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KGU~CODE:ZERO~

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「死天魔獄京」鞘を手に刀を納めて神を斬った。正宮が炎上し、エンペラーも躰が耐えきれなかった。・・・・・断末魔の叫びが聞こえる。
「俺は・・・・俺が・・・俺達が最凶で最高のCODE:ZEROだッ!届け」剣に集中し、蒼い焔に黄色・紅・藍色・緑・橙と紅蓮の劫火に大剣が宿る。焔に現るエンペラーこそ王の器であった。幽齋も滅を越えた。CODE:ZEROの名はCODEが生まれた者。幽齋は滅を刀にした。その刀は赤く深紅に染まっていた。エンペラーと互いに激闘を繰り広げる。剣と剣の音。剣と剣がぶっつかる音・そ、そして・・・・
「ぐはぁっ!」幽齋の刀がエンペラーの心臓を貫いた!こぼれ落ちるCODEに血の量で階段から転がり落ちて奈落の底に堕ちた。
何も聞こえない 何も見えない
何も分からない 目が霞む。暗い・・・・暗い・・・・暗すぎる。
「魔王天翔蒼覇凰覇金玉絶断星」古代の神宮に亀裂が走り大樹から皹が割れて暗い夜空にポッカリ空いた宙に通じる空洞に星が輝いていた。エンペラーは虚空に堕ちた。
「エンペラー、起きろよ!俺達ついてるだろ?」手を差し伸べるのは土方だ。土方が、刀を手に王に挑みCODEを解放し王を召喚した。
「鬼覇天王剣式“小止”」大地と地球の王「小止」その姿は褐色肌で長身で羽毛の羽根飾りをしたピアスをして細長い槍を構えていた。深紅のコートにポニーテールの黒髪の男こそ土方の王である小止と共に闇と戦っていた。
「坊ちゃんさぁ・・・・俺の槍も頼れ」小止の力と土方の剣が合わさった神技。
『剣槍神天“死鬼鐵魂(ローチェンヴェッチャルガアイデンソウル)”』土方の両腕に黄金の十字架の剣を装備して天を割き地を轟く風が舞う水の怒りが王の魂を滅する。王の一人が消えた。残り六人。
「土方ぁ・・・俺・・・っぁすまんねぇー・・・」エンペラーに光が差した。
「俺の太陽はどこでも届く!死ぬんじゃねぇー生きて世界を救え」登の豪腕が太陽のように輝いて奈落に差し込む太陽が俺の意識を蘇らす。冷泉の生命力で俺にもう一度剣を信じられるCODEが復活した。「エンペラーさんは昔から戦いすぎですよ。少しは僕を信じて肩を下ろして。いいっすか?俺の命は死んだ力も可能っす」エンペラーの心臓がドクンドクンドクンドクンドクンと脈打つように感じられる。エクスカリバーにもう一度地獄を宿すと虹の剣として鎖を契った。心の鎖を契ったことによりエンペラーは土壌に立った。
「流石四傑のエース、エンペラーアンタにそん力託すわ」律がエンペラーにキスをして無能者との間に「無」のCODEがエンペラーの元の腕に宿った。
「サンキュー、お前等四傑は四人が揃ってこそKGUは世界の救世主だ。」幽齋が刀を構えている。「南無阿弥陀仏・・・」仏門が煌めくと同時に太陽の焔をエンペラーが手にし、呑み込んだ。食ったのだ。焔を食い太陽の剣を手にして幽齋としのぎを削った。
「もう七百も使って青い地球も最期か・・・・」エンペラーは目を閉じて剣を高めた。
「コレが・・・俺の・・・俺達が・・・護る・・・世界の声を・・・・てめぇにぶっつける・・・・俺が・・・俺達が・・・最凶で最高のCODE:ZERO!放て!青い地球天蒼焔地獄太陽昇天(ブルーアースヘヴンヘルサタンサンライズ)」ズバァァァァァァァァァァァァァン!幽齋が斬られる音がした。腹部から出血で血を吐き眩い閃光の光と太陽の熱さと全てを燃え尽くす地獄の業火蒼い焔で幽齋を倒した。
「うぅ・・・」幽齋を倒して崩れゆく世界の上昇に次元も狂い災厄の空洞では、星が輝いて宇宙が見える。一面クリスタルが散らばっていた。クリスタルの回廊の先に祭壇がある。祭壇を越えて天に続く階段を上り終えるとアダムが神天の門に立っていた。髑髏が浮き彫りで、十字架が無造作に置いてある門の向こう側が、“願いを叶えられる”どんなことでも一つだ。エンペラーとアダムが対峙する。遂に、終わるときだ。

―――――南が丘―――――
 「俺が王だ。俺は世界を・・・・・そのCODEも懐かしい」
「世界隕石雨(ワールド・メテオレイン)」ヒュンヒュンヒュン降り注ぐ隕石の焔の雨をエンペラーは剣で避けた。
「雲の巨人(クラウド・アトラス)」瞬足の剣でもアダムには効かない。隕石によってクリスタルが鏤められる床では動きづらい。・・・・・・不味いな。
「世界神息吹(ワールド・ゴッドブレス)」突風で前が見えない。アダムが消えて気付くとエンペラーの首を掴んでいた。
「うぅぅ・・・ぐぐぅ・・・がぁっ・・・」「藻掻け」とアダムが小さく囁く。息が出来ない苦しい剣を床に落とすと空洞の底に消えていった。
「REBARTH!」剣が瞬時にエンペラーの手に渡りアダムを斬った。血が出ない。アダムは骨で、動いていたのは七つの焔であった。と、思うのは七王も七つの焔で創造されている。
「そ、そうかぁっ!」紅い焔でアダムの躰が動けない。紅い焔は血液みたいなモノでアダムはアスモデウスの焔で生きていた。アダムは骨でもない。どこだ?
黒コートを着て黒いフードきちんとした肉体で、蒼白な顔面だが長い青髪がサタンそっくりだ。アダムは最期の敵。最凶だ。
「HIDEッ!」ギターを手にして紫の焔を灯し、王を消した。黒いコートを着て髑髏の王が、消えた。王は焔に弱い。HIDEはレヴィアタンで、全体で焔を埋め尽くした。
「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」HIDEの魂で王は全滅。慌ててエンペラーが待つ空洞に向かった。

―――――――政府友禅の書斎―――――
 「そうだな。次の時代が訪れる」友禅はリラクゼーションの椅子で新聞を読んでいた。日本全体が暗く東と西で別れてから数百年。今の国は海に囲まれている。日本は須バグにとして政治軍事している。
「私は思うよ。新たなる四傑が出会う時、世界の向こう側がしれる」友禅が部屋を後にして新聞をゴミ箱に捨てた。

 ―――――――空洞内―――――――――

 アダムが創った空洞に一面星が見えたり、クリスタルが輝き死者の骨も目立つ。髑髏が床に転がり落ちてる。橋は卒塔婆で出来てる。
「澪、掴まれ!」土方が澪の手を掴んで向こう岸に渡らせると白宮は凍らせて渡った。
「・・・・・待っててくれよ!エンペラーさん」空洞を進み階段を上るとアダムとエンペラーが戦っていた。
「鬼覇凰覇改“王”」土方のCODEを無数の剣を手にしてアダムも剣で対抗した。
「世界崩壊(ワールド・ディストラクション)」紅蓮の劫火と砂嵐舞う地面の隆起で土方の鬼覇を壊死。アダムは、CODEを創り上げた唯一の王。エンペラーはエクスカリバーで対抗した。
「澪!」澪の無効化でアダムの黒コートがそれをはじいた。黒コートを着て蒼い焔で、エンペラーはそれをぶった斬った。
「それでも、俺はぁ・・・・人類護って悪を殺す!」
「消えぬ罪に何の存在がある?CODEは悪を消すのに生まれた力だ覚えとけ!」アダムが言うのにエンペラーは黙ったままだ。覚悟を決めた。ここで、終わらすしか無い。ここで、死んだら申し訳ないな・・・・俺。
「氷結剣魔神蒼覇」白宮が連携で、アダムは焔で氷を溶かした。
作品名:KGU~CODE:ZERO~ 作家名:LordShurain