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KGU~CODE:ZERO~

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「・・・・・・魔神肛虐(satan anal)紅蓮(curimuzon)処女(varjin)の罪(ciear) 失(しつ)楽園(らくえん)」尻から全身に痛みが澪を襲い体中に蒼い焔が駆け巡って血の潮が血の流れ出すら澪は四つん這いになってベランダから20mの階段から滑り落ちると守末河はどこに行った?ハマショーも
「澪―――――――――――」悔し泣きして自分の愚かさを再認識した。今まで自分は、澪を護ろうとしていたが、結果的に澪に辛い目に遭わせた。
『馬鹿野郎、あいつが俺と同じ技を使うなんて初耳だぜ』
「サタン?俺にアレを使わせろ」
『けけけけけけ、お前が?アレを?くくくくく、良いぜ!サタン様が特別許可を許す』
「サタン、恩に着る」エンペラーの周りに想像を絶するような七焔の剣が姿を現して特別中の特別で七体の悪魔が契約者に変わって従うのは本来合ってはならぬが今回は異例で、エンペラーも400年ぶりにかつての蒼いロン毛にグラサンで黒コートに金色の指輪と薔薇十字に髑髏のペンダントをぶら下げて左目にサタンの契約時にできた傷痕と右腕がサタンの腕の証拠となる移植された痕跡が見られる。
「行くぞ、おめぇーら俺の後についてこい魑魅魍魎の悪魔達の饗宴が奴らの血と肉を食らうぞ」一階に移動して傷ついて疲れている隊長が桶の水を飲んで竈から吹き抜けの回廊に差し掛かった時にエンペラーが、隊長を見かけて庭まで追い詰めた。
「終わりだ。観念しろ・・・・」
「うぅぅがぁぁぁぁぁぁ」発狂して剣を振りまして表面上は雪が積もり池が凍ってツルンと滑るが、隊長は剣を池の氷を割り咲いた。
「カリバ―――――――――――ン」聖剣エクスカリバーは知っているが、隊長はエンペラーに剣を腹に刺したがそれは幻覚で気づかず内に隊長は斬られていた。
「ご・・・む・・・む・・・・無念」隊長は庭で壮絶な戦闘の最中戦死した。
「ルシファー、ついてこい、俺に力を与えろ」黄色の焔が剣に収まった。
「・・・・魔(サタン)神十字架(クロス)煉獄(インフェルノ・ア)墓(グレイヴ)」ズドドドンと玄関から爆音が聞こえてエンペラーが駆けつけると澪が磔で頭と股間まで血が止まらぬ勢いで滴り落ちて意思もなかった。
「ぢくしょ―――――――――――俺がぁ澪を護るって大口たたいたが、何一つも護れなかったジャーねぇか」落胆する土方にハマショーの猛攻がぁ、「うぅがぁぁ・・・はっ」宙に浮かんで坂道に転がって土方は動かなかった。
残り五人
「もう、よそーぜ」エンペラーは遂に降参した。
「俺達は負けだ。ここに居る人たち全員生かせてはくれないか?頼む!この通りだ」土部座なんて昔のエンペラーにしてはかっこうの笑いものにされてしまうが今は、仲間を信じて少しでも人間らしさを取り戻すのが先決で守末河もハマショーも納得して立ち去った。
完全敗北とは文字通りこの意味だ。
「あぁぁぁぁぁぁ――――――――うぅぅぅわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」エンペラーは泣き崩れて雪が降る25日CODE:ZEROの運命さえも変えてしまった。
エンペラーが、悲しむのをよそにハマショーが来て、闇に堕ちた男が言った。
「お前はそれでも俺の弟だ。また、楽しみにしてんぞ」
「あぁっ!」
エンペラーは拳を地面にぶっつけて言う。




























第Ⅳ章 紫色(マ)の焔(モン)
否・・・あれからだ。
俺はKASに会いに行った。
「こんにちは、久之朝倉阿之親王にお目通り願いまする」朝廷の御簾が上がった。
「おう、おめぇー生きてたのか?神宮は見ての通り修理職がくるまでの間京都御所と幕府の仲立ちでなんとかってところだ・・・」
「話があってここに来た」エンペラーの正装姿はおそらくこのシーンしかないので貴重だろうな。烏帽子に袴御紋に菊の家紋をあしらった装束としゃくを持って礼をした。
「顔を上げろ、あげろ、みっともねぇーな」京都の御所で御簾の上に座ってゴロ寝をしながら漫画を読んで50インチの大型テレビでワイドショーを見ながらこう言った。
「うぅ、つーか、そうそう。お前?最期の焔か」
「えぇ、そうでございます!帝」敬語で接しないといけない。
「澪ー今も意識ねぇーのか?」
「は、はい!そうでございます」
「ふ~ん。陰陽師にも派遣して貰おうか?」
「結構でござい・・・・いえ。ありがたく遣わせて所存でございます!」
「おおう、身体にきぃつかってーこーぜ。んなぁ」エンペラーは正装の服を宮川上流で捨てて黒コートを着てKGU第四セクター(廃社旧一号館)の中はがれきで土埃が残る居住スペースが地下しかないので俺達は普段ここで暮らしている。
「赤松律は四傑の一員で、澪の実母だ。俺の母は知らない」ここで澪は点滴を受けて療養している。「エンペラー君何が食べたいの?」外見が20前半思われても仕方ないが、実はめちゃくちゃババァである。が、本人にさすがにそれは言いづらい。
『ネギ醤油和風ささみなんだけどもー、中将の民間療法はガチでインチキ』
          醤油4   水50c
          ごま油3  塩2杯
          ネギ600g 生姜大三個
          ささみ5本 じゃがいも四個
          酢4c   小麦粉大さじ5杯
                
「不味い。ううん、最高にうまいよ。」(嘘でもうまいという。ガチで、不味い。)エンペラーは美味しそうに食べたが翌日頭が腫れそうな痛みと下痢に襲われた。それ以降二度と律が作った料理を食べずに中将とも顔を合わさずにいた。
「なんて、中将は50年前に革命戦争で命を落としているんだ」地下のエンペラーの部屋には思い出が転がっている。中将は『学社』の地位だったが俺達は知らないが、墓はKGU陵墓にあるらしい。倉田陵とも天皇の帝の墓がここに集まっている。
全250代続いた天皇も今の時代は居ないし。機能していないが、代わりにKAS(久之朝倉阿之親王)が政務を執り行っている。
「律さん、お話が」
「ほーい、何々?澪が寝ている間だけだよ」
「お願いします。俺ともう一度戦場で異能者の戦いに参加してほしい」
「いいけども。澪は私の血を分けた子だよ。異能を無効にするのは私が得意よ」
「それだけではあいつ、澪は苦しい想いするだけだ!俺の妹なんだ」
「気づいていたのね?あの子確かにあんたの妹よ。BARSTに目覚めさすのに連れていくの?」律は澪を見て澪の頭をさすってこう言った。
「しかしね。エンペラー君あの子を戦わせるなんて馬鹿だよ」
「ハマショーと守末河をぶっ潰せるのに俺も居るんだ。あいつの協力なしには無理だ」
「母から言わせて貰うけど私が戦うわ」
「本当ですか?」
「えぇ」律はようやく戦うと言った。
 ――――――――――物語自身この焔巡る戦いもこれで終いだが、
           これで終われない。
エンペラーと『神』の物語は“第Ⅱ部”という形で新たな戦いへと向かう。

《俺がその知らせを受けたのは澪が退院した二週間後―――――》
作品名:KGU~CODE:ZERO~ 作家名:LordShurain