10番目の呪い
次の日、俺は姉がいなかったのを忘れて目覚ましをかけるのを忘れ、10時起きた。なのでただいま全力ダッシュ中、やっべー!寝過ぎて足が重いわぁ~。
で学校に着いたのが10時15分、もちろん説教もされた。
――昼
俺は屋上へ行こうとして歩いていたら、貧血で倒れてしまった、なので気が付いたら保健室にいた。先生はとりあえず今日は早退しとけと言われたので、車で送ってもらった。ラッキー!
「じゃあ気をつけてな」
「はい、先生もありがとうございました」
俺はいつものようにポストを開けると、見たことのない宛先の手紙があった、しかもすごく年季が入ってそう・・・。
「イカ…サエル=アンデス?なんかギリシャ神話とかで出てきそうな名前だな。ってか誰だよ?」
誰だよこいつ、間違えて送られてきたんじゃねぇの?と思い、俺は捨てようとしたらその手紙が浮いて俺の部屋をクルクル回りだした。そして一人でに破れていき、人の形になった。
「我ノ名ハイカサエル=アンデス。宮田邦宏、オ前ハ我ノ来世、ツマリ我ハオ前ノ前世。ダガ問題ハソコデハナイ。我ラノ魂ヲ最初ニ使ッテタ奴ガ呪ワレテタト言ワレテイタ」
「言われてた?」
「ソウ、ソノ呪イハ10番目ノ器ガ罹ル呪イダッタノダ」
「もしかしてその10番目が俺だったり?」
まさかなと思って聞いてみた、まぁおれなわけないがな
「ソウ、ソノオ前ガ10番目ナノダ、ダカラ我ハワザワザ天国カラ助ケニ来タノダ。トハ言ッテモ我ハ何モスルコトガデキナイガナ、セイゼイイチ早ク死神ガ来ルノヲ教エルクライダ」
「は、し、しししし、死神?な、なななななんのことだよ、だ、第一なんで俺が呪われなきゃいけねぇんダよ。意味わかんねぇし」
「ソウハ言ッテモ我ニハドウスル事モ出来ン」
俺は思考が停止して勝手に足が外へと向かってく、するといきなりイカ…なんとかが
「危ナイ!ソコニ死神ガイルゾ!!」
とモンスタートラックのタイヤを指さし、俺の前に出る。