小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

KGU~CODE:ZERO~

INDEX|17ページ/107ページ|

次のページ前のページ
 

「おおう、伴理事長の隠し子だ。大正四年にイギリスに亡命していてそこで奴隷として売られていた娼婦メアリー・A・ジェルスと駆け落ちで孕ませた女がエリザベスってこと・・・んまぁー、俺はそれを知っていて学園に呼び出したのは良いがHEVUNの連中に四傑の一人でここのKGUを創ったのは良いが伴霊泉理事長が、殺されてお孫さんである回りくどいが俺はエリザベスの婚約者で学園の相続人だ。KGUが1300年目をして最大の危機に君たち《CODE:ZERO》097を呼んで創設した。097は過去に命を落として奪い去ったエンペラー君の命の灯火だ。97人もKGUのコード・ゼロとして『神』に戦いを挑み散っていた英霊達だ。分かったか?クズ共」
「おめぇーに指図されないくらい分かっている。勿論、その覚悟はある」エンペラーはリニアが止まる場所で鉄っちゃんを待っていた。
他に神聖朗と織華と里依紗とエリザベスがエンペラーと同じで宇治山田跡に廃墟となっている燃えさかる炎の社は血塗られた神社の境内で待っていた。
「来たら最期だ、OK?」エンペラーはベルゼブブで待機していた。
『貴様に負担するがその分腹一杯食わせろ』
「あぁ、わかってる」エンペラーの身の回りが透明になっていき感じたことのない居能による圧力が激しいのだ。完全に七焔と悪魔を手名づけたものでもある。
「出発進行!宇治、宇治方面に参ります・・・ご乗車の方は黄色よりも手前でお待ちください」鉄っちゃんはマモンつまり、双焔だ。
「燃え盛る鉄屑よ俺に刃を 『銀(シルバー・)竜王(ドラゴンキング)』」銀に輝く刀で賊を薙ぎ倒して英矢はギターで音の音韻をボリュームを最大に上げると姿が変貌して真っ白なコートで上半身裸でギターには強力なありとあらゆる音の魂がこもっている。
「セッション、Ⅰ・・・『無限(エクストリーム・)氷(アイス)槍(ランス・)圧迫(ローリング・)流星群(スターダスト・)音韻(フォニム)』」地表から湧き出る氷の刃と上空からの炎に包まれる隕石と落雷音が賊を燃やし、英矢の音を自動で回復する。
「ブラスト、Ⅶ・・・・皆の魂の鼓動を熱く熱く萌えるような戦っぷりにこれだ。」ギターで音の回転数を早めてエンペラーたちに見えない殻を作り上げた。
「緋色の音韻(スカーレット)」だ。
異能者が異能者であるとわかった時点で、攻撃からありとあらゆる異能に耐えて促進してくれる。
「氷の花に美しくあら、『氷(アイス・)花(プルースト・)六輪(セクター・サークル)』」白宮は動じずに境内の社に立ったまま賊と鉄っちゃんに氷の層で固めると違う場所に行った。
「焔(ブレイズ・)無限(エクストリーム・)地獄(ヘル・)浄(アヴソリュート・)焔(ブレイズ)」天よりも高く無限に続く上位クラスの技だが、エンペラーの精神面においていきなり高度は危険すぎるのだが、賭けに出た。
「L500系、光(フラッシュ・)槍(ランス)」響き渡る光の槍にエンペラーは苦しむのを耐えて目を赤くして体が燃えて薄くスケスケになっていくが翠の温かく死者の暴食がエンペラーに循環していく。
『EAT((食わせろ、)、(、)EAT(食わせろ、)、(、)VERY(とても)、(、)EAT(食わせろ))、(、)EAT(EAT)』エンペラーは暴食してベルゼブブをぶん殴った。
「食い意地張りすぎだ。黙ってみてろ上級の戦いを見せてやるよ」境内は血が流れて神聖朗は合図を待っていたが澪が気づいたのは境内が燃えていることで歩道橋にいる私たちも身が焦げるくらいあつくてコートや上着や下着をはずしても体感温度の熱さは変わらなかった。「これはベルゼブブ元は美しい翼を持つ智天セラフィムだ。セラフィムの異能はありとあらゆる即ち俺らも昇天しちまう無限の焔の見えない雨であり、エンペラーは自己犠牲の賭けで鉄道オタクを葬る気だったがこのままでは互いに命を削ることになる。行くぞ」神聖朗は歩道橋から境内に入ると蒸発しているエンペラーを見て神聖朗の異能が魔を斬った。
「魔神四奏消癒(サタン・カルテット・デリート・ケアー・)焔(ブレイズ)心(ハート)」青く光る剣先にエンペラーの魔を断ち切り心に癒しの炎を与えて四奏も奏でられる魔王の焔が鉄っちゃんを倒した。
「マモンだ。双焔の主が再びお前に戻った」
「200年ぶりか?お前と会う・・・のは?」
『そうだな、お前はオレが居ない分も安心したわ』
「俺に相棒、行くか?」
――――――完全に焔を取り戻したエンペラーは一同EDENの本拠地がある神松月ヵ崎に向かうのであった―――――――




















第Ⅴ章 楽園(エデン)の最期(ラスト)

 天成暦44年(2044)1月13日
 エンペラー達は、京都御所で待っていた。
「ちっーす、元気だったか?エンペラー」
「は、そのとおりでございますが、都の検非遣使にも伺ったのですが雷死文皇は神の実の父と仰せでございましょう。いよいよ、神松月ヶ崎に向かいます」
「後は、神聖朗、てめぇーが尻ぬぐえ」
「後から俺も行くわ・・・」KASは御簾から上がって庭にいる十名のCODEに託した。
「君さぁ、嫌々・・・待ってくれ! 綾美?いねぇーか」KASは立ち上がって綾美に謝った。「申し訳ありません。申し訳ねぇ――」何度も謝り綾美に気が済むまで謝った。
「あんたの母さん御前巴美は戦死だ。遣ったのは、守末河だ!」
「そ、そん・・そん・・・なぁ・・・嘘よね。ママ『元気だから良い子』にって言ってたのにどーして死ななきゃならないの」
「あぁぁぁぁ―――うぅぅわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」泣き崩れて綾美は大粒の涙でこれが綾美の心の闇であり、彼女が背負う『罪』である。
「市川が先にEDENに踏み込んだ」お前ラァ、エンペラー達はその日の午後に神松月ヶ崎の『EDEN』本部に集まっていた。
『よーやく来たか。が、俺様が教えるのが、これが『最期』だ。てめぇーら十人には生まれつきとてつもない遺伝子があり、その遺伝子に組み込まれた異能本来の異能を解放すれば、てめぇーらEDENなんてあっという間にボコボコで消滅しちまうがよ・・・・・まぁ、今のおめぇーらのクズの頭が空っぽな連中にはできっこねぇーよ』サタンがそれだけ言うと、エンペラーはサタンから貰い受けた焔をコントロールする指輪を外して地面に投げつけてそれを踏みつぶした。
「綾美ィ悔しい気持ちは倍返しで仕返ししろ」綾美は涙を拭いて空間転置が全員に発動した。

――――EDEN本部第一層―――――

 「ここから先に行かせないよーと私を倒してから」なるほど、山安悠里が相手だ。
「グラビアの嬢ちゃん?」英矢がギターのコードで雷にセットアップして水をはじく防水の音の壁を全員に与えた。
「水(ウォータ・)盾(シールド)無効(ゼロ)音韻(フォニム)」水の泡が異能者を護ろうとして英矢は、水の壁なしで攻め続けた。
「水(アクア・)龍(ドラゴン・)鉄(アイアン)爪(クロウ)」水の束となって水龍の爪が鉄のように硬く鋭くて英矢は、軽々と避けてギターで防御の面譜面のコードでは戦法辛い。
「ファイナルセクトこいつあぁ・・・・」英矢は水のシャワーが水の勢いが止まること無く英矢にギター一本で無防衛。確実にここで死ぬ。
作品名:KGU~CODE:ZERO~ 作家名:LordShurain