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放課後キッチン
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アンドロイド夕華

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むつみ「よしきくん? このグラビアの写真なんだけどさぁ、差し替えできない?」
大介「大介です!」
むつみ「?」

ふりかえりその顔をみるむつみ、
よくわかってないのかじっと見る
・・・・・あ、メガネかけた 見えてなかったのか・・・

やっと気づいた様子

むつみ「大介じゃない、久しぶり ・・・大介でいいんだよね?
かずみさんなら、 お母さんならかえったわよ?」
大介「じつは・・」そういって話しだす
むつみ「・・・」

真剣な眼差しで聴き入るむつみ
(その時の顔が綺麗に見えるから不思議 仕事すきなんだね)

むつみ「もう一回ちゃんと話してくれる? 細かいところまで説明して!」

メモとレコーダー持ってくる

大介「取材してるんですか?」
むつみ「気にしないで、いつもの癖だから 取材NGね」
大介「内密でおねがいします」


・ ・ ・ ・
むつみ「この事は他の人にはなした?」
大介「え・・・さとしってひとだけです、どうしたんです?」
むつみ「それ以外はない? ないのね・・・?」

深刻な顔のむつみ 

大介「・・・どうしたんです 真剣な顔して」
むつみ「え? そう・・・?」

必死に話をそらそうとしているのはわかる

大介「なにか分かります?」
むつみ「大介ちゃん、この事はわすれなさい・・ね?」
大介「でもきゅうに消えたんだよ? 体中を炎につつまれて・・・なんだか気味が悪いよ」

しばらくの沈黙

むつみ「その質問だけは答えても差し障りないわね、それは”炎核移動”というものよ」
大介「炎核移動?」

聴いたこともない言葉に戸惑う大介

むつみ「タイムポーテーション・時空移動の一種よ」
大介「時空移動・・・すきな時代にいけるってことか」
むつみ「炎の陽炎のひずみから時空の壁をひらくとあるわ、この方法で実際に移動できるかは不明だけど・・・」

大介「ふーん」
(あいつが来た方法がなんとなく理解できた、だから時間を大体といっていたのか・・・)


むつみ「これはルーの書物に書かれていたらしいけどね」

大介(紫と名乗る男はルーか、ルーは夕華のことを心配して・・・それで俺に・・・)

夕華だけは特別なのか、それとも・・・

むつみ「でもHOSSが4つもあるなんて、2つだと思ってたのに・・・!!」

大介の顔をみるむつみ、なにか口を滑らせたようだ

大介「やっぱり、HOSSについてなにか知ってるとたんだ」
むつみ「・・・ほんとうに此処から先の事は誰にも言っちゃダメよ、命にかかわることになるから」
大介「2つは把握してるってことか・・・」
むつみ「でも4つではなく2つかと、1つは日本にある”雅(みやび)”そしてマザーコンピュータの”舞”だけのはずなのに・・」
だいすけ「雅、舞? それに日本だって、合衆国にあるはずじゃ・・?」
むつみ「彼はHOSSに名前をつけてたみたいのよ、それに日本には研究のため隔離されているだけ 実際に発見されたのは合衆国なの」
大介「でも」
むつみ「今のことは黙っておくからこれ以上関わるのをやめて、ね?」

大介へ詮索しないことを約束させむつみは外へと追いやる
むつみ「優ちゃんのことはさっき連絡が来たわ、かずみさんに連絡しとくわじゃあね!」

ドアを閉めカギをかける

・・・・・・

気になる むつみ姉は何かをしっててかくしてるのか?
かんがえてもしょうがない、夕華を迎えに行かなくっちゃ


さとし「そうですか・・・」

夕華たちの元へ駆け寄る大介

大介「悪い悪いおそくなって、ん?どうしたんだのみんな暗い顔をして・・」
ラッシュ「お前も大変だな、わるかったよ・・」
さとし「・・・お悔やみ申し上げます」
大介「夕華・・・話したのか、優のこと」
夕華「だって、大介さん・・・」

涙ぐむ夕華

大介「ありがとうみんな、でもいつまでもくよくよしてる暇ないよ」
夕華「!!」

大介「仕事のデチューンが山積みなんだ!!頑張るぞ!」

全員がコケる、空気が一変しいつもの雰囲気に戻る
夕華を見つめる

大介「それに夕華に悲しい顔ばかりさせるわけにいかないからね」
夕華「大介さん??」

そういって抱きつく

ラッシュ「熱い熱い、魅せつけてばっかりお邪魔かしら?あたしたち」
さとし「そうふくれないの・・・」

さとしもラッシュを抱きよせる

(夕華はまもってみせる、どんなことがあっても・・・)


・・・?あれ?
 
そこは夕華の部屋、いつもはスクールに行く時間だけどもこの日はお休み

夕華「朝早くから大介さんに朝食つくって
それから家庭菜園にじょうろで水やり
したいんだけど・・・動かない

??

でも台所には朝食ができてたんです!
ベランダにある家庭菜園も水やってましたし」

大介「朝食ありがとう」

夕華「それで着替えてでたんですね」

大介「昼間 いなかったね」

大介は夕華が休みなのもしってたので何処かへデートにでも行く予定だったらしい

大介「どこにいってたんだ?」
夕華「それなんですよ、」

大介(??)なんだ?

夕華「着替えてた時に由佳がいたんです」

由佳とは夕華しかしらない友達のことらしい
不思議とラッシュたちはおろか
オレの友達もしらない(でたきていませんが)
心配になって調べたがわからなかったが
危害を加える存在でもないので気にはしなくなった
まぁ友達ができることはいいことなので話を聞いている

大介「由佳がきたんだ、それでどっかいってたんだ」
夕華「そうなんです面接に付き合ったんですよ」
大介「由佳の?」
夕華「わたしのですけど」
大介「え・・・?どっか働くことになったのか?」
夕華「前に課外研修した保育園あったじゃないですか」
大介「あーあそこ、毎日?」
夕華「スクールにもいかないといけない臨時講師です」

夕華も働くことにしたのか、保育士ならピッタリかな?

大介「それじゃその由佳と三人で食事にでも行く?」
夕華「そうですね 今度聞いてみます?」

大介(うわさの由佳にあえるのか ちょっとたのしみだな)

後日大介の自宅にて

孝「どんな娘なんだ?」

こいつはクラスメートの一人桑野孝
ぶっきらぼうだが頼りになる友達だ

駿「んー、でもその由佳ってそんなおんなの子しらないなー」

山本駿 別名種馬
クラスメートであり友達だがこいつは大の女好きでファクトにいる女の子の事なら全員知ってると豪語するぐらいしっている

大介「やっぱりしらないのか・・・」
駿「その娘の特徴でもわかればなんとかなるかもしんないけど」

大介「特徴か、・・・」
夕華にあとで聞いてみるか
リビングにお菓子をとりに扉を開ける

??「・・・はーい、こんにちわ」

手を振り挨拶を交わすおんなの子、たぶんこの娘だ!

大介「こんにちわ」

あいさつをかわしお菓子をとりにリビングにいきそのあしで夕華のもとに行く
(来てたのか、よし誰なのかきいてみよう)

大介夕華の部屋の扉を開ける

大介「コーヒーとお菓子もってきたけどいる?」
夕華「あ、ありがとうございます」
大介「あれ?由佳は・・?」

そこに由佳の姿はない夕華一人だ

夕華「由佳ですか?かえりましたよ」