小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

10番目の呪い

INDEX|3ページ/8ページ|

次のページ前のページ
 

するとタイヤが俺の方向に向きを変え、突進してくる。まるでサンダ―マスクに出てきたアレのようだねぇ~あははは!
イカ…なんとかが俺のことを叩くと俺は我に返ったが、時すでに遅し。右腕がタイヤに引き込まれ、右腕がなくなっていた。
だが不思議と痛くなかった、というより傷(?)口から血の代わりに白いガスがどんどん出て行っている。

「なぁ!イカなんとか!これって何?」
「ソレハアトダ!モウ一回来ルゾ!今度避ケナカッタラ死ヌゾ!」

タイヤは今度はトドメに来たのか俺の真正面からすごいスピードで来た。
だが今回はイカなんとかが俺を押して避けさせてくれた。

「家ノ中ニ入レ!」
「ひぃ!」

俺は死に物狂いで家の中に入り鍵を掛けまくった。

「ドケ!」

イカさん(今命名)は俺と姉のベッドを担いで、ドアの前に投げた。

「フゥ、トリアエズ今ハ家ノ中ノ方ガ安全ダ」

後で気づいたが、[今は]てなに?

作品名:10番目の呪い 作家名:DG4