アンドロイド夕華
ラッシュ「だって由佳はすこし暗いやつだけどけして悪いやつじゃないのに・・」
大介「・・・ある感情といったな、まさかその感情って・・・」
舞「憎悪だ」
サタンの能力は人間の憎悪、人類抹殺をもくろむ解放軍にとって全てがつながる
解放軍が憎悪によってアンドロイドを統率したら・・・
身の毛のよだつラッシュ
舞「・・・夕華は死んだ由佳のために新しい人生をおくってほしいと
ルーがこの世界に送り出したのに・・・」
この時初めて涙目になる舞
ラッシュ「それじゃ融合するということは死んだ記憶を蘇らせること・・?」
舞「人間に殺され恨んだ感情で人間側のアンドロイドまでも統率することが目的
その後で私の監視の能力で支配することが最終目的だろう・・・」
大介震えながら小さな声でこうつぶやく
大介「・・・助けなきゃ・・・夕華を、いや由佳を・・・」
夕華はエーリカによってさらわれた
自分が無力であることに動揺を隠せない大介
ラッシュ「・・・それじゃ さっきのゾンビみたいのは・・・」
舞「私を襲ってきたのは解放軍の改造されたバトロイドだ!」
解放軍がファクトに侵入したことを語る舞
大介「・・・夕華をたすけなきゃ、・・・・どうすればたすけられるんだ・・・」
あまりの出来事に混乱気味になる
相手は人間を殺すことを目的とした武装したドロイド
殺戮兵器となった人造人間に生身の人間で挑むことなど無謀である
しかし愛する夕華のため助けだすと心に決める
それが命をかけたとしても・・・
舞「・・・・大介・・・・・」
それ以上声をかけることができない
ラッシュ「・・・相手は殺人兵器だぞ、・・・・・絶対に殺されるにきまってるんだ」
大介「それでも助けにいくんだ!!、夕華がまっているんだから!!!」
??「よし、よくいった!!」
うしろに誰かの声が聞こえてくる
ふりかえるとそこにいたのは大介の知っている人物だった
駿「心配すんなって大介、オレたちが必ず夕華の処に連れて行くからな!」
孝「ドロイド解放軍がどれだけいると思ってるんだ?」
美由「とにかく夕華を助け出すことが最優先なんだからまちがえないでよね!」
それは大介や夕華の友達の駿と美由達だった
大介「お前らは一体・・・」
駿「俺達は」
舞「こいつらはドロイド解放軍が組織される前に世界を救った一応英雄だからな」
美由「それは孝、その話はいまはおいといて」
作者「この話がおわったら公開予定の主人公です」
由貴「宣伝? コレって次回作への宣伝?」
孝「・・・とにかくSOLの話は関係ないからな!」
舞「ちょっと待った、マザーの中枢はお前たちでも侵入は不可能だぞ!」
駿「えー!?」
舞「マザーの中枢は許可された人物以外侵入は不可能なんだ」
駿「おれたち侵入不可能なの?」
舞「・・・簡単にいえばな」
舞の説明によると舞が許可した人間以外の侵入は排除されるように設定されてると説明される
由貴「ごめんなさい、それじゃ反論ですけど」
舞「なんだ?」
すかさず由貴が質問をする
由貴「夕華はどうして侵入できるの?」
舞「それは雅が私の認証コードを偽装して侵入を許可したのだと思う」
由貴「・・・・納得」
美由「中にあなただったら侵入は可能ということ?」
舞「常識的に考えて中でこもっているのが本物で
外にいるのがいるのが偽物と認識しないか?」
孝「・・・状況的にお手上げだな」
駿「はい、それじゃオレも」
舞「却下!」
駿「えー?、まだ質問してなんんだけど・・・」
舞「・・・なんだ・・・?」
駿「なんで出てきたの・・?」
舞「なんでって、それは由佳の身に危険が迫っているのを知らせるために」
駿「だったら誰かに伝言をしてればこんな事態にならなかったのでは?」
舞「あ!!!」
由貴「!!そうだ!!」
とにかく夕華はマザーの中枢にいる!
大介達は夕華救出に向け動き出した
大介夕華奪還に向け準備を始める
駿達は夕華奪還作戦と人類の救出の作戦について話し合いをする
駿「とにかく先手必勝だ!」
夕華の救出に全力を尽くすように指示
しかしそれを反対するのは由貴と美由
由貴「被害を最小限に抑えるためにも避難誘導も大事じゃない!」
戦闘における被害も考え誘導の意見を出しそれに備える
しばらく考慮した結果でたはこうなった
大介と駿、孝は夕華 奪還にむけ行動
その際被害を抑えるため極力戦闘被害をおさえること
駿達はまずマザー中枢まで大介を送り届ける
その上で退路の確保及び戦争の終了にむけ行動
一方由貴と美由は避難誘導に備える
舞によると避難用のシェルターがあるためそこに誘導は由貴が
もし敵が人類に危害を加えるために備え美由と千秋達がそれを迎え撃つ
行動は迅速にかつ被害を最小限にが目標
世界中に解放軍がだした声明期限を考え最高でも10時間がタイムリミットと設定
それまでに作戦を完了を何としても行わないといけない
作戦会議が終了の頃 大介が準備を終え部屋から出てくる
日本に行った頃に手にしたマーカライトレーザーを改造
出力を極限にまで改造しこれに備える
ラッシュも参戦を懇願するが安全の観点からこれを拒否
しかし懸命に懇願するラッシュに根負けする
結果として由貴の協力を手伝うことになる
そして作戦を実行
大介「まってろよ夕華、かならず助けだすからな!」
大介たちの反撃が始まる
準備が整った一向
建物を出た所で空を見上げる孝
孝「・・・・」
駿「どうした?、何か見える・・・?」
孝「・・・いや 空から攻撃がくるかと思ったんだけど気のせいか・・・」
由貴たちとわかれマザーに向かう一行
そこに立ちふさがる武装したドロイド解放軍
その数7体
あと少しの距離、まわりを見回し敵の追撃がないのを確認し
ここで大介と別れることに
駿「かならず夕華と帰ってこいよ!」
大介に腕をかかげそれを見送る駿
駆け出す大介に追手の魔の手が迫る
解放軍「逃がすか!!」
大介を追う解放軍のドロイドに地面から炎の刃が突き刺さる
駿「・・・わるいな、俺達はただの人間じゃないんでな・・・」
孝「お前たちを逃さないのは俺達のほうだ」
一方由貴達は民間人のシェルターへ誘導に駆け回る
大介(みんな済まない・・・)
マザーの中枢部に近づいた時建物の影から何かが動き出す
敵「おまえを逃がすなとエーリカ様の命令だ!!」
おそいかかるかくれた刺客にもっていたマーカライトレーザーを照射
しかしかわされる大介
絶体絶命の瞬間に駿が叫ぶ
駿「大介!!」
叫び声に呼応するように大量のレーザーが大介の後ろから照射し命中する
??「・・・大丈夫ですか・・・?」
そこに立っていたのはさとしだった
駿「・・・・こいつは敵か?」
大介「この人はラッシュの知り合いだよ」
さとし「母から友達は助けるようにいわれましてね、
準備に手間取りましたがどうやら間に合ったようです・・・」
軍隊並みに武装した装備
さとしは大介たちのために協力を願い出る
ドロイド解放軍との交戦中の駿たち
孝「誰かわかんないがそいつをたのむ!」
駿「俺達はこいつらから手が放せないんだ」