親父みたいな母さんが恋した伝説の「X」を名乗り継ぐXXの後継機なんだ・・・・ツインサテライトキャノンドカーンと喰らわせてやるくらいの根性はある」英矢はギターをピアノ前に置いてツリーハウスの屋上の庭園で赤く染まる鈴鹿山脈に涙目になる。
「琥珀さんを幸せにすることで私の長い贖罪は消えます。昭和が62年間続いたのは知ってますか?」YOSIKIは親子三代に仕えてとても満足であった。
「・・・・・ぷうっ」YOSIKIは江戸時代は亀山藩上野城の侍で、満月の夜には人を切って辻斬りをして名が有り、CODE前にもかかわらず異能で、安濃津を護ってきた。
「・・・・・そう」琥珀は体調が優れなかった。病状に伏せて桟橋の離れで寝ているのだ。
ベージュ色で茶色のポニーテールの女性で木の葉でかき集めたベッドで寝ている。
作品名:KGU~CODE:ZERO~ 作家名:LordShurain