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放課後キッチン
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アンドロイド夕華

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さとしの母「その事実は放送されていたため確認の必要がないと思いますが・・・」
記者「放送はされていません・・・」

一人の記者が説明する、その放送は確認できていないと

さとしの母「もしそれが事実ならなぜ放送されないのか私共は関与はしていません」
記者「何故そう言い切れるんだ!?」
さとしの母「関与の前に放送を中止する必要がないからです」
記者「・・・・」
さとしの母「・・・もし、なにかに関与していたのであれば
 謝罪をするのが筋だと思いまして」

その時ある記者が罵声を浴びせる

記者「その当事者がいないのはなぜですか?」
さとしの母「諸事情から出席できないからです」
記者「親族になるラッシュ、まあ被告になるようですが・・・」
さとしの母「関与はしていません」
記者「そのラッシュなんですがアンドロイドのようで、」
さとしの母「人種のはなしでしょうか?、今回は関係ありませけど」
記者「結婚に問題はないでしょうか?人間とドロイドですよ」
さとしの母「お互いの合意の上ですけど問題になるのでしょうか?」
記者「いえ、結婚までは男性とおさかんだったようで・・・」

他人をおとしめる記者らしい

記者「まぁ俗にいうヤリ◯ンといったとこでしょう?
 嫁が他人の男性とそのような関係をもっていることに嫌悪感を」
さとしの母「もちません!、事情は本人から説明を受け確認はしています」
記者「それでは認めるわけですね?」
さとしの母「・・・被害者だと理解しています」
記者「将来的に離婚の原因になりかねないですよね?」
さとしの母「そのときは会見を開きます」
記者「出てこれないのは他の男性とそのような関係をいまもっているのでは?」
さとしの母「結婚は男性経験のない方でないといけないとはなした記憶はありません」

母は深い溜息を尽き話を続ける

さとしの母「・・・わたしはラッシュについて信頼しています
 それが他人のアンドロイドでもです
 血が繋がっていなくても彼女を実の娘同様に接して来ました
 そんな娘が助けをもとめたときに手を差し伸べたと説明をしています
 ・・・・困ったときに全力で支えることにおいて避難があれば承ります」
記者「それが偽善だってんだよ!」
さとしの母「そうとられるのであればそれはおなじ家族として戦います」

その発言に一斉にフラッシュが焚かれる
そして深々と一礼をする

さとしの母
「わたしたちはたたかいます、
たとえそれが命をかけたとしても・・戦わねばいけないからです
・・・・・・・・・・・・・・
それが帝◯歌劇団だからです!!」

会場が静寂でこだまする

さとしの母「・・ここはわらうところですよ?」

会見は終了した




夕華たちは日本を離れファクトに向けジェット機に搭乗

由佳「・・・私がいなければ・・」
ラッシュ「もお、気にすんなって さっきから言ってるだろ?」
夕華「だれも心配していませんよ」
大介「いやいや、そこは心配してるけど不安になる必要ないから・・」

ファクトにむかうみんな
たしかにどうなるか心配になるそんな時夕華の携帯に着信が入る

夕華「もしもし?」
??「・・・由佳きこえる、わたし・・」

謎の女からの電話に焦る一同

??「舞よ、・・い・・ま・そ・・に・・が・・」

そういって電話が途切れる

大介「舞・・?」
夕華「だれです・・・?」
ラッシュ「また 新キャラ?」
由佳「・・・舞は」
大介「マザーコンピュータだ、俺達のこと救援するぞ!」

ファクトから救援が来ると喜ぶ一同
それとは対照的になにかを心配する夕華の中の由佳

由佳(舞から連絡があったのはうれしいけど・・妨害されてるってことは・・!)

その瞬間機体がきゅうに旋回し急降下をはじめる
何者かに襲撃されたようだ、

由佳「とにかく救援物資もって脱出するんだ」

大介窓から外を見る 黄砂のなかになにかがあるか探すが見当たらない

大介「・・なんにも見えないぞ?」
??「みえるわけないでしょ、パイロットである私が落としてんだから・・」

謎の女が客室に入ってきた
それはジェット機のパイロットだ!

パイロット「・・・傍受されてるからファクトにつく前に
 何とかしたかったんだけどね、ここで墜落して救援を待つわよ・・!」

大介(まずい、敵だ!!)

女「・・・ドロイド解放軍に栄光あれ!!」

そういい自分の頭に銃を当てその引き金をひく

大介「・・なんで・・?」
ラッシュ「・・・ドロイド解放軍、自分の使命にミスがあった時に
 自害して過ちをただすそうだ、クソ! 死ぬ必要なんかないのに!!」
由佳「・・・・」

そしてジェット機はパイロットを失い墜落した





 墜落したジェット機

夕華達は黄砂の中に取り残された形になった

大介「ここで救援を待とう、どっちにしても敵もここまで追ってはこれないはずだ!」

救援をここで待つように提案する大介
しかしその意見に反対する由佳とラッシュ

ラッシュ「それは危険だ、きっとここにくるぞ!!」
由佳「そうだ、救難信号を受信してるのはむこうも同じだ
 アンドロイドならEPカプセルで生命は維持できる
 だからドロイド解放軍が黄砂に落としたのだとしたら・・?」
大介「・・・ドロイド、いやアンドロイドが退去してくるだろうな」
由佳「奴等にとって私だけが目的でも大介は・・・」
ラッシュ「あんただって破壊されるかもしれないだろ?」
大介「ここにいる全員に命の危険がある・・・だろ?」
全員「・・・・・ここを出よう」

夕華達は生命維持カプセルのEPを持てるだけ
大介はそれに浄化マスクを装備して荒野をさまよう
黄砂は死の大地 すべての生物が生きられない死の砂漠の風
その中で人間は浄化マスクを装着すると呼吸は緩和される
しかし昼は50度を超え夜に0度を下回る寒暖の差が生きるものを拒む
長時間の活動はできない、発汗による脱水症状により死亡するからだ
だがこの時この事実をしらなかった・・・



夕華「結構暑いんですね、EPがなかったら死んじゃいます」
ラッシュ「気楽に構えるなよしょっちゅう使ってると
 すぐにオーバーヒートしてお陀仏だ!」
大介「・・・暑い」
ラッシュ「それはみんな一緒だよ、ここの温度は灼熱だからな
 水もそんなに持ってこれないんだ 大切に飲めよ!」

ジェット機から数キロ歩いた所で大介がたおれる

ラッシュ「おい、大丈夫か?」
大介「・・・・」

返事がなくなる

夕華「大介さん、大介さん! 大丈夫でか?」

大介だんだんと息がよわくなっていく、
熱失神をおこし倒れていった

ラッシュ「脱水症状じゃないのか? なんか治療法はないのか・・?」
由佳「水分だけでもたりないのか・・?」
ラッシュ「・・・そうだ、たしかジェット機にあれが・・・!」

そういって走りだすラッシュ

ラッシュ「お前たちはここにのこっていろ!、いいな!!」

由佳は大介の看病に懸命になる

由佳「大介、わたしがみんなを不幸にしていく・・・」
大介「・・・・・」

由佳は自分のことをただただ責めることしか出来なかった
そんな由佳の手を握り締める大介