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放課後キッチン
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novelistID. 46020
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DANGER☆LIFE

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何かをはなしはじめるファルコム
その話を聞き顔があおざめる由貴

なにか重要な話のようだ、

ファルコム「おまえの正体についても組織は気づき始めると思う
 そうなると由貴、組織に狙われる人間が増える・・・」

由貴「・・・それで どうするつもり?」

ファルコム「今回の司令はG-2、孝の抹殺が命令だ
 しかし機械の身体のわたしは偽ることが出来ない
 だから一時抹殺し蘇生する間 けして手を出さないでほしい・・」

ファルコムは由貴の横を過ぎ孝の元へあるきだす

ファルコム「・・じっとするんだ・・」

孝「その姿は・・
・・・まさか・・・?」

ファルコムの正体におどろく孝
その一瞬に再び手を胸に当て孝の心臓を電気ショックにより停止させる

ファルコム「心肺停止、確認」

停止した心臓に電気ショックを与え蘇生させる
その姿を目撃するサリー

サリー「おまえは・・・安藤?」

ファルコム「サリー・・すまない」

サリーのもとをだまって去る 安藤

ファルコムとなり生き返った安藤は組織から逃亡している孝を
逃がすために死亡を偽装したのだ

死んだものと思っていた安藤が蘇生をしていた事実に複雑な気持ちになる

彼は組織の刺客としてあらわれる

安藤は孝を再び助けようと思案した結果
今回の作戦を思いつく

孝を助けようとする安藤にサリー、そして由貴は感謝をする
孝は組織によって死亡と認定された
そして人知れず生き返ることに

だが組織がけして壊滅をしたわけではない

サリーは由貴から安藤の現在の事情を聞く

死亡したと噂されていた安藤、
彼は瀕死の重傷の中 ジョージと同じように機械の体になる

一部 記憶を失っておりサリーのことは覚えてはいなかった

彼は孝のことを非常に後悔しており
普通の人間として過ごしてほしいと願う

サリーはその言葉に拳が震える

サリー「・・・・・あんたをこれだけの人間が手を差し伸べているんだ
コレでも安藤のことをうらんでいるのか・・!?」

孝「・・・・・」

サリー「ちいさかった子どもを助けるために娘のマリーはお前をかばい続けた
・・・安藤は組織の人間が開発した毒薬の実験台になったお前を救うために・・・」

由貴「・・・・・・」

サリー「お前を実験台としたんじゃない!、
助けようとした手段だったことを安藤は死の間際まで後悔していたんだ・・・
・・・それでも、・・・・それ・・で・・も・・・」

瞳に涙をうかべ言葉が詰まる

サリーは安藤が何故 孝を改造したのか
そして恨まれなければいけないのかを・・・

衝撃の事実を知り孝 言葉が出ない

孝「・・・・だったら これからも改造される人間を見捨てろというのか・・?」

由貴 孝のことを抱きしめ語りかける

由貴「・・・・あなたに助けを求める人間はこれからもあらわれる、
でも・・・手を差し伸べている仲間のことも信じてあげて・・・」

そういって微笑む

由貴「ね?、
だからわたしに甘えるようにもっとみんなにあまえて・・・」

エマ「だれもひとりになんかさせんよ」

駿「何時でもたよりにしろよ・・!」

たかし「・・・ありがとう・・・」

自分はけして一人じゃない そう仲間がいる

孝はその言葉に甘えしばらく休養することになった






平凡な日々とかげ






由貴「・・・じゃあ、学校にいってくるね?」
孝「・・・・いってらっしゃい」

病院で遅めのめざめた孝を確認し遅めの出勤をする由貴
(あいされてるな)
孝の前に組織の不穏な影がなくなり平穏な日々のふたり
しかしその一方で不穏な動きが動き出そうとする

それはクリーチャーとはちがう別の異形の生物

人間でもない、猛獣でもない

この世に存在してはいない空想の生物

人はそれを悪魔、

それが住む世界を魔界と呼びそこにいる人類を魔族と呼ぶ

孝のもとにその不穏な影が近づく

・・・・だが それを誰もしる芳がなかった






やるせない戦い





駿「・・・なんだこれ?」

顔をしかめる駿、
緊急事態が起きたようだ

それは魔族の人間界への進出

過去にもたまに人間界に魔族が進出しそれを阻止してきた駿
今回人間界にやってきたのはグールーという人間に興味のない種族

魔界はこの世界では異次元にあり

人間ほどではないが文明もあり秩序もある

グールーは農民種族だが先頭能力が高い

それは魔界の中でも武力派に相当する力だ

魔界の統率機関に相談し対策を立てる駿

その調査の結果が出た

人間界のある組織が故意に人間界に進出させているというのだ

それはSOL
クリーチャーに魔族を使用すると計画を立て始めたのだ

それを拒むために駿は孝に協力を願い出る

グールーは農民種族、それを人間界に送り込む張本人を捜索を駿が
そして孝は魔界に送り返すために戦うことになった

グールーが発生していたのはエジプトの砂漠地帯
そこで砂漠を緑の森林地帯にしようと悪戦苦闘するすがたが!

農夫である彼らはその土地の人間と一緒に奮闘をしていた
異形の生物であるグールーと手を取り合う人々
その姿に困惑をする孝

本当にこのグールーを排除しなければいけないのか?

魔界の統率機関、特別機動隊の統治期間の人間(魔界の魔族のこと)と接触

彼によるとグールーは農民種族だがある期間、凶暴になる時期があるという

その時期がちかくもし人間と戦争することになれば

人間にとっても魔族にとってもよくないとはなす

戦争の引き金になる事態を避けるために孝は魔族の依頼を受け隔離をする

その事実を説明するも理解してもらえない

しかし最悪の事態が起きる
グールーが暴れだし人間をおそいだしたのだ!

魔族の説明によると種族の数の抑制のため自主的に争いを起こし
より強い種族の魔族だけが生き残る弱肉強食の世界

だが人間界は共存の世界、

相見えない思想

孝はその狭間で人間側のために戦い続ける

(これはなんのための戦争なんだ?)

疑問を抱きながら・・・

人間と魔族の紛争の中 グールーを送り込んだ人物が判明する

それは魔族の上層部の”ヴァーケン”

こうもり男のモチーフになった魔界の重鎮だ

目的は人間界の支配と混乱

駿によると魔界のなかでもっとも要注意人物だという

その名前をそばで聞いていた由貴は顔をあおざめだす

あいつが生きているなんて・・・

魔界の応援をへグールーを魔界に送り返す

その中であるグールーがこう叫ぶ

死の大地を作り出し自然を破壊することが人間の目的か!! と

グールーの言葉を受け涙をながしはなしだす地元民

・・・我々も生きていくためにしかたがないんだ・・・

お互いの主張がちがうでは済まされない問題に心を痛める
その中で駿はこう話しだす

戦争はいつもそうだ、何のために戦い
そして傷つけあうことに意味を探そうとする
手を差し伸べているその手を握り合うことが重要なのに・・・

この戦いは歴史にはのこらない
戦争は今日もどこかで起こり続ける
とてもやるせない争いだった






命の灯火





SOL__

男「このあいだの魔族は失敗だったじゃないか!!」
作品名:DANGER☆LIFE 作家名:放課後キッチン