本音のホンネ
Episode.6 今からでも遅くない
今からでも遅くない引き返すんだ!!キアラ
キアラ「引き返すのはあんたの頭よ。というかあんた「」つけてないで話してるわよ」
それについては 『小説って書くの難しいな』 を読んでくれ!
俺はやりたいようにやった方が話が書けるんだ。
キアラ「まあそれは別にいいけど。で?今回のタイトルはどーいう意味?」
実はそのタイトルをつけたのが結構前で・・と言ってもまあ2週間くらいなんだが
どうだったかあまり覚えてない。だからそれに近い事を話そうと思う。
突然だが俺は現実に生きたいんだ!
キアラ「は・・・?あんたもう後戻り出来ないじゃない?大丈夫?」
いや、俺は至って普通だ。それよりも世間一般の奴がおかしいんだ。
よく思うんだ。皆、俺より頭良いのになんで流れに沿って生きてるの?
って思うときがある。
俺がこいつほどの頭があればもっと良いとこ目指すのにとか思ったりしてさ。
世界にはもっと選択肢があるのに、皆保守的だなとか思ってさ。
いや、俺も公務員目指してるのも安定を考えているという意味では保守的だけど
皆、頭が良いところは良いけどなんか視野狭いなって思うときがある。
でも勉強とかやると皆努力せずに上手くやるんだよな・・・。
キアラ「それって視野が狭いというか。自分の実力に見合った生き方してる
んじゃない。あんたは自分の想像超えて飛び込もうとしてるとこあるから
その違いでしょ?」
いやだってさ、俺が自分の実力見合った生き方したら多分正社員になれたとしても
俺が望む未来は得られないんだぜ。あっ、そうか俺って昔、超保守派だったわ。
だから、その反動があるのかもしれないな。
小学生の頃なんて友達の家行くときもちょっと遠いところだったら道迷いそう
だし行くの辞めてたわ。
今、その反動でいろいろ遠いとこ行ったりしてるけどこの反動で成長してる
のかわからないな。いや、保守的なのより良いはず。まあ痛い目見るときも
多いけど。
キアラ「あんたも心の中で分かってると思うけど、賢い奴は想像力が優れてるのよ。
無駄な道や自分が上手くいきそうに無い道は歩まない。だから、失敗は少ないのよ」
だけど、賢い奴でも上手くいかないときはある。だったらいっその事、保守的に
なるのではなくて積極的に行動を起こすべきだろ。後で後悔の無いようにな。
まあ、もちろん準備するには越した事はないから考えて自分の今出来るべき事は
整理するつもりだ。
キアラ「まあーどうであれ、あんたが仕事やってたときより元気になってるのは
良い証拠だと思うよ。それと最近面接での内容も以前よりしっかりしてるしね。
自分がやってる事は正しいと思って間違いないよ。」
そうなんだよ。反省する事はあっても自分の行動すべてを否定する事は
無いんだよな。俺今まで自分を責めてたから心の成長が無かったんだと思う。
今回仕事の辞めたのだって今までの俺だったら考えられないからな。
一般的には良くない事だとしてもずっと常識に囚われたままだったら
分からない事だってあるし後悔もあるんだよな。
俺は一つ一つの事を積み重ねていかなければ納得出来ない性格なのは
昔から変わらない。
ビスマルクは「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
って言ったらしいけど、賢者の振りして歴史から学んだとしても
俺にとっては実感が得られないような気がするんだよな。
まあ、参考にして納得出来るならするけど。
キアラ「まあ、後悔ない人生を送るためには世間の情報だけに躍らせられるだけ
じゃダメって事でしょ。でも、おもっきり無視して失敗している人もいるけどね。
あんたは大丈夫なの?」
お前は俺の味方じゃないのかよ( ゚Д゚)いや端から見ても俺は昔より良くなってる
だろうが。心配させるような事言うなっ。てか自分の選択、行動を肯定しろって
お前も言っただろうが汗。
キアラ「まあどうせ人間死ぬんだから生きたいように生きても良いもんね。
昔のあんたは呪縛でもかかったかのように何かに縛られたもんね。
今も少しはあるけどマシになってるし。まあなんとかなるでしょ」
そうそう。人間結局死ぬんだしな。しかも最近は将来の事も見据えて考えてる
しな。
キアラ「将来の事って?」
まあ例えば俺の子供にどうやって生活手伝って貰おうかな?とか
キアラ「はあ?あんた結婚どころか今彼女もいないでしょ?
やっぱ手遅れじゃない?しかも子供に苦労させる事前提とか
終わってるわ」
何言ってるんだよ。結婚も子供もなんとかなるだろう。
しかも、俺は子供に生活を手伝って貰うとか言ってるだけで
苦労させるつもり無いし、しかも俺はなんだかんだ裕福に生きてきた
と言っても苦労めちゃしたしな。
まあ何だ。今はちゃんと現実を見て生きているって事だよ。
それさえ出来ていれば人生なんとかなる。もう24歳だけど
まだ24歳だ。
キアラ「だからまだ遅くないって言いたいだけでしょ。ちょっと無理やりな感
が否めないけど、言いたい事は終わった?」
まあ言いたい事はまだまだあるけど、とりあえずこの章はこれでおしまい。