DANGER☆LIFE
??「今度はあなたの頭上にいるわ!! うしろに逃げて!!」
空を見上げても姿がいない、しかし声を信じうしろに飛び避ける
死神「・・・この姿がみえる人間がいるとはな・・・由貴!」
そこにいたのはにげたはずの由貴だった
死神「・・・任務を遂行するときは命をかけるように指導している!!」
最後の力をふりしぼり由貴に襲いかかる
その瞬間 死神の身体から全ての血液が吹き出し死亡する
由貴「その技は邪空神、しんだ真琴に禁じられた技よ・・・」
静寂が訪れる、
そして由貴のもとにかけよる孝
孝「由貴、大丈夫だったか!」
そんな孝をやさしく抱きよせる由貴
由貴「・・・あなたのことは守ってみせる、けして殺させたりしない・・・」
??「私の名前はファルコム、おまえを組織の命令により始末する」
孝・由貴「!!」
孝が気を逸らした一瞬ファルコムの手が孝の胸を貫く
サリーは戦いに身を投じず平穏な日々に生きるよう説得する
それが由貴のため、
そしてマリーの望みだとはなす
だが孝はそれを拒む
組織の被害者はふえていく
それを食い止め助けることができるのはオレしかいないとはなす
その言葉にサリーはある人物の名前を出し始める
サリー「・・・そんなことを”安藤”はのぞんでなどいない・・」
孝「・・・・その名前を出すな・・!!」
由貴(安藤・・?)
サリーがだした安藤とは孝を現在の能力に改造した張本人
由貴はその事実に困惑する
安藤が孝を改造した理由、
それは孝を救うためであってけして戦うためでないこと
そして組織から外の世界ににがした張本人だという
サリー「おまえを救うために治療した安藤は」
孝「安藤は組織の人間だ!、・・この体にしやがった張本人だ!
まっ先に殺したいのはその安藤だ!!」
サリー「・・・安藤はおまえを助けたあと組織にころされた・・」
由貴「!!」
サリー「おまえを守ろうとする者がこんなにもいるのに
どうしてそのものにすがろうとしない・・?」
孝「・・オレだけじゃない、組織に苦しめられている人間は増え続けている
組織を壊滅するためにオレは戦っている
それは、それだけは理解してほしい・・・」
サリー「治療はきっちりしてやる、・・・そのベッドに横になれ」
(・・くそっ、安藤といいコイツといい日本人はバカだ
自分の命を投げうって他人を救おうとしやがる・・・)
ファルコム「河川由貴だな」
由貴「!!」
とっさに孝の元へ駆け寄ろうとする由貴にファルコムは忠告をする
ファルコム「今回はお前にだけにはなしがある」
由貴「・・?」
何かをはなしはじめるファルコム
その話を聞き顔があおざめる由貴
なにか重要な話のようだ、
ファルコム「おまえの正体についても組織は気づき始めると思う
そうなると由貴、組織に狙われる人間が増える・・・」
由貴「・・・それで どうするつもり?」
ファルコム「今回の司令はG-2、孝の抹殺が命令だ
しかし機械の身体のわたしは偽ることが出来ない
だから一時抹殺し蘇生する間 けして手を出さないでほしい・・」
サリー「おまえは・・・安藤?」
ファルコム「サリー・・すまない」
サリーのもとを去る安藤
バーケン「こいつがあの時の小娘か・・」
その写真にはある人物の姿が写っていた
それは由貴、
バーケンは由貴を抹殺するために由貴の元におもむく
精霊の風がなにか話しかけてきた
それは虫の知らせで真琴になにかあったと由貴を案内する
由貴が向かった先には血まみの真琴だった
戦っていたなにかから真琴を救い出す
その時逃げ出す影を発見する
しかし真琴はおわないように指示を出す
それがバーケンであることそして由貴にも危険が迫るから魔法の禁止を命じれれる
真琴は遺言としてけして人を恨んではいけないこと
人に感謝すること
そして困った人がいれば手を差し伸べること
恨みは憎しみしか生まないこと
そして真琴は由貴に娘のように最後まで接しその人生をおえる
一人になった由貴はまた風の声をきく
そこにバーケンがあらわれる
バーケン「・・・みつけた、」
由貴の表情が一変する
真琴を殺した人物が自分をねらうためにめのまえにあらわれる
バーケンの目的は真琴の関係者の抹殺
その憎しみのためだけに由貴はバーケンに狙われていたのだ!
バーケンと互角に戦いをひろげる由貴
しかし真琴に魔法を伝授されたとはいえただの人間である
身体に負荷がかかり次第に防戦一方になる
そんな時 由貴は孝を発見する
一瞬 視線を逸らした由貴にバーケン致命傷をあたえる
瀕死の由貴は安堵した
由貴(よかった、これで孝はたすけられる)と・・・
由貴とバーケンの周りの風が無風になり
孝たちの離れた場所が突風に包まれる
その異変に顔があおざめる駿
由貴が使おうとしている魔法をしっているからだ
駿は由貴が風の精霊の加護を受け魔法が使えるようになった
精霊の加護を受け風をうけ風を強引に操ることを邪空と呼ぶ
それに耐えうる身体にならなければ自分の身を滅ぼすことになりうるからだ!
病院に搬送された由貴
人間一人の血液を輸血すればたすかる可能性があるとサリーがはなす
(フィクションの話です)
しかし血液の搬送に時間がかかる
孝は自分の血液をすべて輸血に使って助けて欲しいと懇願
オレの血液なら由貴の瀕死の状態を救えるとサリーを説得
それに駿も同意し仲間の血液を集めるので輸血して欲しいと相談する
駿は仲間を招集し輸血を願う
孝「由貴を何としてでも助けてほしいんだ」
サリー「いわれなくてもいまやってる!、貧血でお前も絶対安静だ」
治療が終わり集中治療室に孝とともに搬送される由貴
未だ意識がもどらない
エマ「・・・まさか 由貴は・・・」
駿「そんなことあるもんか!、・・・かならず・・・」
孝 由貴の手を握りしめ必ず生き返ると願いその場から離れない
孝(由貴・・・)
暗い闇の中で由貴に誰かの声がささやく
??「・・・あなたのあいしている人のもとにもどりなさい、
大丈夫 人は誰しも一人では生きていけないことをしっているひとは
あなたをけして助けてくれるわ・・・」
由貴「!!、真琴!!」
目をさます由貴
そこは集中治療室、
そばに泣きつかれてながらも由貴の手を握りしめ
けしてはなさない孝の姿が
病室の天井を見つめながら由貴は思いを巡らせる
ごめんなさい、真琴
わたしは貴方のもとにまだいけないわ・・・
孝くんをいえ、私を必要としてくれる人のもとにいけないといけないから
その思いに風が囁く
由貴・・・あなたのそばに何時でもいるから心配しないで・・・
由貴(・・・真琴・・・)
次の日 由貴が意識が戻ったことを仲間たちがよろこんだ
決戦、いのちの限り
孝と由貴は先の戦いで戦闘不能
加えて頼みの綱の駿も参戦できずじまい(前回、前々回参照)
組織はDNA融合に魔族も使いはじめる
人間が伝説の猛獣を作り出すことに成功する
その名はキメラアント
しかしそれは組織でも制御できずにいた
作品名:DANGER☆LIFE 作家名:放課後キッチン