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放課後キッチン
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DANGER☆LIFE

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女性「どうも・・」

ウィルス「あ、どうも」

一礼をしてその場をやり過ごすウィルス

ウィルス(重症患者なんだ、こんなのは確認する必要はないな・・・)

三階の集中治療室に向かいその前を一巡する
エマの前を通るときに確信を持つウィルス

(この部屋にいるな・・)

病室からはなれた角にかくれその付近のウィルスの濃度を上げる
しかし一向に倒れる気配のないエマ

エマは身体の痛みを精神力で耐えることができるのだ
なにか違和感を感じながらもただの体調不良の兆候とかんがえる

ウィルスの濃度を限界まであげた時にサリーが三階に上がってくる

サリー「やった!あいつの血液が見つかったぞ・・!!」

病室に駆け寄ろうとした時サリーは毒によりその場に倒れる

それを見たエマははじめて敵の存在に気づく

しかし見回してもその存在を確認できないでいる

敵はどこにいるのか、そして戦闘向けでないエマは困惑する

ウィルスにも倒れないエマにどうすることもできずにいる

彼女も戦闘タイプではないためだ!

こう着状態が続くのを恐れたウィルスは意を決してその病室にむかう

その姿を見たエマ
 
エマ「!!、白い服だからかんごふだ、どうぞ」

ウィルス「ありがとうございます」

確認をしないまま寝室を許すエマ

逆に暗殺のチャンスが訪れるウィルス

しかしそこに孝の姿はなかった

ウィルス「・・・ここにいた患者は・・?」

エマ「え?、さっきトイレにいくときはいたよ・・?」

(こいつつかえないな・・!!)

ウィルスは駆け出しすべての集中治療室の扉を開ける
該当する患者はその階にはいなかった

ウィルス(わたしの存在に気づかれにげた・・?)

すべての病室そして屋上、浴室・トイレすべての部屋を確認するがいない

(一体どこにいるんだ?、全員調べたというのに・・!!)

その時あることを思い出す
車椅子の患者だ!

(わたしの存在に気付き移動したんだ!!)

そのことに気付いたウィルスは窓の外をみる
車椅子を押す女性のすがたをみつける

にげられるとかんじた彼女はそこに駆け寄る

その存在に気付いた車椅子の女性はこう話しだす

女性「・・・やっぱりあなたが刺客だったのね・・・」

ウィルス「組織をあざむこうなんて10年はやいよ!」

由貴「孝くんは絶対にわたしません!!」

ウィルス「そいつは聞けない相談だな」

そういって懐に忍ばせてあった銃をとりだす

ウィルス「ただの人間なら殺すことはできるんだよ!!」

銃声がこだまする
そして倒れる人影

それは由貴ではなくウィルスの方だった

車椅子の患者がウィルスにむけ発泡したのだ

それは孝ではなく姉の恵

孝は車椅子でここまで運ばれたあと近くの木陰に隠されていた

由貴は恵の力を借り孝を守ることができた

孝とおなじ血液を持つ人物は意外にも近くにいた!

血液検査をしたクラスメートの中に1人だけいたのだ

名前は山本駿

孝の親友で良き理解者だ
彼はクリーチャーではないが別のものと戦っているらしい
(これは次回作に関わるので秘密です)
意識が回復した後に孝と話をしたいという

それは彼にとって重要なことらしい
(元がゲームのシナリオのため解説する)
しかし問題が解決したわけではない

S-GOD HEVEANといわれる組織のみがもつ麻薬だ

輸血をしても意識は回復しない孝

眠りにつく孝はうわ言のように過去を話しだす

それは彼が幼い時に飛行機事故に遭遇し組織につれられたこと

そこで行われたこと

それを語るのは小さい子供だったたかし

泣きつかれて昏睡状態に陥る

そんな孝の元に一人の女性がみんながいないときにあらわれる

彼女は組織だけが所有するS-GOD HEVEANを彼の枕元にのこし
その額に優しく手を添え微笑みながら語りかける

??「あなたは絶対にたすけてあげるわ・・・、心配しないで・・・」

彼女の言葉に反応するたかし

たかし「・・・マリー・・・こわいよ・・・・」

マリー「大丈夫よ・・・あなたは強いんだから・・・」

そっと手を握りしめ唇にキスをかわす

彼女の名前はマリー組織の幹部の一人、
通称”ジャンキー”ランクはトップクラスのG

彼女は麻薬中毒者(正確には麻薬がなければ生きられない強化人間)

顔を覆う髪の下に機械が見える

彼女の片方の目はなくそこに機械が埋め込まれている
そしてひっそりと彼の元からいなくなる

病室で発見した薬を見てサリーは考える

マリーは組織に残したサリーの実の娘、

ジャンキーとよばれる由縁の1つに薬の依存によるものがある

通常 組織にはGOD HEVEAN(天国の神)という薬がある

それは麻薬で痛みなどの感覚を麻痺させ

なおかつ血液の循環を上げ運動能力を向上させる薬
___こう書くと夢の薬のように感じるが

当然副作用がある、

疲労困憊がひどく血液の循環の変化に耐えられず死んでしまう死の薬

ジャンキーである彼女はそのGOD HEVEANでもその効能でも効き目がない

その数十倍の効果のある薬の依存により生命を維持する

現在では彼女だけが服用する悪魔の薬

それは彼女にとって生命の薬である

それをすべて彼のためにわたし彼女は何処かへいなくなる

その意味をしるサリーは涙する

そして彼のため、娘のため孝を生き返らせようと決意する




人生の先輩として




孝が入院してから一週間が経過した

昏睡状態を脱し普通病棟に移る

そこで面会が許され恩人である駿、由貴にエマに感謝する
その中で駿から退院したら教えることがあると言われる

駿「能力に負担がかかるなら魔法で軽減する方法を教えるよ」

孝「・・・魔法?」

駿「そ、その魔法」

あまりにも突拍子の内容にすこし呆れる
しかし真剣な顔の駿

駿「短期間に習得できるようにヒール(回復魔法)だけだけどな」

孝「あの・・・本気か?」

駿「・・・おまえが俺のこと知らないようにオレも知らなかったからな」

駿によると彼は悪魔狩りと呼ばれる職業の魔闘家
(魔法も習得している格闘家、次回作の主人公)
攻撃魔法もあるらしいが属性、精霊との契約など複雑なため回復をすすめる

そして世界に点在している仲間に連絡を取り協力を約束

中には魔族もいるが改造人間ではないので理解して欲しいと語る

エマは駿が特殊な人間と知り父”殺法太子”の消息を知らないか聞く

そこではじめて消息の手がかりを聞く

関西方面のどこかで聞いたことがあるという

早速 関西に向かおうとするエマを引き止める駿

まず助けてくれた孝に恩返しをするべきと話す
(当たり前だが)
そしてエマは魔法が使えないため呪符など武器による攻撃の強化を進言

駿「まずは孝の身辺の警護に徹してくれ」

エマ「・・・優秀のようだが年下だろ? 500歳だ うちは!」

駿「だったらオレは3000歳だから 問題はないな」

エマ「え?」

紀元前より転生を繰り返しある事実のために捜索しているという

属性の適性について話すときになぜか由貴が反応を示す

駿は全ての属性を扱えるらしいが(初期魔法)属性は火
作品名:DANGER☆LIFE 作家名:放課後キッチン