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放課後キッチン
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アンドロイド夕華

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大介「そうですか、いつも忙しかったからたまにはいいんじゃない?」
母「大介・・・いまの生活に満足してる?」

すこし思いつめた表情ではなす

大介「なんだよ急に・・・」
母「満足してればいいけど・・・」
夕華「大介さんお母さんもやっぱりひとりでさみしんですよ!」
大介「ははは、まさか」

おもいっきりげんこつで殴られる大介





母「夕華ちゃんこんなバカよりもっといい男がいるから無理することないわよ?」
夕華「・・・・・それでもわたし 大介さんのことが・・・」 
母「大介!!」
大介「なんだよいきなり殴ったり急に怒鳴ったりして!」
母「あんた夕華のことどう思ってるの?」
大介「どうって・・・」
母「ただの遊びじゃないかってことよ!
 彼女は本気じゃない!!」
夕華「!!」
大介「バカにするのもいいかげんにしろ!」
母「本気なの?」
大介「当たり前だろ?」
母「じゃあ夕華にちゃんと付き合いますっていいなさいよ!」
大介「な・・・!?」

急な展開におどろく大介、まあ 夕華に正式に交際しますなんていってないな
なんでしってるんだ?
夕華の顔を見るとオレの言葉を待ってる様子がわかる

大介「・・・オレは、・・夕華、林夕華のことを一生大切にします」
母「大切? 愛してるじゃなくて?」
夕華「わたしも・・・」そういって涙ぐむ夕華

突然の告白に夕華はその場で号泣する
オレはその姿をつよく抱きしめるしか出来なかった

母「夕華ちゃんのこと一生大切にしなさいよ!」
大介「なんだよ急に・・・」
母「母さんはね、大介が夕華ちゃんのこと本気でいるかしりたかったのよ」
夕華「お母様、ありがとうございます・・・」

夕華が泣き続けるのをやさしく抱擁し安心させるしか出来ないオレ
すこしずつ安心をとりもどす

母「大介、こんど夕華ちゃんといっしょに日本に来ない?」
大介「・・?、日本?」

いきなりの母の提案におどろいた!
まさか日本に行くことになるとは・・・



大介「え?、なんで日本に?」
母「じつは取材の中に機械関係のものがあるのよ、
 あんた詳しいでしょ その仕事を手伝ってほしいんだ」
大介「やっぱり・・・」

オレの母親はなにか理由がないとこういったこと誘わないの知ってたからな
日本か・・・すしの本場か
そういえば食べたくなってきた

母「旅費はわたしが出すからさ」
大介「当たり前だ! まったく・・・」
母「夕華は日本ってはじめてでしょう?」
夕華「はい」

うれしそうな夕華
日本はおろかファクトから出たことないから興味津々

母「夕華もつれってもいいじゃない?」
大介「べるにいいんだけど・・」
夕華「・・・・」

心配そうな顔の夕華
そんな夕華をみて大介の所に近づく母

大介「大介、新婚旅行費用ぐらい出してあげるっていってるんだけどなー・・・」
大介「し・・?」

新婚旅行って・・・まあ出してくれるのはありがたいけど
言い方があるだろう
夕華ものすごくよろこんでいる様子

母「それとも何? 夕華だけ置き去り?」

ざんねんそうに寂しそうな表情をする

大介「・・・よろしくお願いします」
母「じゃ決まりだね」
夕華「ありがとう、おかあさん??」

母親にだきつく夕華
(普通オレじゃないのか・・?)

大介「ま、まあともかく一緒にいこうか」
夕華「・・・はい」

・・・・・・




その日は母さんが夕華の部屋に(もともとは母さんの部屋なんだけど)泊まり
オレと夕華は文字通りおなじベッドで一夜を共にする

その夜はさすがにとなりに母親がいるんで・・・
さすがに・・ね?
(一回だけしました)

その日の朝の夕華の上機嫌になこと
いつもは質素な朝食が(嫌いじゃないんだよ)豪華になっていた

「いただきます」
母「あさからこんなに豪勢ね」
夕華「フフフ こんなものですよ」
大介「おかあさんどうだい?」
母「しっかりした奥さんで安心したわ」

夕華(やだー 奥さんだなんてー?)

夕華の妄想でした

大介「おはよう」

キッチンにさいしょにはいってきたのは大介
その朝食のあまりの変わり様に驚く

大介「あれ、これ・・・」
夕華「フフ、いつもこんな感じですよ?」

そのあと起きたばっかりの大介の母がはいってくる

母「・・・おはよう」

夕華の懇親の朝飯に目もくれずに冷蔵庫をあける
・・・まぁ 普段からズボラだったし
オレしかいなかった頃はオレが作らなかったし
そのころの家族のモットーは自分のことは自分でだから・・・

夕華「おかあさん! せっかくがんばって作ったんだから食べて下さい!」

おかんむりの夕華 よっぽどくやしかったんだろう

みんなで朝食いただきます

更新はあとでしまーす



大介 夕華のはじめての旅行のために準備をするために街に買い物に行く

大介「そうだな、アタッシュケースにパスポート申請して・・・」
夕華「だいすけさん、バナナはおやつにふくまれますか?」
大介「・・・」どこでそんなこと覚えてくるんだ?

??「・・・・ぉ-ぃ」

遠くで誰かがオレたちに気づきこっちに向かってくる
ラッシュだ
・・・・なんだ? あいつスキップしながらこっちに来てる

ラッシュ「うふふふ〜?」
夕華「ラッシュちゃん・・・」
大介「変だ」
ラッシュ「お、今日は大介とデート? ふふふ?」
夕華「どうしたの、ラッシュ・・・?」

いつもの男勝りな態度と違いすこし戸惑う

ラッシュ「じゃーん、コレ見て!!」

そういって左手を夕華たちにみせる
その薬指にはシルバーリングが輝いてる

夕華「かわいい」
大介「婚約指輪みたいに派手なやつだな」
ラッシュ「・・・失礼な、婚約指輪だよ 本物!」

・・・!!

夕華「え?」
大介「えーー!?」

夕華「いいないいな、どうしたのこれ?」

ラッシュさとしとプロポーズしたことを説明
それを親友として喜ぶ夕華

夕華「ラッシュちゃんおめでとう」
大介「さとしも大変だな、これから」
ラッシュ「え?」

そういって胸ぐらをつかむ
かなりお冠のラッシュ

夕華「いいなぁ、わたしもほしいな」

そういいながら大介をみつめる夕華

大介「今はダメだよ! まだ他にいろいろ買い物あるし今月ピンチなんだから」
夕華「えーー?」
ラッシュ「やっぱり婚約指輪って愛の証だからね、いいでしょ?」
夕華「ほしいほしい」
ラッシュ「ムリいったら駄目だじゃん、高いんだから・・・」
大介「そーそー」
夕華「かってくれないの?」

あきらかに不機嫌になる夕華
そりゃそうだ、
・・・・・・・・・


夕華の日本旅行への買い物準備はすんだのですが・・・
ラッシュとの別れてから終止期限がよくなかった
買いものが終わった後部屋にこもりっきりで出てこない
・・やっぱり 買わなかったのが原因なんだろうな・・
夕華の部屋の前

大介「夕華?」
夕華「____」返事がない
大介「・・・はいるよ」そういって部屋に入る

自分のベッドの中に毛布にくるまって夕華の姿が見えない

大介「・・・夕華、怒ってる?」
夕華「だって、大介さん 私のことスキじゃないんでしょ?」

キョロキョロとまわりを見回し誰も居ないことを確認