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瀬間野信平
瀬間野信平
novelistID. 45975
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火付け役は誰だ!(九番以降)

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「…ちくしょう振り切られた、アイツ逃げ足早すぎだろ…」
[曲がりなりにも50メートル走は学年一位らしいわよ。100メートルも学年五位以内らしいみたいだし。]
「信じられない…どんな事やったらあの体で…」
『吹いたら飛びそうなモヤシかつマッチ棒体型なのに早いってどういう事なんだろうねー』
(…未だに人類にも分からない点は有るってことで良いのでは。)
「まぁ作者瀬間野はともかく、仕方がない、そろそろくっちゃべっていくか。」
[一応の選択肢としてだけど、やらないで逃亡はナシなの?]
『万が一瀬間野が本当に書けないなら物語がスゴく長い間途切れそうなんだよ!』
(…そういう風に考えたらいづれにしろやらないとね。)
[…こんなもの書いてるならさっさと本編進めろってツッコミはダメ?]
「無しの方向で頼んだ。」

>今回のテーマ、女子力<

「なんか投げつけられたテーマだが、そもそも女子力って何なんだろうな。」
『うーん、普通はちゃんとご飯は食材から作れたり、家事が出来たりって思ってる男子多いよね?』
(…女子力じゃなくてむしろオカン力になるね、それだと。)
「いや、オカン以前にそれだけの条件なら熊撃って服と食べ物を調達してる猟師さんめちゃくちゃ女子力高くなるぞ?」
『赤黒いゴリゴリとした猟師さんが女子力ってもうカオスとかじゃすまないんだよ。』
[もっと、こう女子らしさをアピールするようなことが出来るって意味じゃないのかしら?]
(…毛虫怖いとか?…ファンシーグッズ可愛いとか?)
[そうそう、そういうやつよ。]
「俺虫全般苦手だし一時期ぬいぐるみ集めてた時代有るんだが。」

『………』
[………]
(………)

「あ、あの、何故無言で拳をさすっているんでせうか皆様?というより女子力高めるより状況から予想されるやり方では男子力の方が高まりませんかね皆さーん!!そして気付いてお顔がとてもワイルドになってるよ!!お願いだから何か言って!ねぇ!ごめんなさーーい!!」

無言の中に意思を込められた拳が降り注ぐ事十五分。

『まったく、だから彦はデリカシーが無いんだよ!君モテないでしょ!女子の気持ち微塵も分かってないよね!』
(…男子の女子力アピールは女子の地雷。)
[まぁともかく話を元に戻しましょう。]
「じょ、女子力についてだろ…」
『あ、生きてたの彦。』
「勝手に殺すな!」
[女子力ってじゃあ実際男子からしたらどうなの?]
「まぁ、あった方が有り難いよ。ただ俺は飯とか作れるし、俺自身にはあんまりいらないかも…」
『わ、私だって女子力高いからお鍋作れるよ!お肉の側にシラタキを置いちゃいけないんだよ!(ドヤ顔)』
[それ違う鍋奉行。]
(…もはや性別すら…)
『げふっ…』
「でも、そりゃあまぁ、相手に女子力があるなら居候がキッチンワイルドに爆発させたりはしないだろうし、最低限は必要っぽいな。」
『む、その視線には悪意を感じるよ彦。私ちゃんとやったよ!』
「嘘をつけ嘘を!普通キッチンワイルドに爆発させる奴を女子力がある奴とは呼ばないッ!」
(…それだとなにかを破壊する火力が高い方が女子力高いことになっちゃう…)
[じゃあ猟師さんの女子力は1クマーね。]
「1クマー!?」
[熊一匹を倒せる火力の事、単位つけとけば分かりやすいでしょ。]
『安易な名称は良くないと思いまーす!』
「…少なくとも妖精にそれは言う権利無いだろ、何だよヒガコワクナーイって。特許絶対無いだろ、パクり商品だろ。」
(…それはともかく、その計算だとクマーが少ない程非力って事にならないの?…女子力とは逆な気がするけど。)
「だってよ、1キッチン。」
『また新しい単位増えたの!?1キッチン!?』
[3クマーで1キッチンね。]
「うわぁ暫定でトップランクです穂子さん今のお気持ちは!?」
『…彦、発言撤回するか空飛ぶか選ぼうか。』
「申し訳ございません。」
[でもその論理で言うなら瑞は1ヘアーね。部屋中浸水だし。]
(…また新しい単位な上明らかに最大単位の雰囲気がするのは私の勘違いかなぁ。)
「3キッチンで1ヘアー、つまりは9クマーだな。」
[熊9頭分ね、瑞の女子力。]
(…某熊本県のゆるキャラ吹き飛ばせそ)
「おっとそこから先を言うと作者が次の朝あのゆるキャラの爪に切り裂かれて死んでる姿で発見されるぞ。」
『…もはや猟師さんがホントに女子力高く見えてきたんだよ。』
「いや、それより何もしてない熊が一番女子力高いんじゃないか?」
(…なんかもうそれで良い、私9クマーだし…)
『他者の追随を許さない圧倒的反女子力だ!』
「いや、穂子も3クマーだから、猟師さんより女子力低いから。」
[つまり二人とも猟師さんより女子力低いって事ね。]
『げふっ…』
(…ごはっ)

>今回の結論<

猟師やマタギさんは実は相当女子力が高い。