天願メソッド T-Method -守護霊さんの導き- 第二章
「どうやって『生きがい』をみつければいいのか?」
まず、どうやって「生きがい」をみつけるのか? という話をする前に、みなさんは「生きがい」とはどういうものだと思いますでしょうか?
それは「好きなこと」をやることでしょうか?
それとも「楽しいこと」をやることでしょうか?
はたまた「興味があること」をやることでしょうか?
答えは、
「これらすべてを含んだもの」
です。
そして、それらをひっくるめたものが……
「ワクワクすること」
という表現になり、それこそが、
「生きがい」
なのです。
「ワクワク」とは「衝動」です。
具体的に言うと「魂の衝動」です。
では「魂の衝動」とは何でしょう?
それは、
「理屈も根拠もないけど、やってみたい、興味が湧くもの」
です。
これが、まさしく「生きがい」であり、「生きがい」をみつける「ヒント」でもあります。
というわけで、この「生きがい」をみつける方法ですが、それは、まず「自分の歴史を振り返ること」にあります。
「自分の歴史を振り返る」……つまり、これまでの自分の「過去を探る」「記憶を探る」ということです。
これをすることで、「自分が本来、どういうものが好きだったのか?」とか「小さい頃に『ハマったこと』」を思い出すことにより、現在の自分を「客観」「俯瞰」することができるようになります。
「昔はアニメのヒーローになりたいとか言って、よくヒーローごっこしてたな~」とか、「子供の頃、マンガに夢中になって、自分でオリジナルのマンガを作ろうと、しょっちゅう絵を描いてて……そのときは時間が過ぎるのが早かったな~」とか、「昔は、歌番組を観た後、その歌手に憧れてお風呂場でしょっちゅう歌って親から怒られていたっけ……」といったように、過去の自分を少しずつ思い出してきます。
そうして、「過去の自分」を少しずつ思い出していくと、今度は「いまの自分」と「過去の自分」とを照らし合わせることをしていきます。「昔はこんなことが好きだったのに、今では、そういったことが好きだったことを忘れてしまっていた」と「気づく」ようになります。
ここまでが、この「生きがいをみつける方法」の準備作業です。
この「今の自分」と「過去の自分」との違いに気づいたら、それを踏まえつつ、次に「人生」というものを考えてみましょう。
これは、「第一章」の「天願メソッド T-Method 準備編」に出てくる「『自分を知る』」を思い出してください。つまり……、
「『本来の自分』である『魂』の望みは『魂の成長』である」
ということ。そして……、
「『人生』とは、その『魂の成長』のための『時間・場』である」
ということです。
そうして、改めて「自分は、この世界で『生』を受けたことにより成就すべき『人生の課題』がある」ということに向き合うことができるようになります。
それが「生きがい」となるわけです。
さて、ここまでで「生きがいを探すため」の「キーワード」が揃いました。
「過去の自分を思い出す」
「『本来の自分』である『魂の願い』である『人生の課題』への挑戦」
これを踏まえて、「いまの自分」と「いまの人生」を観てましょう。
すると、いろいろと「気づく」ことが出てくると思います。
「生活のために仕事をして、苦労している今の自分は、果たしてそれでいいのだろうか?」
と。
そんな「疑問」が湧いてきたら、次に「自分の可能性を探る作業」に移ります。