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森井貴志子
森井貴志子
novelistID. 47260
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子供から学ぶ小さな教え

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あなたに学ぶ場を与えてくれてるんじゃないかな.....」



しばらくしてから、娘が言いました。

「先生に、一生懸命に応援します。って言う!」

子供はスポンジのごとく素直に受け取って吸収してくれます。

だからこそ、大人が間違った行動をしないよう、

心がけなくてはと思いました。






【行動】


学校で今年、最初のプールの日.....

空を見上げると、今にも泣き出しそうな曇り空。

8歳の長女がいきなり外に出て踊りだしました。

「太陽~出て来い、出て来い、太陽~♪」

歌いながら、祈りの踊りが始まりました(笑)

一生懸命に踊り続けていました。

時にはジャンプをしたり、

時にはひざまづいたり、

一つのことを純粋に行っている姿は

輝いていました。



心の底から、素直な気持ちで

「晴れて欲しい~」


きっと、思いが大きくなって

ジッとしていられなくなったのですね。

人は心底からやりたいと思ったことは

きっと、自然に行動していくんだ。

動かずにいられなくなるんだ。

と次女の踊る姿を見て感じました。

いつも、ママに学びを有難う!

残念ながら大雨でプールには入れませんでしたが


次女が帰ってきて一言

「今度の月曜日にプールだって、ラッキー!!」






【感謝】

次女がお友達とナスの苗を植えています。

2人とも顔に土が付いている事にも気づかずに

2人でおしゃべりしながら、

楽しそうに手を動かしています。

そして、最後に

「太陽さんの近くに持っていかなくちゃね。」

と言いました。

昔、おばあちゃんにこう言われた事があります。

「誰も見てないと思って、悪いことしても
お天道様が見てるからね!」

と......

小さいながらに、太陽に見られてるって思ったものです。

太陽は毎日当たり前のように、

東から顔を出し、西へと帰っていきます。

でも、地球の裏で、また、

私達、生き物に計り知れないエネルギーを与え続けています。

休む暇もなく.....

子供達と一緒に

「太陽さんいつも有難うございます。」

と言いました。

今、生かされているという感性を

日々、忘れてはいけないとまたまた、子供達から学びました。







【思い込み】

そうめんを流す機械って知ってますか?

子供達のリクエストにより購入しました。

ちょっと、どうよ~?と言うのが購入する前の気持ち....

使ってみたら、ちょっとちょっと~ちょっとちょっと~いいんじゃない~

が今の気持ち.....

何も経験していないのに、思い込んでしまう.....

何も経験していないのに、違うと思う.....

何も経験していないのに、良いと思う.....

【羽生善治 日本の将棋棋士の名言で】

「一回でも実践してみると、
頭の中だけで考えていたことの何倍もの「学び」がある。」

もう、40年以上もこの世にいるのに、

まだ、まだ、経験していないことが

いっぱいあるんだとつくづく感じました。

日本の女性の平均寿命は86歳、男性は79歳.....

もう折り返し地点にきています。

時間はお金と違って、手に入ってから、なくなるって物ではない

なくなっていく一方です。

まだ、まだ、経験していないことを残りの時間で

いっぱい、いっぱい、経験したい.....

そうめんの機械を見て思いました(笑)








【表現力】

「ゲゲゲの鬼太郎」シリーズのものまねをしました。

砂かけババァ
子泣きジジィ
ねずみ男
目玉おやじ

なかなかの名演技です。

そして、次女が一言、

「怖いでしょ~」

精一杯、怖いふりをしました。笑いを堪えながら(笑)


表現力.....

次女は、砂かけババァをよく観察し、
そのイメージを体で表現しました。

よく、

成功したいなら、
成功した自分をイメージしましょう。

と言います。

仕事の成功がイメージ出来なければ、
成功は難しいだと思います。

最初は、

成功した人をよく観察し、
その人をイメージして行動してみる。

次女に教わりました。

しかし、主役の鬼太郎がいないな~?







【仲間】


次女がいつもの仲良しメンバーと

庭のお手入れのお手伝いです。

本音をぶちまけながら、

3人で笑い、
3人ではしゃいで、
3人で怒って、
3人で仲直りして、

そんな、3人の姿はキラキラしていました。

世の中に出れば、

自分の本音を話してしまうと、

追いやられてしまう事が殆ど.....

組織の中に居れば尚更.....

だって、違う考え方の人の集まりに入ってしまったんだから、
仕方が無いのかもしれない......

でも、
本音で生きはじめたら.....
始まりは独りぼっちかもしれない。
永い間、独りぼっちで、
いどまなくちゃならないかもしれない。

だけど、
いつしか、
同じ思いの
同じ感性の
同じ心を持った仲間が集まる。

本音で生きているから、
心もよろこんでいる。

よろこんでいるから

よろこんでいる人がやってくる。

次女が枝で指を怪我しました。
すると、
「大丈夫?バンドエイドは~」

相手への思いやりを抱きながら
本音で生きて生きたい!!

そう、子供達から教わりました。








【女性の美】

8歳になる次女がコソコソと
何やら始めました。

あら、化粧.....

「ママ、見て、目がパッチリしたでしょ!」

鏡の中に入ってしまうんじゃないかと思うくらい。
自分の姿を見ていました。

美しくなりたい.....

それは、女性の永遠のテーマ、願いではないでしょうか。

【「造顔マッサージ」で有名な美容家の田中宥久子の言葉】

時間とお金をかけてエステに行くのではなく、
あるいは特定の商品に依存するのでもなく、
「自分は自分で美しくする」
という主体的な意志が何よりも大切。

美しい自分を手に入れるためには、
「美しくなろう」という気持ちを持ち続けることが必要です。

「絶対にきれいになる!」
という強い気持ちを持ち続けるのもよし、
静かに思いを燃やし続けるもよし。

大事なのは心がけ。
だって美しさは「意志」と「思い」で、
手に入れていくものなのですから。

by田中宥久子
(先日、3月19日に肺がんの為お亡くなりになられました。)

私は
外面の美しさと
内面の美しさを
統合した田中宥久子さんのお考えが好きです。

輝いている女性は
両方を自然に努力し続けている女性なんですね。

美しさも自分次第。

私は、静かに思いを燃やし続けよう....そう思いました。






【体】

8歳の次女がいつものように、

「ママ~、見て~!親指ホタルだよ~。」

下から光を照らしているようなのですが、
見事に光を通しています。

私はその時この歌を思い出しました。

<手のひらに太陽を>

ぼくらはみんな 生きている