DANGER☆LIFE
2人っきりだけの秘密の時間を楽しんだ
由貴はお昼からの授業にはいつもの明るい顔でのぞむ
ねぼけて・・・
朝です
いつものようにエマをおこしにくる由貴
由貴「・・・・おはよ・・・」
エマ「Zzz、・・・ん・・・おはよう・・・」
朝が弱い2人はテンション低め
孝が朝食の料理をする時由貴は学校の準備をする
キッチンに制服に着替えテーブルにすわる孝とエマ
由貴がねぼけながら着替えずに孝に近づき質問する
由貴「・・・ねぇパンツしらない?」
大きめのシャツのみの由貴は太ももを上をさすりながらはなしだす
エマ(またか・・・)
孝「・・・コレだろ?」
女ものの下着を差し出す
どうやら孝の部屋にわすれていたようだ
孝の手からそれを受け取りエマの後でショーツを身につける由貴
エマ「朝飯の後でパンツをはいたらイケないだろ!」
由貴「ごめ〜ん」
下着を身につけイスに着席する
エマはさいきんの由貴のことにあきれた表情
エマ「いただきます」
両手を合わせ食事をする
由貴「このことみんなに言っちゃダメよ」
エマ「はずかしくてこんなこと言えるか!」
由貴「ごめんなさい」
孝「・・・・」
笑わぬ女の高笑い
孝が学園に通うなってからひと月が過ぎた
体調も以前のように元気になり
また駿から魔法(ヒール)を習得し万全の体勢になる
そんなある日の出会いのはなし___
教室にて
駿「そうだ、おまえにどうしても会いたいって子どもがいるんだ」
孝「・・・こども?」
駿によるとオレのことをよくしっているらしい
あったことあるのか組織のことに関係していないか確認して欲しいというのだ
なんだかわからない孝は駿からの紹介ということで
わからないながらもそのこどもと出会うことにする
放課後 孝がある場所に連れられ駿と待つことに
それはテレビ局の前
駿によるとテレビ関係者ではないという
駿「たまたまここで見かけたんだよ、
外国の子供らしくて他の場所をいわれてもわかんないからって
ここになったんだが・・・」
孝「外国のこどもなのか?」
駿「茶髪でかわった名前なんだよ、たしか・・・」
??「シャイル」
駿「そうそう そんな名前だった」
孝は駿と話していると10歳ぐらいの茶髪の男の子が立っている
その子がシャイルらしい
しかし孝はシャイルについてしらない様子
孝「だれだ?コイツ・・・」
シャイル「こいつが孝なのか」
駿「孝とこの子どっちも面識ないの?」
シャイル「孝と話がしたいといっただけだ、面識はない」
駿「えー、そうなの?」
孝「なんだよいったい・・・」
シャイル「ここに来た理由は・・・」
シャイルがはなしだすとTV局前の駐車場で騒ぎ出す人々
なにか事件がおきたようだ
シャイル「やっぱりか・・・」
孝「やっぱりってなんだよ・・?」
シャイル「依頼者が死んだろ」
駿「??、しんだ?」
シャイルはある人物に相談されたのだが事件がおきたという
本人曰く探偵らしい
孝はその話に少年探偵のうわさを思い出す
たしか名前は・・・
シャイル「Lee-duck-shail」
孝「そうそうそんな名前だ」
シャイル「パートナーのネイルならじきに来る」
駿「そうだ! キレイな女性といっしょにいたよな?」
そのはなしにイヤな予感がする孝
孝(女絡みなのか・・)
とにかく現場の近くに居合わせた孝はシャイルと同行することに・・・
シャイルに連れられ事件現場に入場しようとする
しかし警察に止められる(当たり前だが)
事情を聞くとそこで殺人事件がおきたとのこと
孝「お前の依頼者には悪いがなくなったらしいな」
シャイル「・・・・まずはだれが亡くなったのか確認がしたい」
孝「??」
シャイルの奇妙な言葉に違和感を覚える
警察の関係者が現場に到着する、その中に姉の恵がいる
恵「孝、なんであんたがここにいんのよ? まさかクリーチャーが出たの・・?」
孝「いや、このシャイルってガキによばれて・・」
そういいシャイルを紹介する孝
恵はその存在に気付き手を差し伸べる
恵「はじめまして、シャイル」
シャイル「どうも・・・」
孝「コイツ知ってるの?」
恵「しってるもなにもこの子は世界的に有名な探偵よ!」
駿「・・・すげっ」
孝「ていうかお前が(姉)こんなとこに来てるんだ?」
恵「わたしも一応 警察機関に所属してるんだけど」
恵によるとテレビ関係者の要請により情報の漏洩防止のため任命されたという
恵「そういうことだから何かあったらあんたの所に依頼にいくときは呼ぶから」
そういってシャイルを連れてテレビ局に入っていく
孝「オイッ、なんでそいつをつれていってるんだよ!」
恵「この子の推理によって解決している事件はたくさんあるからよ
捜査の参考にさせてもらうつもりだもん」
シャイル「・・・・警察機関の依頼料はものすごく高いぞ!」
恵「えー?ボランティアじゃないの?」
孝「これじゃオレは用なしだな」
駿「・・・・そうだな」
帰ろうとするとシャイルが孝だけを呼びとめる
孝「なに?」
シャイル「お前はついてこい、ボディーガード兼 助手だ」
孝「はぁ!?」
恵「だってコイツは部外者で・・・」
シャイル「孝を助手に任命したら報酬の件はかんがえる」
恵「ホントに? それは助かるわー」
孝はまきこまれる形で事件を捜査することに
今回 テレビ局でおきた事件は殺人事件
看板アナである局のエース
”溝口ひかり”がトイレで殺害されていた
その場所は局員がメインで使用するスペースのため
事件のおきたトイレから非常階段に至るまで一角を包囲
容疑者が部外者の疑いが極めてうすく
シャイルが言った依頼者が彼女らしい
だが彼女が何故シャイルに相談していたのか
どうしてシャイルが死んだのを知っていたのかは守秘義務で答えてはくれなかった
問題の人物がだれか分からない孝
そこでテレビっ子のエマに電話で聞いてみることに
エマ「だれだ?」
孝「それはいいから・・・」
エマ「おぉ孝か、どうした?」
孝「溝口ひかりってしってるか?」
エマ「それが今 大変なことが起こったんだ!、
テレビのニュースに速報が出たぞ!」
そういいながらTVを見る
そこに孝の姿を見つけ興奮するエマ
エマ「いまそこにいるのか!?」
あわてて電話を切る
どうやらニュースになっているようだ
シャイル「勝手にどっかに電話はダメだ、守秘義務があるからな」
_______________
由貴「誰だったの?」
エマ「テレビにでてた・・・」
由貴「そんなことありません!」
エマ「孝だったのに・・・」
溝口ひかりについて理解した孝
ニュースキャスターとして夕方の帯番組を持つ看板アナ
それが死亡したのだから世間は大騒ぎだろう
シャイルと孝は容疑者に会うことになる
警察とともに捜査する孝とシャイル
まずは第一発見者に状況とあやしい人間がいなかったか聞きに行くことに
___掃除のおばさん
(ベタだな)
掃除のおばさん
作品名:DANGER☆LIFE 作家名:放課後キッチン