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「そうじゃなくて、ただ...男の子のお母さんに色々誤解されて、ちょっと....」
「なるほどね！付いてこい～」
「えっ？」
中井さんが私を引っ張って、店から出た。
「中井さん、どこ行きますか？食事がまだ終わってないんです。」
「いいから、黙ってついてこい。」

中井さんが私をおしゃれの洋服屋へ連れて行った。
お店に可愛い洋服、靴、カバンが並んでいる。
ふわふわかわいらしい服を見て、思わずに可愛いって、口から出た。
「好きな服を選んでいいよ！」中井さんが言った。
「えっ？」
「汚れたジーパンじゃ外で歩けないだろう。」
あ！中井さんが気を遣ってくれたね。
「でも、トイレで拭いたら多分汚れを取れると思うよ。」
（ちなみに、この店は雑誌で見たことがあって、今女の子にすごく人気がある。私には高くて手が届かないんだよ。）
「いいから。とりあえずこれを着てみて」
「えっ？」
中井さんが私を無視して、白いワンピースが持ってくれた。程よい透け感がレースチュニッくワンピースだ。ふんわりとした袖、大人っぽくも、可愛くも見える。なんか先の雑誌のワンピースと似てる気がする。もしかして、中井さんが私の話を覚えてくれたかな？！
私がジーとワンピースを見て、中井さんが「気に入らないか？」
「えっ、ううん、可愛いですよ。」
「じゃ、早く着てこい。」
「でも....」私が返事すると思ったのに、店員さんも私を試着室に連れていた。
今までボーイッシュだから、こんなかわいいワンピースを着たことがないし、きっと合わないだろう。
試着室でワンポースを見ながら、溜息をついた。でも、今も仕方ないよね、着るしかない。

「藍ちゃん、まだか？」中井さんが外で聞いた
「で...できたけど...」
「じゃ、出て来いよ」
「は..恥ずかしい...」
「なんで？！」
私が試着室のカーテンを自分の体を巻いて、顔だけ出した。
「お前が何をやってるの？」
「は..初めてワンピースを着るし...このワンピースが短いので...生足でちょっと恥ずかしいよ...」
「いいから、とりあえず出て来い」中井さんが命令な口で言った。
「...うん...」
私が恥ずかしくて、試着室から出てきた。
店員さんが「可愛いですね。」
「あっ、そうですか？」もう恥ずかしくて、頭がずっと下げている。
「そうですよ！彼氏のセンスがいいですね！」
「え？違いますよ、私の彼氏じゃ....」
「当たり前だろう！」いつか中井さんが私の後ろから手で私を口を塞いだ。
「ふふ、お二人が仲いいですね！」
「うんうん....うん...うん」口を塞がれたから、声が全然出られない
「そして、これも履いて！」中井さんが薄いピンクの靴を渡してくれた。
形が美しく、足がきれいにみえそうなヒールだ。
私はソファに腰掛けて靴を履こうと身をかがめた。と次に瞬間....

「貸して　」中井さんが足元に肩膝を着き、私の手から靴を奪った。
「え？」私は不思議で中井さんを見ていた
中井さんが私の足を取り、丁寧に靴を履かせてくれた、大事なものを扱うような優しい手付きに、思わず胸がドキッと鳴る。中井さんって、他に女の子にもこういうことしてるんかな～だから女の子にモデルかもしれないね～
靴を履かせ終わると、中井さんが店員さんに、「元着た服と靴を袋に捨てていい」言った。
「え？捨てるの？だめだ！」
「うるさいよ！今日はこのカッコで行こう！」
「で...でも....」
「いいから、お前、立て歩いてみて」と言われた。
「う、うん。」私が立った瞬間、ヒールを慣れてないから、体のバランスが崩れて前に倒れそうだ。
中井さんが両手で私を支えてくれた。
「あ！」危ないところだった。
「お前がまさかヒールを履いたことないか？」中井さんが信じられない顔で私を見てる。
「う、うん。普段はスニーカーだから...」
「はぁ、いくらでも自分は女の子を自覚しな～」
「すみません....」
「別に誤ることじゃないけど、立てるか？」
「うん。」私が中井さんから離れて、鏡の前に立ち、全身を眺める。
わぁ、別人みたい。先コンビニで観た雑誌のモデルように天使みたいって感じ。これは自分かちょっと信じられない。それにしても中井さんに靴履かせてもらうなんで....びっくりした。
鏡をのぞいていると、中井さんと鏡越しに目が合った。
「馬子にも衣装だね～」
「なっ！酷い事を言わなくてもいいのに...」
「はい、はい、ごめんね！また鼻の穴が大きくなってるよ！ハハ..」
私が鼻を隠して。「もう...」
中井さん私に後ろに立って、私の耳元に「かわいいよ」いってくれたと、
中井さんの息でちょっとくすぐったい、恥ずかしいで顔が熱くなってきた。目がどこに見えばいいか分らなくなった。
「い...っいきなり耳元でしゃべるん....」
「さぁ、行こうぜ～」中井さんがドアを開けて、私に先に出るよう促した。
お店から出た後、また支払いことがしなかった事が気づいた。
「そうだ、洋服はまだ支払いってなかった。」お店に戻ろうと思った時、中井さんが私の手を取って、「もう払ったよ」
「え？」
「もう払ったって、聞こえないの？」
「いくらですか？お金を返しますから」
「いいよ、前に看病してくれた礼と今日のお詫びにするよ」
「今日のお詫び？」
「今日無理やりで俺とデートさせて...なんつか...まあ、色々で...気にするな。」
「で..でも、こんな高いものは受け取れないよ...」
「それなら、今ここでぬいて～」
「えっ？な..何を言ってるの？」
「だって、この服を受け取れないって言ったから、ささっとぬいて返して～」
「い..今って、そう言われても困るよ。」
「じゃ、このままでいいな～先全然食べてないから、何か食べていこう！」
「えっ..うん..あ！服と靴がありがとうございます。」
「ええ」　中井さんはやわらかく微笑。
中井さんが私の手を繋いで、前に進んでいく。

　隣の中井さんが見つめて、なんかいつもの中井さんが口が悪いが、今日いつもよりやさしくて接してくれた。...あーあ、今までの彼女でもやってるんだかな...わかってるけど、自分の心に閉じ込まれた感情が萌え出るが気がする。あれから、中井さんと美味しい食べ物を食べながら、買い物したり、ゲームセンターに行った。中井さんがゲームセンターで小さいの熊ちゃんのストラップを取ってくれた。嬉しい気持ちがいっぱいで幸せを感じる。丸で本当のデートみたい、夢でもいいから、時間が二人の時間に止まってほしい。

　しかし、楽しい時間がいつも早く経つ。今日の夜は彩ちゃんと３人で映画を見に行く約束して。もうそろそろ待ち合わせる時間になるから、私たちが待ち合わせる場所に向かっていた時。彩ちゃんもう着いた。彩ちゃんが私達の事が気づいて、私達に追いかけてくる。

「こんばんは、中井君、藍ちゃん」彩ちゃんがいつもと同じに、化粧がバッチリして、薄いピンク色のワーンピースがふわふわしてる、髪の毛も巻いて、すごく可愛い。周りの男性もチラチラ見ている。今日お昼まで自分のカッコと比べられないなぁ〜
「こんばんは、彩ちゃん」
「あ！藍ちゃんが今日かわいいね～普通こういう服着ないね！」