天願メソッド T-Method -守護霊さんの導き- 第一章
「周囲(世界)の捉え方の前提」
さて、さきほど「周囲(世界)=外界」とは、「『時の権力者』の手の平の上で生活している世界」というお話をしました。
そして、これからは、この「自分を取り巻く『周囲(世界)の常識』」を理解した上での話となるのですが、まず、このようなことを理解したとき、人によっては様々な捉え方をすると思います。
「結局、自分たち一人一人ではどうにもならない世界なんだな……はぁ」
とか、
「自分たち、『お金や権力の無い人間』は、『お金や権力のある人間』に一生使われる人生になるんだな……はぁ」
と、今風な言い方をすれば、「勝ち組・負け組」という感覚で世の中を捉える人が、おそらく大半ではないでしょうか。
確かに、その「周囲(世界)の捉え方」はある意味では「正しい」と言えるでしょう。
でも、ある意味では「間違い」とも言えます。
では、何が、その「捉え方」が「正しい」と言えるのか……それは、「捉え方の前提」が「お金」であるならば、ということ。
逆に、「間違い」と言える理由は何か……それは、「捉え方の前提」が「お金以外」であるならば、ということになります。
要するに、「周囲(世界)の捉え方の前提」が変われば、「正しい」とも「間違い」とも言えるということ。
なので、現在のこの社会の息苦しさの問題は、この「周囲(世界)の捉え方の前提」が変わることにより解決するとわたしは考えています。
現在のわたしたち人間の「およそ9割」は、「周囲(世界)の捉え方の前提」が「お金」になっていると思います。
もちろん、そうじゃない人もいると思いますが、その数は、「1割」か、それに満たない数字ではないかと、わたし的には感じます。
ちなみに、自分が、その「周囲(世界)の捉え方の前提」が「お金」になっているかどうかを調べる方法があります。それは……、
「今、やっている仕事が『無償・ボランティア』だとしても続けたいと思うか?」
こう、自分に自問してみてください。
それで、「無償・ボランティアでも続けたい」と思うなら、あなたは「周囲(世界)の捉え方の前提」が「お金ではない人」です。
そうじゃなければ、「周囲(世界)の捉え方の前提」が「お金である人」となります。
ちなみに、これはどっちが「正解」で「間違い」というお話ではありません。
この「周囲(世界)の捉え方の前提」を知ることにより、「今、わたしはどういう状態なのか?」という「自分を知る」ための行動をしているということが重要なのです。
「成長のための小さな一歩」
それが、この「自問自答」です。
成長は、「自問自答」から始まります。
「自問自答をする」⇒「答えが出る」⇒「行動に移す」⇒「結果を分析する」⇒「自問自答する」⇒「答えが出る」⇒「行動に移す」⇒「結果を分析する」…………この繰り返しです。
これが、「天願メソッド T-Method」であり、これが「人間が人生を生きるための本来のサイクル」なんです。
そして、この「自問自答」というのが「自分を知る」ということになります。
だから、「天願メソッド T-Method」では「自分を知る」ことが一番重要なんです。
では、もしこの両方である『自分』と『周囲(世界)』を知らないまま行動に移すとどうなるのか?
次は、この話をしていきたいと思います。