DANGER☆LIFE
人間一人の血液を輸血すればたすかる可能性があるとサリーがはなす
(フィクションの話です)
血液の搬送に時間がかかる
孝は自分の血液をすべて輸血に使って助けて欲しいと懇願
孝「たのむ、オレの血液なら由貴を助けられるのなら全て使ってくれ!!」
サリー「・・・その願いはありがたいがお前ひとりでは不可能だ
それに・・・」
駿「オレも同じ血液なんだからそれならなんとかならないか?」
サリー「お前の血液を培養してはいるが・・・」
孝「・・・ダメなのか・・?」
サリー「全てを輸血しても半分ほどしかない・・・
由貴のO型の血液とは拒絶反応がおきると実験結果で出ている
・・・・ありがたい心遣いだが緊急輸送をまってほしい」
孝「・・・・」
駿「・・・何人の血液が必要なんだ・・?」
サリー「単純計算だが由貴の体重が40数キロ、
孝の体重が70キロ、培養血液が1000cc
二人の血液を輸血の限界の600ccずつ合計1200cc
それでも由貴の必要総量
およそ4000ccから差し引いても1800ほど足りない
限界まで行なった数値でそれだ、
最低でも5人ほどの輸血者がいればその話は実現できる可能性があるが・・・」
孝は自分の血液の希少性をしっている
世界中に駿しかいないことも
だがそれを聞いた駿は沈黙をしかんがえる
駿(・・・あいつらがオレと同じ血液なら・・・)
「どれくらいの時間がタイムリミットだ・・?」
サリー「・・・・限界まで・・・なら」
リミットを告げる
それは1時間
由貴は大量出血、
15分から心肺停止の危険がはじまる
脳の機能停止がおきるまで時間がかかる
長時間になればなるほど障害が起きる可能性は否定出来ない
駿はそこである賭けに出る
駿「・・・5人だな、リミットまでに揃えてみせる!!」
駿はどこかに電話する
駿が集めてきたのは同級生の美由
唯、千秋 そして赤い髪の女性と銀髪の女性
サリー「もうリミットは近づいているんだ、
早く決断してくれ!!」
由貴の血液が緊急搬送し準備をまつばかり
だがこのかけのような状況に一縷の望みをかけている孝
・・・・・・・・・・・・
由貴は孝たちの血液を輸血され一命を取り留めた
サリー「・・・・心電図にも現在 異常は見られない
驚異的な回復力で全身に起きた毛細血管の破損も30%にまで縮小
・・・おそらくおまえと同じように治癒に対し適応する体になったのかもな」
ほっとする一同
サリー「あくまでも何処まで障害があるか、
精密検査をしながらの入院になる
・・・でも安静にしていればいつかこいつの笑顔ももどってくるのだろう」
みんなの前で笑顔でねむる由貴
彼女がまた明るい顔で目覚めることを信じる
アダムとイブ
孝「これが由貴か・・・」
由貴のボディーガードがオレと由貴との出会いだった
由貴「そのSOLを調査するのがお仕事・・?」
孝「調べる? 冗談じゃない! オレはあいつらをぶっ潰してやるんだ!!」
孝は組織のことで激昂する
・・・・・・・・・・・
孝「オレはお前のとこにいた探偵とちがうぞ、
狙われたお前のためのボディーガードだ」
・・・・・・・・・・・・
カフェにて、
由貴「あの、・・・恋人とかっているんですか?」
孝「・・・お、オレ・・?」
由貴 顔を赤くしてうなずく
・・・・・・・・・・・
孝「まいったな、やっぱりちゃんと返事したほうがいいんだろうな・・」
しかし由貴は組織によってさらわれてしまう
戦闘員「奴が来ました!」
キャット「何 あわててんだ?」
孝「おいっ、由貴は何処だ!!!」
G-4「あの男はジャッキー、G-2・・」
孝、由貴をその能力で救出する
由貴「背中に大きな切り傷ができてる、
私のために・・・・ごめんなさい」
孝「・・・オレは傷つけられるのなれてるんだ、それより平気か?」
由貴「でも・・・」
孝「それより由貴が無事でほんとによかった、」
由貴「私のためなんかに孝くんが・・」
涙目になる由貴
そんな由貴をやさしく抱きよせる孝
孝「・・・オレはいま恋人はいないんだ、・・・立候補していいかい?」
由貴「・・・うん」
・・・・・・・・・・・
孝「仕事がおわりだな、またどこかで逢えるといいな」
ボディーガードの仕事が終わり
由貴の安全のため
そして組織と戦うために由貴と別れる決意をする
しかし由貴は泣きながら孝を引きとめようとする
そんな由貴の顔の涙を自分の手でぬぐい語りかける
孝「・・・もし
出会うことがあったらそのときは恋人として一緒にいる、
約束だよ」
由貴「・・・約束だよ」
孝「・・・うん」
数日後___
クラスメート「孝 しってるか? 担任の先生がかわるんだって」
孝「・・・あぁ、きいた 寿退職だろ?」
クラスメート「それであたらしい先生なんだけど帰国子女でわかいおんなの子らしいって話だよ」
「外国の大学を主席で卒業した10代なんだって」
孝「へ〜・・・」
??「今度このクラスの担任になりました」
由貴「河川由貴です」
孝「!!」
由貴「孝くん ヨロシクね?」
逃げ惑う女性を笑いながら追いかける長髪の男
建物の壁に追いやられ逃げ場を失う
泣き叫び助けてもらうように懇願する女性
しかしその男はわらいながら女の顔が原型を留めないほど殴り楽しむ
意識を失うとその目をつぶし悲鳴がこだまし目覚めさせる
男は通常の思考ではない狂鬼人間
身体が痙攣をし人間でなくなった女性の口に
自分の左拳を引きちぎりねじ込む
するとその拳が赤く変形をし大きな爆音をたてる
男は組織の人間、コードネームはボマー
「これでいいんだろ?」
??「写真はもっていたの・・?」
「あぁ、アレか? コイツが死んだんだ どうだっていいじゃねえか」
エマ「そこの少年、この呪符をはずし、わらわを開放してほしい」
ただの人間ではない孝を感じ取ったエマは解放を望む
しかしそれをその望みを拒む孝
孝にとってなんのメリットもないからだ!
エマは開放した後戦闘の援助を願い出る
謎の存在であるエマを信用はしない
そのうしろのほうで組織の刺客が姉に襲いかかる!
ブディ「このグライド・アーマーは絶対に外れん!!
お前は一生そのままのすがただ!、誇りに思え!!」
部下「そんな、わたしは望んではいない 元の姿にもどしてくれ!!」
その事実を知り複雑な気持ちの孝
理想を掲げながら人間の姿に固執するもの
その理想のため自分のすがたをすてるもの
孝は人間にみえる姿に見えるとはいえ改造人間、
彼は望むべくして改造されていない被害者だ!
その平穏な日々すらも襲う組織
非常窓口から逃げ出すグライド・アーマー
その窓口から空に追う孝
空中でその頭をつかみ地面にたたきつけ動きを止める
地上では静寂がこだまし一斉に逃げ惑う人々
市民にとって孝もおなじ怪人でしかないのだ!
孝は人混みに紛れその身をもどす
彼は苦悩している
望んでいない姿、逃げ惑う人々
狂気の組織
しかし戦わねばいけない、
だが彼ののぞみは平和な日々
作品名:DANGER☆LIFE 作家名:放課後キッチン