天願メソッド T-Method -守護霊さんの導き- 第一章
「『法則』『道徳』の要素」
「『周囲(世界)を知る』とは?」
これまで、「自分を知る」とはどういうことか、について話してきましたが、これで「自分とはどういう存在か」ということを理解できたかと思います。
これで、ようやく次の「周囲(世界)を知る」という話へ進むことができ、同時に、最初の「自分を知る」という「一番重要で、かつ、難解なテーマ」が終わったので、ここからはペースを上げて進んでいけると思います。
とは言え、この「周囲(世界)を知る」というテーマも、「自分を知る」の次に「重要で、かつ、難解なテーマ」ですので、ここも「じっくり」と付き合っていただければ、と思っております。
「ゆっくりでいいので、確実に理解していきましょう」
というわけで、早速ですが「周囲(世界)」とは何でしょう?
「周囲(世界)」……それは「自分以外のすべて」です。
それは、「相手」だったり、「社会」だったり、「世界」だったり、つまり「外界」……「外」です。
「内」が「自分」、「外」が「外界」……これがまず基本です。
「内」=「自分」と「外」=「外界」の大きな違いは、「コントロールが可能かどうか」ということに尽きます。
「内」=「自分」は自身でコントロールできますよね。
だって「自分」なんですから。
でも、「外」=「外界」は「絶対」に自身でコントロールできませんよね。
だって「自分じゃないんですから」
「そんなの当たり前じゃないか!」と思いますか? そう「当たり前」です。でも、その「当たり前」が「当たり前」だと気づいていないのが、今の「社会」であり、「世界」であり、「外」=「外界」です。
もし、この「当たり前」に気づいていれば、
「誰も、『自分以外の誰か』をコントロールしようなんて思いません」
「誰も、『自然、環境』をコントロールしようなんて思いません」
「誰も、『社会』をコントロールしようなんて思いません」
でも、実際はどうでしょう?
わたしたち人間は、この「当たり前じゃないこと」を「すべて」やってますよね。
「自分以外のコントロール」……「会社と社員」、「上司と部下」、「親と子供」、「いじめっ子といじめられっ子」、「教師と生徒」
「自然、環境のコントロール」……「エネルギーを産み出す」「食糧を産み出す」
「社会をコントロール」……「政治」「経済」
これって、つまり……「『自分以外はコントロールできない』なんて『当たり前なこと』がわかっていない」ということになります。
なので、この「『周囲(世界)』を知る」とは、「自分を取り巻く環境を知る」ということになり、それは同時に「『当たり前のこと』を当たり前だと気づく」ということにつながります。
というわけで、次からは「周囲(世界)=外界」についてお話していきたいと思います。