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LIFE AND DEATH

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「えっ!?俺!?」
ジェイルが驚いた様に言う
「いやこっちの話だ」
「じゃあな、ラスト」
「おう」
今出てきたヤツは、【DN】を体内に流れ込まされた時
入ってきたやつだ
【DN】すなわち【Demon Narcotic】
コイツを軍の連中に注入されたせいで
この【狂戦士】に約五年間も体を乗っ取られてた
でも、一週間前ジェイルとフェンがこのことを話していたおかげで
精神内で、押さえ込まれていた俺の意識が一瞬戻って
精神内で、肉体争奪戦になった
その結果、俺が勝った
だから、今この状態があるわけだ
「あ~あ、戦いたくねぇなぁ…」
俺は、そう一言言う
その理由はすぐに分かることになる
「てんちょー出撃命令キタのでいってきますわ」
といいつつスチャッと手早に着替える
「いってらっしゃーい」
外に出るとバイクに跨りエンジンをかける
「行くか」
排気音と共に走り出す
ここから、本部までは2kmちょっとぐらいしかない
だが、現場までは3kmはある
どんどん車等を抜いていく
「そこのバイクちょっと来なさい」
信号が赤の時に軍の連中に呼ばれる
「さっき100kはだしてたね」
「そうですがなにか?」
「罰金、3万」
「あのね、こちとら急いでんの、わかる?
出撃命令でてんの」
【DRA】に入隊時に渡される【魔族抵抗軍 副隊長 Last・Tearn】
と裏に彫ってあり表に十字架が描いてあるチェーンのついたメダルを見せながら言う
「すいません!【DRA】副隊長殿でしたか!」
ピリリリリ
「ほら、あんたらにかまってたせいで電話かかってきた」
電話にでるといきなり怒鳴り声が飛んできた
「遅いぞ!早く来いアトラス!」
「すまん!軍の連中がスピード違反だの
どーのこーのって言ってきたもので」
「とにかく急げ!今回は俺たちだけではどうもならん!」
「りょーかい」
電話をきると同時にバイクに飛び乗りバイクを出す
猛スピードで現地へ向かう
ギリギリで車を避けながら走っていると
やっと現場が見えてくる
キィィィィィィ!
激しいブレーキ音と共に飛び降りる
「副隊長!!」
皆一度に振り向いて言う
「今ここに【戦士】は何人いる?」
ラストが聞く
作品名:LIFE AND DEATH 作家名:アトラス