DANGER☆LIFE
孝は布団をめくり由貴の衣類を脱がし出す
エマ「なにやってるんだ!、由貴が大変な時に!!」
孝「寝汗をかいてるから着替えさせるの!、汗をかいたままだと悪化するぞ!」
エマ「そうか」
孝「タオルと着替えをもってきて」
エマ「承知した!」
そういってタオル着替えを持ってくる
孝は由貴の身体の汗をやさしく拭い全ての衣類を着替えさせる
エマ「・・・なんかほかにすることはないか?」
孝「あとは安静にさせるだけ、しんぱいすることはないよ」
エマ「そうか]
ほっと一安心のエマ、
由貴のことを心配していたがどうすればいいのか対処に困っていたからだ
由貴が目覚めるまでそのとなりで看病に備えるふたり
夜 由貴が目覚めるときにはつかれからかベットの横でねむりこむエマ
由貴「・・・あ、ごめんなさい 気分が悪くて・・・」
孝「大丈夫?、気分良くなった?」
由貴の無事を確認したあとエマを寝室に運ぶ孝
由貴は感謝をしながら就寝につく
___次の日
エマから事情を聞き顔を赤らめる由貴
由貴「え、それじゃ孝くんが着替えさせてくれたの?」
エマ「そ、洗濯とかわたしがしたのだからな」
はじめての洗濯に自慢するエマに由貴は下着の確認をする
(・・・! 下着まで、このままじゃお嫁にいけない・・!
あ、でも孝くんと結婚すればいいのか)
その日は1日休みの孝は看病のため由貴に付き添いました
JOKER(敵か味方か)
孝の姉が頼もうとした仕事があったのだがそれをキャンセルされる
(前回の由貴がカゼでダウンした話)
その内容が国際的テロリストの捜索
◯◯国際空港に籠城したハイジャック犯の逮捕が目的
空港内はパニックになる中にも仲間がいるとの情報も入り錯綜気味の現場
機動隊、空港の施設警官そして自衛隊の特殊部隊も総動員するが発見ができない
恵「ん〜〜、こんな時にあいつがいればなんとかなるんだけど・・」
由貴が急病で看病しているので文句が言えないが
他の代わりになる人物がいないため困惑する
飛行機のハイジャック犯がどこにいるのか管制官に連絡がない
どこにいるのか、そしてあきらかに外部の情報が何処から発信されているのか
不明な部分が多い
空港内だけでなくテレビの情報から近隣の事細かな情報まではいる
機動隊の配置、何処に待機しているとかつつぬけ
足止めになる警察機関
膠着状態になった事件だが事態が一変する
ハイジャック犯の確保の連絡が操縦席からはいってくる
よろこぶ空港内の一同、
それを逮捕した人物が孝の姉にあいたいと連絡が入る
誰?、トップシークレットの情報をしる人物に面会するために
空港の一室に向かう恵
そこにいたのは体格のいい大男が立っていた
??「おまえがあの”G−2”の関係者か・・!」
恵「・・・あんたは・・?」
不毛「オレのなは不毛重郎(ふげじゅうろう)、
最初の脱走者といえばわかるだろ?」
恵「!!」
恵は不毛を連れ孝のもとに訪れることに・・・
由貴「孝くーん、おなかすいた?」
孝「もう大丈夫だって先生も言ってただろ?」
由貴「まだ熱っぽいの!、わたし病人だもん!!」
エマ「やれやれ・・・」
ほとんど治っているのだが孝に甘える由貴
ここぞとばかりに甘えてくる
そんな家に訪問者がやってくる
ピンポーン
エマ「だれだ?」
恵「だれでしょう?」
エマ「その声は、チョコレート姉さん!!」
(海外のチョコレートをあげたことからこう呼ばれる)
とびらを開けると恵の他に大男が立っている
不毛だ!!
その姿を見て孝のもとに駆け寄るエマ
エマ「おい!、チョコレート姉さんが男と結婚したぞ!!」
孝「え・・?」
エマの言葉におどろく
それもそのはず男っ気のない姉がしかも結婚したのだから当然だ
エマを後ろから殴る姉
恵「ちがうよ!!」
不毛「・・・おまえがジャックナイフか・・」
孝に殺気立って近づく不毛
緊迫の空気が漂う
不毛「おまえの能力は何だ?」
由貴「・・・・・・」
由貴も孝について気になる
組織から脱走者だとは薄々感づいている
もし何かの能力者であれば知りたい
その覚悟はあるがそれについて語ろうとはしない孝
それは彼にとって知られたくない秘密
でも彼女は助けたい一心から話してほしいのだ
・・・それが前回逢った猛獣、(ブァックフル)のような姿であっても・・・
不毛「おまえは組織の関係者からちょっとした有名人だからな!」
孝「・・・能力者なのか・・・」
不毛「あぁ、オレの名前は不毛重郎、
おまえとおなじ組織からの逃走者だ!」
由貴(やっぱり・・)
孝の部屋に入る不毛と恵
部屋の外にいるエマと由貴__
エマ「あいつ自分でハゲっていってたぞ?」
由貴(・・・)
扉の先で聞き耳をたてる由貴
不毛「なんだ、おれのこと信用してないのか?」
孝「組織のことを知ってるんだ、敵かもしれないからな・・・」
不毛のことを信用していない孝
ゆっくりと手をだす
その手のひらから透明な鋭利な物体が浮かび上がる
その光景に何かを感じとる
なにか知っているようだ
孝(コイツまさか・・・)
不毛「しってるようだな、
そうだ!おまえとおなじ脱走者だ」
恵「・・・・」
不毛「元々格闘家だったオレが
組織の強化によって気を具現化できるのをしってて当然だな
最初期の肉体強化を目的とした改造を施されている」
恵「さいしょは信じられなかったけど協力を申し出たのよ」
不毛「ここ最近になってから組織が主要な能力者を狙っているのはしってるな?」
孝「・・・・・」
不毛の目的は何なのか
不毛「オレの目的は組織がなんの目的で能力者を狙ってるのか
それを知りたい、正確にはまきこまれたくないが本音か・・・」
不毛の目的は組織の情報を知ることにあるようだ
孝「イヤだと言ったら?」
不毛「いい答えだ!、
能力がなんなのか知りたかったのはオレもおなじだ!」
壁から硬質化した物資を作り出し孝に襲いかかる!
それを必死に避ける孝
しかし変身はしない
次々その物質を差し向ける
不毛「オラオラ、どうした!能力を使わずにいられるほどオレはあまくないぞ!!」
孝「くっ!」
壁に追い込まれ行き場のなくなる、その先に無数の刃が孝にむかう
刺さったと思った瞬間砕け散る!
不毛「・・・それがおまえの本当の姿か・・・」
孝「・・・」
不毛「なんだ見た目は普通の人間の姿か!
つまんねぇなコレじゃ能力がわかりゃしねぇ」
襲いかかったすべての物質を消し去りその場を去ろうとする
不毛「もしなにかわかればここに電話しろ!」
そういい番号の書かれた紙をわたす
しかしその紙をすぐにやぶく孝
孝「組織の連中が狙っているのはおそらくおれだ!、
それに証拠を残せば狙われるだろう・・・」
不毛「しゃべれるのか・・・」
孝「連絡先は確認した、もっとももう会うことはないだろうがな・・・」
不毛「1人で組織をつぶせるほどあまくはないぜ?」
孝「・・・かえってもらえるか・・」
変身を解き扉を開ける
作品名:DANGER☆LIFE 作家名:放課後キッチン