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KKG将棋部の日常

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2話 土曜日の日常



翌日の土曜日 今日も午前は授業である

そして午後から教室は将棋部のたまり場と化す

「ハーッハッハァァァ 龍降臨!」
「馬鹿か 香車でそいつは仕留められるぜ」
「すいませんでした。戻ってくださいお願いします」
「やだよー」

「王手角取りーーーー!!」
「まてまて?! すでにお前に王手がかかってるからな?」
「あ」


将棋部って・・・・・なんだろうね (笑顔)




「たのもー」

そこに入ってきた螺旋尾先生
「たのもー」とか言ってるから昨日のリベンジなんだろうな~

螺旋尾 「さぁ 部長はどこだ?」

部長 「何ですかな?」

今日は筋トレ部に行っていない筋トレ部部長こと部長がいる

螺旋尾 「お前じゃ相手にならん 本物をだせ」

部長 「私も一応筋トレ部部長なんですな!」

螺旋尾 「将棋部部長にリベンジがしたい」


・・・・・昨日 初手から「王手」とかほざいていた顧問がいきなりカムラ指名だと?!


カムラ 「いいでしょう 手加減はしませんよ?」

螺旋尾 「当然だ」

2人は将棋盤を挟んで向き合い対局を開始した


螺旋尾 「えっと・・・・確か・・・」

思わせぶりな発言をしながら駒を動かす螺旋尾先生
昨晩は「穴熊」を勉強したのかな?


カムラ 「それは穴熊ですか?」

螺旋尾 「さすがだな・・・・そう 穴熊 だよ」

なるほど・・・初心者らしい安定的な守りをする気か


カムラ 「穴熊は簡単に崩せるって・・・・知ってましたか?」


カムラは「穴熊崩し」を発動すべく、龍を使って螺旋尾先生の香車を奪う


だが そこで螺旋尾先生が謎の笑いを見せた


カムラ 「何ですか先生? 怖いですよ」

螺旋尾 「いや~ 将棋部部長でもミスするんだな~って思って」

すると螺旋尾先生は角を配置した

螺旋尾 「王手飛車取り!」

カムラ 「ぬあっふ!?」


せっかくの龍を奪われたカムラ・・・・・これがカムラでなければ勝機はあった
なぜならカムラは飛車使い
つまり 飛車がなければ負けも同然なのだ
ぐち フツタチ ミラバ あたりの角も使える奴ならなんとかなったかもしれない

螺旋尾 「王手金取り」
螺旋尾 「王手」
螺旋尾 「王手」
螺旋尾 「王手」


螺旋尾先生の「王手」ラッシュに耐え切れず、詰まれたカムラ・・・・・



フツタチ 「カムラちゃん・・・・どうした」
カムラ 「先生が予想外に強い」
ぐち 「昨日の100倍は強いんじゃない?」
部長 「?」 (←昨日の螺旋尾先生を知らない)


螺旋尾 「どうしたんだねカムラ君? 君の自信はどこへ行ったのかな?」

カムラ 「敗因は・・・・王手飛車ですね」

螺旋尾 「まぁ ボクも勉強したからね~」

tatsu 「一体何したんですか?!」

ぐち 「確かに気になる」


螺旋尾 「そんなことよりさっき降りた部費で新しく将棋盤と駒を買いたい」

フツタチ 「確かに・・・今は2セットしかないからな~」





ってわけでショッピング中の将棋部たち

tatsu 「どこに売ってあるのかな~?」

螺旋尾 「さぁ?」

   
    おい コラ!


カムラ 「どこにあるか調べたんじゃないんですか?」

螺旋尾 「じゃ とりあえずあそこでジュースでも買おうか」


     ちょい待て おい!


フツタチ 「先生・・・・部費は大切に使いましょう」


なんて 聞いてない螺旋尾先生は勝手に買いに行ってしまった


ぐち 「あの先生・・・大丈夫かなぁ?」






螺旋尾 「おーい 喜べ ジュースを買ったらくじ引き券が貰えたぞ」

カムラ 「いくつあるんですか?」

螺旋尾 「全員分あるぞ? なんせ1本買うと1枚貰えるらしいからな」


   へぇ~


螺旋尾 「ちなみにジュースの味は 小豆サイダー だ」


   何その得体の知れない味は?!


部長 「ところでくじ引きはどこでやってるんですかな?」


螺旋尾 「ほら・・・・そこ」


螺旋尾先生の指した先は・・・・・人ごみ


ぐち 「あの・・・・もう少し詳しくお願いします」


螺旋尾 「いや・・・あの人ごみがくじ引きの取り巻きだよ」


   マジですか?!


螺旋尾 「なんせ1等は海の見える旅館に泊まれる宿泊券10人分とか」


   なんだか都合のいいクジですね


螺旋尾 「ま、行ってみようか」




カムラ 「残念賞のティシュ」
ぐち  「同じく」
tatsu 「同じく」

フツタチ 「私が見本を見せてやろう・・・・来ーーーーーい・・・・・・・・・3等の缶コーヒー」

部長 「俺が行ってみるんですな・・・・・・・・・ありが等?!」

螺旋尾 「竜王とミラバも残念賞か・・・・・ラストはボクだけだな」


ゆっくりと歩いていく螺旋尾先生


螺旋尾 「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」


子供かよ・・・・っと突っ込みたくなる光景だ


螺旋尾 「どうだ!・・・・・・・・・・・・」


カムラ 「残念賞ですか?」


螺旋尾 「1等・・・・・でた」


ええええええええええええええええええええええ


作品名:KKG将棋部の日常 作家名:みなみ