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LIFE AND DEATH

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「約30人です」
一人の【戦士】が答える
「よし、街の外へでるぞ、的の位置は把握しているか?」
「今は、街を出て1200m地点にいます」
「はしるぞ」
ラストが皆に指示をだす
「了解!」
「ここから、現地まで何mだ」
走りながら言う
「およそ600mです」
ダッダッダッダッダッダッ!
街の外は見渡す限り大地隠れる場所も何もない…
「見えたぞ!」
ジェイルが叫ぶ
「ピッタシだな…街から約300mといったところか…
全隊員に告ぐ!絶対にひくな!魔族を一切街に踏み入れさせるな!!」
「了解!!」
全隊員が一斉に答える
「作戦は、【防御型戦士】全員を前に配置、【攻撃型戦士】は
左右から回り込んで攻撃だ!死ぬなよ!」
ラストが、自分の剣を抜きながら叫ぶ
「了解!!!」
ダン、ダン、ダン
魔族の足音が聞こえる
「なっ、何だこのデカさと量は!」
スマホを取り出すと本部に連絡する
「副隊長のラストだ!敵の数およそ170今のところ見た限りでは
オーガタイプだけだ!!緊急だ!攻撃型戦士130人、防御型戦士70人
を増援でよこせ!早く!!こっちが全滅する!!」
それだけ言い終えるとダッシュして右から回り込んで攻撃を開始する
「ぬぉぉぉぉ!!」
ザシュ!
ザン、ザン、ズシャッ!
ラストの雄たけびと共に【戦士】たちは一斉に斬りかかる
ドクンッ!!
突然心臓が急激に心拍数が上げる
「がはっ!!」
ラストは、胸を押さえてしゃがみこむ
「クク…クハハ…ギャハハハハハァ!!交代のジカンダァ!!」
っく自分じゃ抑えられん…
【狂戦士】は上着を脱ぎ白いTシャツ一枚
になり飛翔すると
オーガの首を次々落としていく
10体、20体、30体、とオーガの肩から肩へと
次々と移りながら…
援軍が到達したころにはすでに【DRA】全体でオーガ討伐数が70体をこえていた
猛烈な勢いで減っていった
そして、シャツも猛烈な勢いで赤に染まっていった
ズシャッ
ザシュッ
ズシャァァァァ…
「ふぅ…久々にこんなに暴れました…そろそろこの体、返しますか…」
…………
作品名:LIFE AND DEATH 作家名:アトラス