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放課後キッチン
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アンドロイド夕華

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優「あなた達アンドロイドに殺されたのよ・・・!」

夕華 大粒の涙を浮かべる、そこに優が追い打ちをかける

優「だからあななたちアンドロイドなんて見るのも嫌なのよ・・!!」

大声で泣き叫びながら何処へ走っていく

大介 夕華にとっての生活必需品の買い出し品の荷物確認しながらショッピングセンターのロビーで待つ
そこに泣きながらひとりであるく夕華を見かける
  「おーい!、どうしたんだ夕華!?」
そう声をかける大介、しかしそれに気づき走り去る夕華・・・

大介「一体どうしたんだー!!」そう叫んでも返事はない

夕華は行方不明になった

ショッピングセンターを夕華を捜しながら歩いていると優をみかける

優「!!、大介 こっちこっち!」

大介をみつけかけよる優 しかしそこに夕華の姿はなかった
 
大介「夕華は何処へいったんだ!?」
優「・・・? しらない」

その異変に気づき何があったのか問い詰める大介
それに優は父親の事故死のことを話したという

優「あんたのことをはなしただけよ、アンドロイドを見るのものやだってね!」
大介「バカヤロウ!!!」
 
優の肩をつかみ激昂をあらわにする

大介「夕華はそんなことはしらないんだ!、なんであいつに言ったんだ!!」
優「なによ・・・、なんでそんなにあんなのに肩をもつのよ・・!」

優の瞳が潤む、優 大介に対し不安な表情を示す

優「すこしは、わたしのこともしんぱいしてよ・・・大介・・・」

不安一杯になり震えだした彼女に優しく抱き寄せこうささやく
 
大介「優・・・おれは 夕華が暴走するなんて思えないんだ・・・、
   でもそれは決しておこらないと保証はない・・・・ それでもおこらないとしんじたいんだ・・・」
優「・・・・・・」
大介「あいつは 夕華は何も知らないんだ、だから不安にだけはしてあげたくない」
  「たとえそれがおなじアンドロイドであっても・・・」
優「お父さんを殺したのとおなじアンドロイドなんだよ・・・?」
大介「・・・・・・・・・・・」
  「わかってる・・・、優・・・心配かけて ごめん・・」

優をやさしく、そして力強く抱きしめる
抱きしめた優の瞳から止めどなく涙があふれる 
大介はそんな優を抱きしめ自分のぬくもりをあたえ彼女の不安を拭い続ける

・・・・・・・・・・・・・・・・・

優は自分のしたことへの後悔の念から震えが止まらなくなる

優「・・・・・わたし、あやまらなくちゃ
  あの娘にひどい事いったこと・・・、大介のこと盗られると思ったからわたし・・・」
大介「え?」

大介の声にはっと我に返り夕華を探そうとつげる
ショッピングセンターを二人で探し始める


屋上の片隅に人知れずうずくまる夕華

(大介 アンドロイドみるのもイヤなのよ)

夕華(わたしがいると大介に迷惑になるんだ)

不安になりながらも何処にもいく場所がない事実にさらに不安になる

優「ここにいたよ、大介!!」

遠くに夕華を見つけた優、大介をよび駆け寄る
その姿を見つけ逃げ出す夕華だったが優に捕まってしまう

夕華「はなしてください! わたしがいると、・・・めいわくだから・・・」

泣き崩れながら振り払おうとする夕華

優「わたしがわるっかたのよ! 話を聞いて!!」
大介「夕華!!」

大介 夕華たちに追いつきその手を掴み自分の胸元にだきよせる
 
夕華「・・・・・・」
大介「オレは優の言う通りアンドロイドがきらいだった!、
   でもオレのために泣いてくれたんだろう?
   俺にとって夕華はただのアンドロイドじゃない、夕華なんだ!!
   だから・・・いっしょにかえろう・・・?」

夕華が戸惑っているところに優が近寄る

優「わたしのことをなぐっていいいわよ・・・」
大介「優・・・」
優「全部、わたしが悪いんだから、
  余計なこといって不安にさせたのもぜんぶ・・・だから・・」

その言葉にじぶんの本当の気持をはなす

夕華「わたし・・・できません・・・」

自分のしてきたことへの後悔の念から夕華に懇願する

優「ぶってよ!、あんたに謝ってもらわないと わたし大介にきれわれたままなんだから!!」
大介「優、いいよ もう・・・」

夕華を見つめながら言葉を噛みしめながら

大介「・・・いっしょに帰ってきてくれないか?」

夕華の手に自分の手を重ねる

夕華「でも・・・私・・・」

戸惑う夕華に優が

優「大介のこと すきなんでしょう?私と同じで」

その言葉におどろく大介

大介「・・・優?」

そういった大介をつかみ離さない夕華

夕華「私も すきです・・・」

3人の心の絆がつながったようなきがした

・・・・え?、オレのこと好きなのと言ったら優になぐられました

いってきまーす

夕華がきょうから一人で登校していった

大介「・・・いってらっしゃい」

眠い目をこすりながら夕華を見送る、
きのうはお店のシステムメンテナンスがあったため徹夜明けなのだ
スクールに通ってから一週間が経ち一人で下校することはあっても登校は初めてなのだ
夕華は朝が弱く、起こすのに時間がかかるそうだ

おんなの子「じゃあいってきます」
夕華「夕方にかえってきます」

よっぽどうれしいのか元気にあるいていく

大介(夕華にも友達ができたか、よかった)

夕方までこれといって用事がないため昼間で寝る
元々一人が多かったので久々にハメを外すつもりだったが
そこへ優が乱入する、心のなかでねかせてくれ〜と叫ぶ

しかしこの時はまだあんなことがおこるなんて誰も知る由もなかった

放課後になり夕華が帰ろうとすると呼びとめる女生徒

美由「ねぇねぇ、このあと暇?」
夕華「どうしたの?」
美由「歓迎会をしたいんだけど大丈夫かな・・・」
由貴「いこうよー」

美由たちの歓迎会の誘いに参加することにする夕華

千秋「何処にいく、カラオケ?」
夕華「カラオケ?、なんですか それ・・・」
由貴「みんなで歌をうたうところ」
夕華「いくいく、いきます」 はしゃぎだす夕華

5、6人でカラオケにむかうところでその中のひとりの一人が電話で話しだす

カエデ「どうしたの?忘れ物・・・?」
夕華「・・・なにかあったの?、カエデ」
カエデ「妹が買い物してきてほしいのがあるっていうのよ・・・」
夕華「買い物?」
カエデ「ベースストリート274の”かのんスポーツ”にソフトボールのウェア取りに行ってだって
    あそこ家と逆方向にあるからカラオケにいけなくなっちゃう・・・」

困り果てるカエデに夕華話しだす

夕華「あ、それうちの近くかも、取りにいこうか?」
カエデ「わるいわよ、だってカラオケに今からいくんだから・・・」
夕華「それなら大介さんにカラオケにいってきますって報告しに一旦帰ります、
   その途中でかのんに取りに行ってもらってくるからそれでどう?
   明日その荷物もってくるね」
カエデ「ありがとう、たすかるわ」
夕華「じゃあ、いってきます」
カエデ「いつものカラオケにいるからね、」
夕華「はーい」

(ナイスアイデアだ、夕華 BY 作者)

 こうして夕華一旦家にかえる途中で買い物をし大介に報告