もう好きだと言わない 2
「えっ?うん、そうだね。なんか....」私がどう答えを見つからない。
「偶にいいんじゃない。俺は似合うと思う」
「チッ」
(うん?今は彩ちゃんがチッって言ったような聞こえたけど、中井さんが聞こえないみたいから、多分自分が聞き間違えたか)
「それより、早く映画を見に行こうよ~」彩ちゃんが中井さんの腕を組んで、たれ目を使って、甘え口で言った。
「ええ」中井さんが腕を組まれでも平気かな?もう女の子を慣れているね。お昼の事が一人浮かれて、馬鹿馬鹿しいね...
私達が映画館へ向いていく。途中急に足が痛くなってきた、たぶん新しい靴だから靴づれで足が痛いだ。私が我慢して歩くけど、二人との距離をちょっと離れていた。足がどんどんが痛くなっている。二人の背中見たら、なんか恋人みたい、お似合いだね。イライラしてる....私なんかやはり一人の方が楽だね、傷をつけられないし、期待に裏切れられない...道で人が増えてるから、二人の背中が見えなくなった。私が慌てて探したが、なかなか見つけない。足もう痛くて歩けない、ちょっと道のペンチで休むと思った時、後ろから人にぶつかって、バランスが崩れて床に転んだ。
「あっ!痛い」膝と手はちょっと擦り傷した。はぁ、今日の一日私が何してるの?こんな奇麗ば服と靴が元々は私が似合わないし、勝手に期待して、勝手に落ち込んで、もう嫌だよ...目が熱く感じて、水ようなものが顔に流している。
手で顔を触ると涙が溢れてきた....
「馬鹿!ここで何をしてるの?」
え?この声がどこで聞いたことがある。
私が頭をあげて、上に見たら、私の前に立ってるのは.....中井さんだ!
涙がボロボロで、視線がぼんやりしてるけど、よく知っている声と体系は間違ってない。
中井さんが跪いて、心配そうな顔で私を自分の胸に抱きしめて、「この馬鹿がここで何をしてるの?急にいなくたって、焦った。転んだお前?」
「.....」
「おい、話を聞いてよ。」
「.....」
「ほら、とりあえず立てて」 中井さんが私の腕を掴まって立たせると、私が中井さんの手をパッて振った。中井さんがびっくりしたような顔している。
「どうしたの?」
「あ...あなた..に..関係ない....ほっといて....」
「何を言ってるの?」
「...だって、彩ちゃんが可愛いだろう....映画を身に行けばいいのに...」
「は?お前が話がずれているよ!」
「...どうせい私が邪魔だろう...」
「話を聞くから、とりあえず立てて、怪我したんじゃん、早く手当しないと」
「..........」
「はぁ、わかった。」
急に体が空中に浮かれて、えっ?パッて気づいたら、中井さんにお姫だっこされている。
「な..何をしているか?お..降ろしてよ..恥ずかしいから...」
「暴れるな!」中井さんが怒ったみたい口で言った
「..........」
「恥ずかしいなら、手を俺の首に回して、顔を埋めていいよ」
「........」
不思議で私がなんも言わずに、中井さんに首に顔を埋めていた。中井さんの匂いに汗の匂いもかいた。たぶん慌てて私を探したかな、初めて親以外の人に大事のものように扱われている気がする。
「お前、転んだだけでこんなに泣くか?」
私が頭を振っていた。
「違うか?じゃ、俺と逸れたから、怖くなって泣いたか?」
(それもあるし、彩ちゃんと仲良くしてる様子もモヤモヤしたから)
「………」
「ごめんね、怖くさせた。今度こそちゃんとお前の手を繋いで行くから」
私が何も言わずに、ただ、強く中井さんの首を巻いて、この手を離したらまた中井さんとハグそう気がする....
中井さんが私を抱っこして、彩ちゃんと合わせた。
「中井君がどこいたの?急に二人もいなかったから、心配したよ」
「ごめん、こいつが逸れたから探しに行った」
「って、藍ちゃんがどうしたの?」
......今の私が誰でも話したくない、誰でも顔を合わせたくない
「彩ちゃん、ごめん。今俺がコイツを家まで連れて帰るから、映画は今度に埋め合わせね。」
「え?藍ちゃんがタクシーで帰れるでしょ。この映画のチケットはもう完売したから、今度じゃ見られないんじゃん」「それなら、彩ちゃんが一人で見ていいよ。今日のお詫びは今度にするから。ごめんね!じゃ!」
「え?ち..ちょっと待って?」彩ちゃんの声が遠くなってくる
中井さんがタクシーを呼んで、私と一緒に入った。彩ちゃんがの顔が見えないけど、たぶん眉間に皺が寄り、唇の両端が下がる怒る表情が想像できる。
「すみません、ここ一番近い病院に行ってください。」
「はい、かしこまりました。」
「え?病院?ただ、擦り傷だけだよ...........」
「いいから、お前が黙れ!擦り傷でもちゃんと手当しないと大変なことになるから。」
「でも....」
中井さんが手で私の頭を自分の肩に押して、私の肩を抱いて「俺に任せて、お前が今日も疲れただろう。病院に着くまで目を閉じて休んでいい。」
優しい言葉で涙がまた溢れそうだった。なぜ私にこんなに優しくするんだろう?あなたの気持ちを答えられない私がどうすればいいか、わからないよ....やっと隠したこの気持ちが抑えられる自信がないよ...ずるいな男だ.....私が目を閉じて、中井さんの体温を感じる....
病院で手当して終わって、中井さんがタクシーで私を家まで送ってくれる。タクシーから降りて、中井さんが私の頭を撫で撫でして、「今晩ホットミルクを飲んでゆっくり休んでね。」
「うん...」
「じゃ、俺が帰るね。」
中井さんがタクシーに向っていく時。私が中井さんの袖を掴まって
「中井さん.....」
「うん?どうしたの?まさか俺を部屋へ誘いたいの?はは」
「今日...ごめんね...色々迷惑掛けてしまって....それに、服から病院まで....ありがとう....」
「なんだ...俺が勝手に期待しただけだ!それぐらいいいよ、気にしなくていいって言っただろう。」
「うん.....」
「もう遅いから、早く家に入って、お休み!」チュっ
え?今中井さんが私のおデコに軽くチュした....唇のキスより、こういう仕草が安心感を感じる。
思わず顔が赤くなって、頭が下げた。
中井さんが鼻を掻いて、「じゃ...俺が帰るね...おやすみ」言った後にタクシーに入って帰った。
もしかして、中井さんも照れてるかな?!自分の口元が少し緩んだ...
部屋に戻って、今日中井さんがかってくれたワンピースをハンガーに掛けた。ベッドに入って、携帯に付けてる熊ちゃんを観て、今日の事を思い出して、綺麗な服で中井さんとデートする事がシンデレラみたい、魔法お蔭で王子と12時まで過ごせるが、12時に過ぎたら、魔法が消えてしまった、いつもような自分に戻った....永遠の魔法があればよかったのに....色々があって疲れてきた......目が重く感じて、意識も遠くなってくる......
つづき
作品名:もう好きだと言わない 2 作家名:伍姿樺