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KGU~CODE:ZERO~

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「倉ぁ、二層は片付いた。おめぇー、三か?四?」
「市川の爺、三だよ。忘れないよ・・・・巴美はあたいの連れよ。」
「うぃっす、じゃぁー、松阪のキャバレーで綺麗なギャルと遊ぶか」
「爺、仕事が終わってない。エンペラー君は50層のEDEN最深部に『星の遺跡』があるって知ってるでしょ、あの子達をそこに導くのが『KAS様からの勅使よ』お分かり?」
「了解。あんたも屍になるなよ」通話が終わった。そうか、倉陵院真尋は、三層目の公衆電話のボックスで張り込んでいた。
「・・・・巴ちん、最期の時が近づくね」真尋は新部とスプリングを待っていた。
「ギュルルルルルルワァァァァァオオオオオオンンンンンウゥゥゥゥ・・・・」異形の化け物だ。鎖骨が割れてボロボロに折れた四枚の翼と焔を纏う悪魔に、真尋は呆れた。

―――――EDEN第三層――――

 「ワレ・・・ダレダ・・・テキヲ・・・ウツ・・・」新部は『神』の異能により全身改造され異形の化け物としてよくある「仮面ライダー」で悪者が人間から変わるような感じで普段はマフィアの姐さんだが、『神』によりOVER BARST時においては化け物になる。
「化け物退治なんてやったことも無いわ・・・」ベルトからコルクの42口径の銃を取り出した。「わたしはそうだ。・・・・何の異能だったけ?」戸惑う真尋は銃を取り出すと全身にビリッと電気が走ったようで異能が『舞踊』である。
「高天原式目 雷天」雷を誘う踊りで、腰を振って桶で指をかみ切ってその血で小野篁を契約した。「グゥゥゥ・・・・ガァァァァァ・・・オオオオオオオオオオオオオ」鳴き声で、新部は鉄のような扇子で真尋は腕を怪我するが、emperorのためだ。
「ライジング・サン!楽園の果てまでぶっとべぇ」舞踊の末銃で、ガンさばきを魅せて新部の舌に銃口の弾丸が被弾した。
「ウガァッ、・・・・・アダダダダ・・・・イデデデ」真尋は銃の軌道を読み銃を天に向けて発砲すると衛生から莫大な光が注いで新部とスプリンガーは光に焼かれて細胞が活性せず肉体も魂も太陽と共に消え去った。
「へい、終わり。」
流石、初代MIU創始者にし、技術局局長で前年に流行病で世を去った一平の妻だ。

―――――EDEN第四層―――――

 「ここかぁ、四層目って誰が戦う」はい、手を上げたのは織華だ。
「姉ちゃん無茶だ、俺がぁ」
「新疆には譲れないよ。私は母の連れ子よ。新疆は教授の息子よ」
「あぁ、」神聖朗は織華を見守った。
「愛のstone Heart」数人が石となって動かない。そのままチェーンで粉々になる。
五ヶ月に及ぶ摘出手術と自分探しの末織華の未来は普通の女で、結婚して子供がほしかったという。が、魔術の儀式で、自分という人間は死んだ。サタンの取り決めで、杯を失うが、剣を為す人生を選べと言うが、自分は女では無く、男でも無い、人間では無い人生は辛かった。

「愛のBroach」HeartのBroachが全体に周囲を囲んだ。
「あら?織華さんじゃありませんか」
「寛子ぉぉぉ! 関ヶ原寛子、私を奪った人間」
「織華さん、残念ね。私の勝ちよ」そうだ、両サイド金で挟まれている。
「私の異能は、『具現』禁忌72支柱の異能の上位クラス。まぁ、子供も命も異能も」
「あんたぁ、クズよ!私からエンペラーを奪っておいてさらに私を」唇を噛みしめると、寛子は望み通りと異能が発動した。
「悪魔(グリモア・)の罪(シエール) 神罰(ネメシス・)の鉄槌(アイアンメイデン)」織華に悪魔の十字架に磔にされて腕と足と脇腹を鉄の槌でグチャグチャにかき乱されて血を吐いた。拷問である。
「嫉妬(ジェラシー)の楽園(パラダイス)のキス(キス)」寛子にキスをすると、口から真っ赤な鮮血を流して近くの小川で血を洗い流すと織華の力を感じる。俺が、あいつをとしたときと違う。
「小賢しい、闇(ダーク)の処女(ヴァージン)」織華の腹に黒いチェーンで巻かれて拘束されてそのまま地面に転がって織華も「愛のSteele」石になって寛子をぶん殴って咳き込むと、寛子も黙っていられない。
「魔(サ)神(タン・)煉獄(インフェルノ・・)墓(グレイヴ・)炎心(フレイムハート・) 天国(EDEN)の塔(TOWER) 血に鎮めwwwwwww」
蒼い焔の煉獄の無数に燃え散らかす魂を浄化するEDEN。その塔が崩れ落ちて織華は涙を流してその身が焦げるまで自分というのを眺めていた。
「ネェー、姉ちゃ――――――ん、ちゃん・・・・ちゃーーん、うぐぅ」神聖朗は姉の死が心を突き動かした。「魔(サ)神(タン・)四重奏(カルテット) 絶死」双剣の刃が四重に分かれて寛子の腕が吹っ飛び地面を這っていると神聖朗が寛子の前を双剣で刺して包帯を巻いてある腕が、寛子に咎を背負わせて神聖朗は剣を戻した。
「行こう」
「・・・・・気まずいな。」エンペラーが見たのは、レイラが死んだときに同じような光景を目にして『神』、ハマショーか守末河この三人の内誰かが、レイラを殺した。
「次は五だ。」EDENは複雑な構想だ。『神』の居住だったが、今は異能者のコード・エデンの本部として50名在籍及び支配している。
「予想外ですね。シン」
「きていたのか?」エリザベスが血まみれで五層の入り口で待っていた。
「言い忘れていました。KASは50層で『星の遺跡』に着きました」
「親父、速いなぁ・・・・・」エンペラーは五層の扉を開けた。

―――――EDEN第5層―――――

 「四季がくたばった」坂谷だ。砂漠使いの帰国子女だ。
「俺の相手は?」
「俺よ、へい、くぅん」土方は砂漠の剣を手にしてザラザラと砂がこぼれる刃を手にして納刀した。
「ベルゼブブ全てを食らいつけ余すこと無く永久に食え」蠅の翼に緑色の焔が灯されて刀が魔力の気が尋常じゃ無い。
「砂漠(ディザート)」砂嵐が巻き起こる。
「暴食(ベルゼブブ・)剣(ブレイド) 真(しん)・土方滅(ひじかためつ)龍(りゅう)双波(そうは)」刀の波には刀紋には刀の命鍛冶職の魂がこもっている。
前藩主土方雄隆は、歳英に刀を思う気持ちが技となると伝えて死んでいった。
「だな」土方は、刀を振るい砂漠を避けて翠の焔が全てを食う前に坂谷に届くようにした。
「・・・・砂漠(ディザート・)墓(グレイヴ) 王家(キングス)の罪(シエール)」サッカーボールが柱に当たって砂漠の柱が巨大な腕として、土方は平常心を保って刀で砂を切り裂いた。
「山安の刀だ。俺達コード・ゼロが生きていくための力だ」水が潤って水色の刀身に椿をあしらった細工の鍔を握った。
「爆水天乳双雲鐵(メガ✡ウォーター・EDEN・ブラスト・ツインスカイクロガネ・)東洋門(アジアゲート)」左足を横に裁いて足を面して納刀したまま鞘を手放して水の水脈の音を感じて弧を描く感じで刀を抜いて深呼吸すると翠の焔を灯す東洋の職人が創った名刀を土方は瞬間的にステップで、ジャンプして坂谷の砂の器を打ち破った。
「ごはぁぁぁぁ・・・・うぐぅ」皮膚がかわき始めて皮膚に血が流れて水の力を土方は水分を補給して続け様に刀を振るった。
作品名:KGU~CODE:ZERO~ 作家名:LordShurain