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瀬間野信平
瀬間野信平
novelistID. 45975
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火付け役は誰だ!(九番以降)

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そして今に至る。

「…考えうるだけでも最悪だ!明らかにはめられたぞ!」
「因みに言えば燃えそうなものは見当たらないし床も濡れてて燃えないし!」

全部対策済み、流石に覆水を侮っていたようだ。

「ともかくここから抜け出そう!罠が巧妙すぎる!」

そう言いながら階段をかけ降りる。
どうにか逃げ切れそうではあった。



「と、でも思った?」

火口が階段をかけ降りてから、覆水媛佳は実の事二人を追っていなかった。

「…追わないの?」
「確実に、確実に勝つの。クールビューティ覆水さんに抜かりは無しよ!」
「…計画にすきま風は一杯だけど。」
「瑞何か言った?」
「…ううん、何も。」

何か皮肉が聞こえた気もするが気にせずに覆水は鼻唄を歌う余裕を見せながら言う。

「まず逃げられないようにはしてあるし、思いっきり戦う環境も整えてある!盤面は完璧抜かりなし!」
「…でもどうやって相手を戦闘不能にさせるの?追いもしないで。」
「まぁまぁ瑞見てなさいって!」

「これがチェックメイトの一手だから!」

覆水はそう言って火災報知器のボタンを押し込んだ。


十番、幕引き