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放課後キッチン
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novelistID. 46020
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アンドロイド夕華

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編集長「紹介しよう、パーソナルアンドロイド94年型・
 W26−バトルスタイル 通称飛鳥だ、」
飛鳥「飛鳥です、よろしくお願いします」

一礼する飛鳥、
しかしオレたちがしっているアンドロイとはちがいどこかさみしそうに見える
その姿にすこし戸惑うふたり

夕華「あ・・・その、よろしくお願いします」
編集長「それでは一週間後にお願いします」

・・・・・・・



大介たちの退出したしばらく後
別の男が編集長の部屋にはいってくる

謎の人物「・・・あの男が松木大介か」
編集長「ええ、・・・しかし彼がルーだという証拠は・・・」
謎の人物「あいつはHOSSのひとつの夕華をもっているんだ
 それをこっちは知らずにいたのだからな、皮肉なものだ・・・
 それにルーしか使えない炎核移動もしっているのだからな・・・」
編集長「ですが」
謎の人物「まあそんなことどうでもいい、
 サタンを起動してもらえば用はなくなる・・・」
編集長「サタンとはまさか、・・・ホ」
謎の人物「児島・・・そのことはあまり詮索しないことだ、わかってるな」
編集長「・・・わすれます」
謎の人物(さあ お前を日本におびき出してやったぞ、どうするルー・・・
 サタンをどうすれば覚醒できるかの方法を教えてもらうぞ
 場合によっては夕華を人質に・・・)




オレたちはホテルの一室をまず案内され荷物をそこに置き
それから研究室及び仕事場に案内される途中の道すがら大介が質問をする

大介「飛鳥とかいったっけ、ちょっと質問してもいい?」
飛鳥「どうぞ」
大介「パーソナルアンドロイドとかいってたよな
 日本じゃアンドロイドはコンピュータのように
 いわれた命令を実行するようなものなのか?」

飛鳥「そうです」
夕華「大介さん、それってどういう意味なんですか?」
大介「そうだな
 ・・・夕華とかとちがいこの飛鳥は特定の人間によって動くらしい」
夕華「それじゃ 大介や私のような感情はないんですか?」
飛鳥「そうです」
大介「まるでロボットだな・・・」
飛鳥「そういう人もいます」
夕華「かわいそう・・・」
飛鳥「そうでしょうか、そのようなこと感じないように教育されています」

(ファクトでは人権は得ているがここでは非人権物あつかいか、かわいそうに)


ちかくに見覚えのある人物が見える
ラッシュだ!

ラッシュ「あれ? 夕華と大介じゃん、なんでいるの・・!?」


そういって近づく

夕華「そういうラッシュこそなんでにほんに?」

ラッシュ「さとしさんの実家に挨拶にね 訪日してんの!」
大介「日本だったのか、それで・・・」
夕華「な、な、どうだたの?」
大介「どうって・・・?」
夕華「さとしさんの御両親にあいさついってきたんでしょう?
 どうだった?、やさしいひとでした・・・?」
ラッシュ「さとしさんと家に行ったらいろいろうるさくてな
 やれ掃除しろだとか料理にこの味付けは我が家の味付けじゃないって
 !昭和か!”っていってやってね・・・」
大介「・・・相変わらずだな」
ラッシュ「日本はわたしたちにうるさいからな」
大介「それでさとしはどうしたんだ?」
ラッシュ「親族を説得してる最中、いるとこじれるからって追い出されてるところ」
夕華「ラッシュちゃん大変ね・・・」
ラッシュ「・・・お母さんたちは何回かあってるし優しんだけど
 世間体があるから親族の前だけ厳しくしてるのしってるから」
夕華「いやーん、ロマンティック?」
ラッシュ「そうか・・?、でもなんで日本にいんのよ夕華こそ」

こんどはラッシュが質問をする

大介「オレの仕事に同行しただけ」
ラッシュ「ふーん・・・」
飛鳥「この人はだれですか?」

見知らぬアンドロイドを気にかけるラッシュ

ラッシュ「なんだ? 知り合い・・?」
夕華「この人はラッシュちゃんっていって私たちの友達なのよ」

飛鳥に紹介する夕華

飛鳥「友達・・・?」
大介「知り合いってことだ」

ラッシュが自分たちの知り合いであることを理解していた飛鳥は挨拶をする

飛鳥「ラッシュ・ちゃんさんですね 飛鳥です」
ラッシュ「・・・夕華 この飛鳥って変なやつだな、無愛想だし・・・」
夕華「ラッシュちゃんこの子もアンドロイドなのよ」
ラッシュふーん、ま いいや夕華この後暇?」
夕華「?どうして?」
ラッシュ「どっか遊びにでも行かない? ひとりじゃさみしくって・・」

なれない日本に誰かにいてほしいラッシュ、それはだれでもそうだけど

夕華「でも、その・・・」

そういってその顔を心配そうに見つめる

大介「オレなら別に構わないよ、仕事のこともあるし 二人でいってくれば?」
夕華「・・・・」
ラッシュ「夕華はおまえに来てほしんだよ!、鈍いな-」

そうか そうだな、どっかいってもいいか

大介「今日はいいか、もう遅いし 明日するから付き合うよ」

夕華明るい表情になる

ラッシュ「そうだ飛鳥だっけ、いろんな名所とか案内できるだろ?」
飛鳥「・・・了解しました」

そして街へ繰り出す一行





 町の定食屋にて食事をする夕華たち
大介達は高級レストランをすすめたんだが
それに対して夕華だけが定食を押す
日本における高級レストランはフランス料理や中華などの海外の料理か
高級懐石などのお店は敷居が高くゆっくりくつろげないとのこと
そこで大衆食堂のほうが味も安く雰囲気もいいというのだ
ファミレスや居酒屋だと夕方混んでいるのでどう?
・・・・そこまで詳しいのなら夕華に紹介してもらいたいのだが
そこまでは知らないらしい、そこで飛鳥に紹介してもらうことに
飛鳥はてっきり懐石とかを紹介するつもりでいたのだが拍子抜けに
けっか自分がよくいくお店を紹介するハメに
飛鳥が紹介したお店は見た目は古くさくお世辞にもキレイといえないが
味はものすごく美味しい!、アットホームな環境の隠れた良店だった

ラッシュ「おいしかったー?」
夕華「大満足です、ここはアタリですね」
大介「日本はいろんな食材が集まってるから
 思った以上に食文化が国際的なんだよね、うちで作るみそ汁とかも日本なんだよ」
夕華「・・・すごーい 国際的なんですね家って」
大介「家が日系の影響だから関係ない」
ラッシュ「え、お味噌汁だしてんの?」
夕華「毎朝じゃないですけどもね」
ラッシュ「アレって あれだろ? ダシトラないといけないんだろ?」
夕華「買ってきたお味噌をちょっとした具いれないけどそれっているんですか・・?」
ラッシュ「アレ入れないと 美味しさが違うよ」
大介「オレがいつもだし入りにしてるから大丈夫」
夕華「そうなんですか?、やけにこだわっているなと思ってたんですよ 」
ラッシュ「具とかって何いれる?」
夕華「定番でわかめに野菜がメインです」
ラッシュ「豆腐とか油揚げいれないの?」
夕華「ファクトだとね・・・売ってないし、あっても高くないですか?」
ラッシュ「おー」
夕華「冷奴とかするのに醤油とかつかうでしょ? それに」
ラッシュ「それに・・・?」
夕華「なかなか思いつかないんですよ、日本料理しないから・・」

そんな夕華の家庭的なすがたに大介をからかう