小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
森井貴志子
森井貴志子
novelistID. 47260
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

子供から学ぶ小さな教え

INDEX|2ページ/9ページ|

次のページ前のページ
 

私も私の宝箱を掘り起こそう!!そう思いました。





【母性本能】


7歳年上のお姉ちゃんに、次女が捕まり、

ムギュウ~

「可愛い~!」と叫んでいました。

母性本能.....
もう既にあるのでしょうか?


女性に生まれてきた喜び。

女性に生まれてきた意味。

女性に生まれてきた役目。


いっぱいあるはず。

その一つに母性本能があります。

守りたい。命を懸けて守りたい。

その本能には物凄く大切なメッセージがあるような気がしました。


この無条件の愛を

素直に発信できる母親でいたいと、

長女を通して感じました。






【LINEの意味】


中学3年生の長女がまたもや、LINEをやっています。
(LINEとは、グループでメール交換できるシステムです)

学校から帰ってきてずっとです。

しかも今は、中間テスト中....

とうとう、堪忍袋の緒が切れました。

ブッチ!!!!!

「いい加減にしなさい!」

と言いかけた時、

娘がLINEを私に見せて言いました。

「ママ、何も言わないでコレ読んで。」

娘の真剣な顔に

私は圧倒されて読みました。



LINEから.....

「震災から2年。あなたは知っていましたか?

バングラデシュの小さな村で、

多くの人が1日たった200円の収入の中から

その半分を日本のために寄付していたことを。

"日本のために何かしたいけれど、
私たちは貧しいから大きな力にはなれなくてごめんなさい"

そう言ってくれる人たちがそこにいたことを。





この言葉で感動し、

そして、

何を人はすべきなのか、

何のために働くのか、

何のために勉強するのか、

そんなことを感じてもらえたらいいなと思いました。

あっ、その後ですか?

怒るどころか、

他にもねあるんだよ。

なんて、言われて一緒にLINEを見てしまいました。

どうしよう、私もはまってしまったら(笑)





【伝えると言うこと】

小学校にあった、
立体的な手洗い手順.....。

軍手に綿を詰め込んで作ったようです。

これなら、分かりやすくて、楽しい!!

私は、営業もやらせていただいておりますが、

上司に言われました。

「お客様にお伝えするのに、小学生にも分かるような

お話の仕方をしてください。」


そして、

「その会話にお客様が引き込まれるような

魅力あるものにすること」




魅力ある会話、それは

その営業マンの

生き方そのものが現れるような気がします。



営業と言う職業についていなくても、

何かを人に伝えるとき、

魅力ある会話で伝えたいと思いました。






【創意工夫】


8歳の次女が

お友達と庭にあったものだけで

から揚げと、

サラダを作りました。

それを見て、こんな言葉を思い出しました。

「あなたが想像できることすべて現実となる。」
                     パブロ・ピカソ

想像して、

石ころをから揚げに仕立て上げた行動力、

雑草をサラダに仕立て上げた行動力、

現実にしてしまった行動力!

またまた、子供から学びました。





【挑戦とは】


8歳の次女が

学校で枝豆とプチトマトを菜園しているようです。

刈り取った枝豆とプチトマトを

そのまんま、土にいれて自宅で育てはじめました。

う?育つのかな?

そう思いながらも、育つことを願いました.....

次女が作った菜園に芽が出なかったら、



どうして、出なかったんだろうと

と考える力が育ってほしい.....



そして、芽が出るためにはどうしたらいいのか

もう一度、考えて、挑戦して欲しい!



そして、また、芽が出なくても

考えて

またまた、挑戦して欲しい!


最後まで諦めないで、挑戦し続ければ、

そうすれば、きっといつか芽が出るはずだから.....


と次女の作った菜園を見ながら自分に言いきかせました。






【異性を愛する気持ち】


8歳の次女が私のロングスカートを着て、

「ママ~見て見て!人魚だよ~」

一生懸命泳いでいるまねをしていました。

「人魚姫」と言う童話は皆様もご存知かと思います。

王子様への愛を抱きながら、泡となっていく.....

最近、「ラスト シンデレラ」というドラマがやっていました。

40代の女性が15歳年下の男性と恋に落ちるって言うドラマです。

シンデレラも王子様を愛しました。

昔、読んだお姫様達が出てきた童話には、

純粋に他の男性を愛する女性達がいました。

そこには、

何の計算もなく

ただ、ただ、王子様を思う

     純粋な愛がありました。



私は、小さい頃、王子様と結婚するんだ~

と純粋に思っていました。

なんの疑いもなく。

計算もなく。

あの時の

あの想いを

心の奥の引き出しから、出してみようと思いました。






【目標】


11歳の長男がよく、

パパの会社(㈱スムーズハウジング)にやってきます。

椅子に座って、3DSを真剣にやっています。

彼の夢はゲームクリエーターだそうです。

パパの夢は今の会社を大きくすることだそうです。


親子で夢を抱き、

親子で真剣.....


パパが息子に言いました。

「ゲームクリエーターになりたいなら、いっぱい勉強しなくちゃな!
そして、いっぱい人が喜ぶゲームを作れよ!」

勉強も

仕事も

自分のためにやるんじゃなくて、

人のためにやるんだってそう思いました。

誰かが喜んでくれたら、

その思いは伝染して

喜ぶ人が喜ぶ人を舞い込んでくる。

喜ぶ人がいっぱいいたら、自分も

結果的には

喜びあふれる人になる.....

そんな、素敵な会社を目指したい!!






【握りこぶし】


中学3年生の長女が半べそをかいて帰ってきました。

「ママ~、私は毎日、部活出てるのに、殆ど休んでる子が大会に出れるっておかしい~悔しい~。」

と言いました。

理不尽....
世の中には理不尽なことがいっぱいあります。

どうして?こんなことが私に起きるの?
どうして?こんなことを言われなくちゃならないの?

そんな気持ちにとらわれてしまう事があります。

娘に聞きました。

「あなたは、どうしたいの?」

すると、

「先生におかしいって、言う!」

私は、話し続けました。

「そう、これから、大人になって、大きくなって、
お仕事初めて、上司が理不尽なこと言ったら、
その度に怒るの?」

「う~」

「世の中には、理不尽なことがいっぱいあるんだよ。

でもね、
一度、グッと握りこぶしを握って
考えるんだよ。

困難が起きたときに、あなたがどう対応するか、

どう、生きていくか、

それを学ぶチャンスなんだよ。

理不尽なことをしている人は、

自分の心を汚してまで、