社会保障番号 Hiroko
9月のおわり。日本は戦争に負けた
私は日本が戦争に負けて党は面子が潰れた。
党を支配した衣料メーカーも、中国での反日暴動で工場が破壊されて、格安の製品が生産できない。日本国内の超低賃金工場でも各地で暴動が起きた。
それは1日20時間もタダで働かされる。ひじょうにキツイ口調で怒鳴られ続ける。この世の地獄。月に何十人もの人たちが自殺する。そして、何度も工場で暴動、脱走事件があり、脱走犯が食べるものお金に困って強盗になる。
治安が維持できない。
そして、国防軍はインドとの戦争で多大な被害を被った。
国防軍には戦争に対して士気がない。インド人は日本に対して本気で戦う。当然、1年もしなうちに日本は戦争に負ける。
私は党が潰れても、別の党が、大富豪の奴隷になれば同じような全体主義体制が続くと思う。衣料販売メーカーでは、世界同一賃金制度とか、「1億円以上の超高所得者と、100万円以下の低所得社会のみ社会の実現。日本を第三世界へ」というスローガンを掲げた。裏から党を操り、その結果、インドに進出して、製品を押し売りした。インドを植民地扱いしたので日本と戦争になった。戦争に負けた。
衣料メーカーの会長は、日本国の皇帝と呼ばれる。環太平洋帝国の皇帝になり、神として崇められようとした。
だが戦争に負けたので党は解体された。私は未来に希望を持つことができるようになった。再度、憲法は改正される。もとの日本国憲法へともどるだろう。党は解体され、多数の政党が誕生し、民主主義が復活しようとした。
だが、日本はまだまだ多くの課題が山積み。インドへの賠償金問題。それに発生するハイパーインフレ。企業の再編成による経済の混乱。日本の問題は山積だらけである。
最悪の未来が来ないように、みんなで政治に関心をもつべきである。
武力では反感を買うが、世論では人が動く。決してテロ活動をするべきではない。
終わり
続編は、別のオンライン小説のサイトに載せる予定です。
なお、おかしな文法、誤字、漢字誤変換は、後ほど修正します。
2013年6月6日
作品名:社会保障番号 Hiroko 作家名:ぽめ