ヘリテイジ・セイヴァ―ズ ノベルゲームシナリオVer.
※「何を?」を選んだ場合※
【光大】「何を?」
俺は脱力感満載の動きで、顔だけカエの方へと見つめる。
※すぐにCGが切り替わる
■宮島 宮島総合文化高校1F 3年1組の教室 ピンクの小さな袋 夏 朝
※このシーンはCGで表現するため、立ち絵を表示しない
【花楓】「はい、いつものクッキー」
【光大】「!」
カエは綺麗にラッピングされた小さな袋を取り出した。
甘くて香ばしい匂いが漂う。それはもう、「食べてね!」と言わんばかりの。
カエの作るクッキーはいつもそうだ。ほんと、宮島の名産物である「もみじ饅頭」と同レベルの。商品化しても良いレベルだ。
たちまち眠気がすっ飛ぶ。
※すぐにCGが切り替わる
■宮島 宮島総合文化高校1F 3年1組の教室 夏 朝
【光大】「いるいる、いります! どうかこの手に」
俺はすぐに起き上がり、カエにつき従う下僕のように、両手を添える。
※花楓の立ち絵を表示。苦笑
【花楓】「ふふ……調子がいいんだから」
そう言いながら、カエは俺の両手にピンクの袋をのせてくれた。
※共通ルートへ進む
作品名:ヘリテイジ・セイヴァ―ズ ノベルゲームシナリオVer. 作家名:永山あゆむ