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放課後キッチン
放課後キッチン
novelistID. 46020
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DANGER☆LIFE

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空を見上げても姿がいない、しかし声を信じうしろに飛び避ける

死神「・・・この姿がみえる人間がいるとはな・・・由貴!」

そこにいたのはにげたはずの由貴だった

一緒にかけつけたエマもまわりを見回すがそこに死神の姿は見えない
それどころか気配すら感じられないというのだ!

エマ「・・・一体どこにいるんだ?、ていうより本当にいるのか?」

エマすら気づかない死神

その正体を知る由貴

それこそが由貴が組織から狙われた理由だ

死神は由貴の方向を睨みつける

死神(コイツ、わたしのことがみえているのか? それとも・・・)

由貴に幻覚を見せるように能力を発揮させる

死神を見失いあたりを見回す由貴

そのチャンスを逃さない死神はその一瞬を逃さないように後ろから襲いかかる

しかしそれをかわす由貴

死神(コイツやっぱり見えているのか!)

幻覚が効いているのかその場から動かずにいる由貴

しばしの静寂が訪れる、

死神もはじめての出来事にその場にとどまり続ける

しかし由貴が沈黙を破り重い口を開く

由貴「・・・わたしがたかしを守ってみせる、あなたに殺させはしない」

死神「・・・能力がわからずにいるのは仕方ない、
 お前から始末する必要ができた・・・」

そういい快音を発する死神

由貴が音から位置を推測したと感じ三半規管への攻撃を開始する

その瞬間 由貴は死神の方に振り返り睨みつける

死神「!!」

死神の首に鋭利な傷跡があらわれる

死神「・・・きさま・・・!」

由貴「邪空刃、・・頸動脈を切ったわ もうあなたはおわりよ・・」

そこで目にしたのはドクロの顔をした姿とちがう

不気味な顔と腕を4つもった異形の生物

死神「・・・任務を遂行するときは命をかけるように指導している!!」

最後の力をふりしぼり由貴に襲いかかる

その瞬間 死神の身体から全ての血液が吹き出し死亡する

由貴「その技は邪空神、しんだ真琴に禁じられた技よ・・・」

静寂が訪れる、

そして由貴のもとにかけよる孝

孝「由貴、大丈夫だったか!」

そんな孝をやさしく抱きよせる由貴

由貴「・・・あなたのことは守ってみせる、けして殺させたりしない・・・」

孝「由貴・・・」

由貴も何かの能力をもっていることを死神の亡骸から理解する

組織から狙われているのは一人ではなかった

由貴の腰に手を回し固く握り締める

けして離さぬように・・・・

孝は一人ではない守ってくれる仲間がいる

しかし由貴も能力のことをけしてはなすことはなかった

由貴の過去に何があったのか・・・

けして聞くことは孝はしなかった

由貴も組織からの逃亡者なのか、それともべつの何かからか

だが孝と由貴は相手のために互いに命をかける決意をもっていた





気にして入る、由貴と孝の関係




ある日の休み時間
駿のもとにエマが集まる
人気のいない階段に呼び出された駿はエマと2人っきりに困惑気味

駿「・・・いったいどうしたんだ?」

エマ「実は相談があってな・・・」

エマによると由貴と孝の関係についてだった

普段は由貴がお姉さんぶっているがいざとなると孝が助ける

恋愛関係にあるようだがその素振りも見せない

キスすらしていないにではないのかというのだ!

駿「・・・あぁそっちか・・・」

エマ「気を使ってるのかな・・」

駿「いや、それはない」

エマ「恋人だと思うんだが・・・
その素振りが見えないから心配でな・・」

駿「そうだな・・・」

そんな話をしていると始業チャイムが鳴る

あわてて教室にもどる

授業をうけながら孝をみる駿

駿「そういえば孝って由貴ちゃんが赴任してからすぐの頃に恋人宣言したんだっけ」
(みつめるキャッツアイ・参照)

孝「ん?」

駿(エマの話だと同棲してるっていってたな・・・)

恋人同士でエマがいるとはいえ同棲生活でなにもないことに心配する
昼休みに孝を呼び出し話を聞くことに

お昼休み___

屋上にて

孝「なんだ? 用事って」

駿「由貴とどこまでいってるんだ?」

孝「!?」

駿「じつはエマが心配しててな」

孝(エマー!!)

駿「で、どうなの? キスとかした・・?」

孝「プライベートなことは答えません!」

由貴との関係をはぐらかす

駿(大丈夫か、この二人・・?)

由貴にエマがさり気なく訪ねてもおなじくはぐらかせるだけ

心配になったエマは駿と相談し行動をおこすことに・・・





二人きりの夜、夕食の下準備




駿とエマが画策した作戦

それは歓迎会と称したエマの連れ出しだった!

エマ「と、いうわけで今夜は帰ってきません」

突然 放課後になってからエマは駿、そしてクラスの数人と
エマの歓迎会の名目で泊まりこみのパジャマパーティ
その日は土曜日のため日曜日の昼過ぎまで帰ってこないと言い放つ

孝「はぁ?」

由貴「え、それって孝くんと2人っきり・・?」

少し嬉しそうな顔をする由貴

車で由貴と帰る

由貴「そうかエマちゃんもお友達ができたのね」

孝(あいつら、なにかんがえてるんだ?)

家に到着する孝たち

由貴「ただいま〜」

・・・・・・

由貴「そうかエマちゃんいないんだった・・」

孝「買い物いけばよかったな、」

普段はエマがいるためスーパーに買い物に行くと由貴と孝で
エマのお菓子防止の見張りをするためにゆっくりと買い物ができないためだ
しかし買い物は欧米スタイル
(基本的に買いだめ)
今回は買うものがなかったため残念な表情の由貴

孝はテレビをつけニュースを見る

由貴は当番のため夕食の準備をする

由貴「きょうは何が食べたい?」

孝「・・・そうだな、からあげが食べたいかな?」

由貴「もぉ、孝くんたら本当にからあげスキなんだから?」

孝(・・・・)

孝はそんなに料理が得意じゃない由貴のために簡単な調理の料理をはなす
からあげは簡単にいえば鶏肉をから揚げ粉にまぶして油にいれあげる料理
(下準備は孝が用意)
由貴はまだ包丁が苦手なため
(お魚の三枚おろしは不可能)
できるだけ包丁を使用しない調理法に特化

キャベツはスライサーで千切りにできるがその他はむずかしい

自然と由貴が当番の時にはレパートリーが限られてくる

エマはそのへんののみ込みが早く料理はお手の物

もっぱら調理は孝とエマがすることが多くなっていた

しかし由貴もおんなの子

孝のために料理をがんばろうと必死になる

リビングはキッチンとつながている構造のため丸見え

キッチンの様子が気になって何度もテレビに集中できないでいる

由貴「からあげぐらい一人でできるもん!」

孝「・・・ごめん」

しかし何時まで経っても鶏がこんがりとあがらない
そっと後ろから見守る孝

孝「あ〜あ、温度が低いんだよ まだ入れたらダメだろ!」

由貴「えー?、まだダメ?」

孝「180度でからっとあげようね」

由貴「結局 孝くんがつくることになるんだから・・・」

孝「・・・」

しばらく考えつけ合わせのポテトサラダを一緒につくることに

2人っきりを満喫する由貴と孝
作品名:DANGER☆LIFE 作家名:放課後キッチン