DANGER☆LIFE
孝「・・・・どっちにしても勉強させるつもりか・・・」
由貴は孝の学園の先生なんだなと実感
とにかく入学おめでとう 休み明けにも通学が可能です
鳥(The Bird)
デパートにやってきた一同は4階の制服の取扱店にむかう
おもちゃ好きの孝とお菓子好きのエマのお守りで大変な由貴
試着室でつまらなさそうにしている孝
それを尻目にエマと由貴はたのしそうに採寸をする
その後 普段着の買い物、そして下着売り場につづく
孝「・・・これはながい一日になりそうだ・・・」
時計を見てそわそわする孝
ヒーローショーの時間がせまってきたようだ
孝「ねぇ、オレも買い物にいってきていい?」
由貴「おもちゃ売り場にいっちゃだめですよ!」
孝「・・・はいはい」
そういって由貴のもとから去る孝
由貴(・・・あとでおもちゃ売り場にいかないと)
エマ「この服もきゅうくつなんだけど、ゆったりしたシャツだけでよくないか?」
由貴「おんなの子なんだからおしゃれに気を使わないといけません!」
エマ「おしゃれ・・・謎だ」
屋上の遊戯施設がある広場
子どもたちが楽しみにしている夢の場所だ
(むかしはゲーセンなど娯楽がなかった時代の話)
100円で動く飛行機、車
レースゲームなどのエレメカ(簡単なゲーム)
メリーゴーランドの奥に特設広場に人だかりができている
ヒーローショーだ
お姉さん「みんな仮面ダーがはじまるよ?」
子どもたち「はーい!」
子どもたちの歓声の中ショーが始まる
仮面ダー(仮)は子どもたちの間で人気の番組
そのヒーローがここにあらわれるのだからこどもは大はしゃぎ
かく言う孝もそれが目的
そのために日程をエマの採寸を変更させるほどに
楽しみにしていたショーを後ろのほうで観戦する
べつのビルの屋上にショーの悪役の格好をした怪人がいる
怪人A「ほんとうにここにヤツがあらわれるのですか?」
怪人B「尾行しているバルトの情報だ、まちがいない」
(我々タリア人のほうが優れているのだ、日本人め!)
タリア人、中東の国(そんな国ありません)のひとつ
伝統と文化を重んじ近隣諸国に戦争を仕掛けている
武力制圧で支配をはじめた危険分子
その危険分子の影が孝に牙をむく!
彼らが身にまとっているのは新開発の飛行スーツ
グライド・アーマー
背中にある羽により数百メートルの高所の平行移動が可能になる武装兵器
部下(怪人A)「この武装に手術までおこないましたがビルから強風に乗りショーに乱入する怪人
怪人の登場が大掛かりなアトラクションと勘違いして歓喜する一同
困惑をしているのは悪役の怪人役のバイトの人間だけ
グライド・アーマーのうしろで迷惑そうに登場するショーの怪人
その姿を見おどろく孝
孝(あれはテレビで見た”イカ魔人”!、それじゃぁこれは一体・・・)ビルから強風に乗りショーに乱入する怪人
怪人の登場が大掛かりなアトラクションと勘違いして歓喜する一同
困惑をしているのは悪役の怪人役のバイトの人間だけ
グライド・アーマーのうしろで迷惑そうに登場するショーの怪人
その姿を見おどろく孝
孝(あれはテレビで見た”イカ魔人”!、それじゃぁこれは一体・・・)
グライド・アーマーはこどもを盾に孝をさがしだす
それを最初のうちはアトラクションと勘違いする一同
ヒーローの仮面ダーがあっさり倒されると状況はいっぺん
逃げ惑う人々その騒ぎに紛れて変身する孝
グライド・アーマーはこどもを盾に孝をさがしだす
それを最初のうちはアトラクションと勘違いする一同
ヒーローの仮面ダーがあっさり倒されると状況はいっぺん
逃げ惑う人々その騒ぎに紛れて変身する孝
ほんとうに元に戻ることができるのですか?」
ブディ(怪人B)「心配することはない、作戦にとりかかるぞ!」
部下「は!!」
ブディ(バカめ!このグライド・アーマーはわたしの最高傑作だ!!
取り除くことなどできはせん!!)
孝の変身した姿は黒かった髪は金髪になり筋肉質になる
(サイヤ人を想像してください)
グライド・アーマーに襲いかかる孝
こどもを助け出しその身を母親に無言で引き渡す
グライド・アーマーは下の階に逃げ出しそれを追う
試着室に逃げ込み人質を取ろうとするが失敗に
逃げ場をなくした1人は孝に降参を申し出る
しかし一喝するブディ
ブディ「誇り高きタリア人の面汚しが!!」
部下「もうダメです!、人間にもどしてくれ!!」
その言葉に怒りをあらげるブディ
ブディ「このグライド・アーマーは絶対に外れん!!
お前は一生そのままのすがただ!、誇りに思え!!」
部下「そんな、わたしは望んではいない 元の姿にもどしてくれ!!」
その事実を知り複雑な気持ちの孝
理想を掲げながら人間の姿に固執するもの
その理想のため自分のすがたをすてるもの
孝は人間にみえる姿に見えるとはいえ改造人間、
彼は望むべくして改造されていない被害者だ!
その平穏な日々すらも襲う組織
非常窓口から逃げ出すグライド・アーマー
その窓口から空に追う孝
空中でその頭をつかみ地面にたたきつけ動きを止める
地上では静寂がこだまし一斉に逃げ惑う人々
市民にとって孝もおなじ怪人でしかないのだ!
孝は人混みに紛れその身をもどす
彼は苦悩している
望んでいない姿、逃げ惑う人々
狂気の組織
しかし戦わねばいけない、
だが彼ののぞみは平和な日々
自分は本当は被害者だと叫びたい
その気持ちを抑え由貴の元にもどる
彼女をだけは守りたい、巻き込みたくないとその身を投じる
自宅にもどった一同
買い物は制服、筆記道具その他に勉強道具とエマの物をメインに
食品(物産展で大量に買い付け)
由貴の春物の洋服に孝の服
大量の買い物に荷物の運び方に大変な様子の
孝と対照的に由貴とエマは荷物をあけて自宅ファッションショーに夢中
エマ「由貴、あれはまだ?」
由貴「しっ、それはあとでびっくりさせるんだから制服のことはないしょ!」
孝「・・・・」
どうやらサプライズで自分の制服仕立てたようだ
荷物を整理しているとエマの大きな声がきこえてくる
エマ「こんな格好似合ってないって!!」
由貴「ねぇねぇ、どっかちがうんだけどわかる?」
いつもの制服とちがうと質問をする由貴
(どっかちがう・・?)
そういってエマの制服姿をじっとみつめる
あんまり見つめられるの慣れていないためか恥ずかしがる
エマ「あんまりみちゃ・・・ダメ」
学校の制服は青のブレザータイプ
ネクタイとリボンとえらべるタイプ、まさかそれか?
そうおもってみるがよく見たネクタイ
女性でもネクタイ着用はおかしくないのでそれはない
下はスカートの定義であればフレアでもタイトスカートでもかまわない
今回着用しているのはフレアスカート(一般的なタイプ)
室内なので靴はなし
靴下は黒、これも問題はない
いつもとちがうのは髪型くらい
めんどくさがりでラフな髪型をうしろで束ねボリュームもたせているぐらい
分からずにいると由貴が正解を発表する
由貴「ちょっとまっててね」
そういって部屋をあとにする
作品名:DANGER☆LIFE 作家名:放課後キッチン